見出し画像

発酵食品大好き先生お二人を、ご紹介! 「菌は友達♡」

おはようございます、Martです。
たまには食事で心がけていることを書いてみます。

ぼくは“納豆”を始めとした「発酵食品」が大好きです。

基本的に、毎度の食事にはできるだけ発酵食品を取り入れるようにしてます。

お酒と納豆は言うに及ばず、味噌汁や漬物もマストですし、ヨーグルトと以前紹介したお酢、最近醤油は少し控えめにしてますが、梅干しやキムチなども大きなパックが必ず冷蔵庫に入ってます。

まあ、専門家ではないので詳しいことは他の方におまかせしますが、菌がぼくのカラダを守ってくれているのは感じています。

そんなぼくが密かに“師”と仰いでいる人が2人います。

お一人めは、小泉武夫先生。
そしてもうお一人は、福岡伸一先生。

今日はこのお二人の簡単な紹介を中心に書いていきます。

何でも食べてみる!小泉先生の壮絶食習慣。

画像6

小泉武夫先生は、1949年福島県のお生まれ。
現在東京農業大学を始めとする6つの大学で教鞭をとるかたわら、新聞の連載コラムや「丸ごと小泉武夫マガジン」というWEBサイトを運営し、発酵食品についての啓蒙活動をされております。

詳しくはリンクにてご確認いただきたいのですが、正に“日本の発酵食品の第一人者”といえる方です。

ぼくは以前Podcastでやっていた「ラジオ版 学問ノススメ」という番組で彼を知りました。
その時の話があまりに面白かったので、すぐに彼の本を買って読んでみましたよ。
最初に読んだのは、「不味い!」というタイトルの本。

小泉武夫不味い!

今Amazonで調べたら、すでに絶版になっているようですが、彼の幼少期からの“食の冒険”について書かれています。(古書はあるようです)

その“冒険心”たるや、インディー・ジョーンズ何するものぞ!という迫力のあるもので、この本一冊でぼくは彼のファンになってしまいましたw。

続けて、こんな本も読んでます。「怪食対談 あれも食った これも食った」です。

小泉武夫怪食対談

これもすごい本でしたね。

一応この本でも「小泉教授」となってますが、とてもエライ大学教授の行いとは思えません^^;。

とにかく、カラダを張って、学問している方です。

もう一つご紹介したいのは、「菌が地球を救う!」という本。

小泉武夫菌が地球を救う

この本も、人間の周りに「うじゃうじゃ」いる菌が、人間の健康を守ったり環境問題を解決する!?という本で、「いや〜、菌を大事にしないといけないな〜」と思わせてくれます。

今回紹介した3冊はまだ中古では買えるようですので、見つけたらぜひお読みになることをオススメします。
こういった“学術ネタ”の本としては、とっても軽くて読みやすいし、何より面白い本ですので、アッという間に読めちゃいますよw。

「動的平衡」といえば、福岡先生

福岡伸一先生は、1959年東京生まれで、現在青山学院大学の教授を始めロックフェラー大学でも教えていらっしゃいます。

元々は農学系の食品工学など、バリバリの理系学問を中心に学んでいらっしゃいましたが、なぜか2011年に突然“文転”w。青山学院大学総合文化政策学部教授となっていらっしゃいます。
この辺りの経緯も先程のPodcast「学問ノススメ」で語っておられましたね。

彼の代表的な著書は「動的平衡」という本ですが、

福岡伸一動的平衡

内容としては「人間は考える管である」「なぜ、あなたは太り続けるか」
「ES細胞は再生医学の切り札か」「種を超えるウイルス」
「アンチ・アンチ・エイジング」
などなど、目次を読むだけでも興味が沸くか、本を閉じるかしてしまいそうな内容となっており、一読の価値はあります!^^;。
が、ちょっと読みにくいかもしれませんが…。

そんな方が最初に読むべき福岡先生の本は、こちらです。
「生物と無生物のあいだ」

福岡伸一生物と無生物

こちらは前者に比べれば、読みやすい本だと思います。

「動的平衡」の中でも語られていますが、「人間の中身は外側である」という説が出てきます。

一瞬「は???」っていう感じになりますが、人間(っというか生物)は、口があって肛門があって、その中を食物を通すことで栄養分を吸収して生きていますね。
つまり、口と肛門のあいだ、口中とか食堂とか胃とか腸の内側は、人間の内側とは接触がなく、“外側”だと言うことです。

これが「人間は考える管である」といわれる所以です。
ミミズのカラダを思い浮かべれば、わかりやすいかな?

文章で説明するのは難しいですけど、考えてみればその通りですね。

また「動的平衡」とは、「動きながらバランスを取っている」という状態の事で、進化の過程を表しています。

玉乗りをするピエロが、ずっと足を動かしてバランスを取っているのを思い浮かべてください。

生き続けていくためには、つねに変化を求められる、というテーマの本ですね。

ここにも“人間以外の他者”の存在が必須で、それが「菌類」である、というお話です。

っというわけで、「菌」をお友達として生きていくのには、とても参考になります。

学ぶと健康になる学問が、最高!

世の中にはたくさんの本や学問があるのですが、「菌類の研究」は確実に「あなたの健康の、役に立つ」と思います。

「“菌類”なんて、聞いただけでも震えが来る!」という潔癖症の方もいらっしゃるかも知れませんが、あなたのカラダの中にも外にも、確実に菌類はいるのです。

一説によると、体重の10%以上が「菌の重さ」だといわれます。
体内菌と表皮菌は合わせて2キロと、ハッキリ言う学者さんもいらっしゃいます。

信じるか信じないかは別として、全く“無菌状態”の部屋などは非常に稀だし、もし作れたとしてもそこを一歩出れば外には「うじゃうじゃ」と菌がいるわけですから、菌と共存する方向を考えたほうが得策、と思うのはぼくだけではないでしょう。

菌と仲良くしましょう!

っというのが、今回の結論かな?w

発酵食品について学び、菌類を味方にすることで“健康”なカラダを作ることを目指しましょう。

ではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?