kowaquicktomaこわくいとま
方丈記のようにコロナの時代を記録します。
読書の記録をまとめております。
オープンしたお店の1人目の客になるために奮闘する男を描くノンフィクションです。 #ノンフィクション #1人目の客
タイトルの通りです。短編小説を集めています。
新聞各紙のコラムについて書いたものをまとめています。
普通って何をもって普通なんでしょう。 いま、阪急電車に乗っております。阪急の普通は「各駅停車」のことです。全ての駅に停車するのが「普通」なんですよ、という阪急電車からのメッセージです。普通という言葉には発信者が何を普通と捉えているかのメッセージが込められています。 そんなん普通のことやんか。 これは阪神の岡田監督の試合後のインタビューでよく聞いたコメントです。 私たち試合を観るしかできない人間にはわからないプロの技や駆け引きなどについて、記者に質問された際に「そん
昨日東京入りしたので初めて渋谷のハロウィンを体感できるのではないかと思っていたら今年はハロウィンをやらないと知り、自分のタイミングの悪さに慄然とする。慄然の使い方が合ってるかどうかわからないが気分は慄然である。 今回の東京出張はいつもの歌舞伎町あたりのホテルではなく、都庁とかのあるあたりのホテルに宿泊させてもらった。 いつもアホの一つ覚えみたいに同じ居酒屋へ呑みにいくのだが、そのお店は歌舞伎町のど真ん中にあるし、今回泊まらせてもらうホテルからは遠いので、知らないお店に
ライターで翻訳家の桑畑優香さん、コリアン・フード・コラムニストの八田靖史さん、音楽ライターで「K-POP番長」の異名をもつ、まつもとたくおさん、朝日新聞「好書好日」副編集長の吉野太一郎さん。帯に書いてありましたが皆さん、「エンタメや食の分野で20年以上取材を続けてきた人気ライター」だそうです。そんな皆さんが「韓流ブームの歴史と未来」を語り尽くす一冊! 私は身の回りに韓国文化やK-POPにめちゃくちゃ詳しい人が何人かいらっしゃいまして、そんなこともあったのかなかったのか、
再び新聞の俳句と短歌をチェックすることにしてからまた創作意欲がわいてきました。良作に触れることは何よりも刺激的です。 10月21日週の新聞各紙俳壇歌壇チェック。 ⭐︎10月21日の読売俳壇 ●妻の味忘れてゆくよ萩の餅 あんなに愛しかったのに月日の経つということは残酷なものです。まず声を忘れ、匂いを忘れ、やがて肌触り、姿かたちも忘れてしまう。写真もあるし動画もあるけど、それでもやがて忘れ去られてしまうのです。あんなに定子に執着していた一条天皇が彰子の子を産むことになった
趣味はオープンしたお店の1人目の客になることです。 京都の喫茶店といえばイノダ。高田渡の「コーヒーブルース」でも歌われている名店です。本店は堺町三条を下がったところにあるのですが、堺町三条を東へ少し歩いたところには「三条店」があります。円状のカウンターがあり、その円の中で調理をされていたように記憶しておりますが、なんせ最後に行ったのがもう何年も前のことなので随分曖昧な記憶です。 その「三条店」が本日午前10時にリニューアルオープンするということで、お店が新しく生まれ
ルーティンに縛られすぎている気がする。 例えばこのnote。 820日以上連続で更新しているので、 この記録を消したくないから、 とにかく何か書かなければならないと、 もうその一心で 今日だって今この文章を せっせせっせとスマートフォンのメモ帳に 打ち込んでいるわけなんですが、 こんなことになんの意味があるのか、と 冷めてしまってる自分もいる。 そんなことなら 週に一度、あるいは月に一度、 渾身の文章を投稿すべきなのではないか、 しかし、いまは毎日投稿しているから、 ある
趣味はオープンしたお店の1人目の客になることです。 転じて、客でなくとも1人目に何かすることも趣味になりました。阪急西院駅のエレベーターに1人目に乗ったのは私です。そのことについては明石家電視台に出たときにも話をして出演者の皆さんに面白がってもらいました。 選挙の際に投票所で1人目に投票することも趣味にしています。 期日前投票があるので、いくら選挙当日に1人目に投票したところで1人目に投票したことにはならないのでしょうけど、投票所で1人目に投票する人にはその人にしか
今日は三条会商店街でハロウィンのイベントが開催されます。七月の七夕夜市ほどではありませんが、この日も例年、三条会商店街がとてつもない人に埋め尽くされます。どこから湧いて出た?と思います。外国人が多いわけでもなく、おそらく基本的には近隣の住民が集っているとみられるのですが、そうだとするならさすが京都市中心部。底力をみる思いです。昨年はおそらく名探偵コナンのコスプレなんでしょうけど遠目には銀シャリのツッコミにしか見えないおじさんがいました。 界隈の少年少女たちにとって、この
#おいしいお店 趣味はオープンしたお店の1人目の客になることです。 先月末に1人目の客になった四条烏丸の三田製麺所がMPキッチンTVという公式YouTubeチャンネルでオープン当日の様子をアップしているのですが、そこに私、ちゃっかり映っております!映っているどころか、1人目の客としてインタビューまで受けております。 つけ麺をはじめて食べた私。 初めてが三田製麺所さんやったので、つけ麺自体のハードルが上がると思います。という、なかなかええ感じのコメントを残しておりま
#読書感想文 星新一の文章には定期的に触れておきたくなります。簡潔でありながら不足しているものがなくとにかくわかりやすいし、これは巻末の解説に荒巻義雄さんという方が書いていて「確かに」と思ったのですが、星新一の小説は舞台がいつ、どこなのかわからないんです。例えば、星新一は「電話する」とは書いても、「ダイヤルを回して掛けた」とか「プッシュフォンを押して電話した」とは決して書かない。そのように書いてしまうと時代が限定されてしまうからです。 それに、星新一の小説には「エヌ
#散歩日記 趣味がオープンしたお店の1人目の客になることで、その趣味についてまとめた本も出版しているのですが、そんな私ですから町を散歩しながらどこかに新店がオープンしないか、というのを日々探しております。 探すときのコツは探さないこと。 何を言っているんだこいつはバカじゃないのかと思われるかもしれませんが、「探す」というのはどこか一つに焦点を絞ってしまうということであり、そうすると視野が狭まり、かえって見つかるものも見つからなくなるのです。だから探すときのコツは探さ
#わたしの勉強法 世の中には「1日10分でマスターする英会話」的な時間をかけず合理的に学びたい人に向けた本や動画が溢れております。そうやって楽に勉強したい人が多いということでしょう。 いまはとにかく時間が足りない。みんな時間が足りないと思っています。時間が足りないけど学びたい。学びたいけど時間が足りない。じゃあ、どうすればよいかといえば、なんとかして限られた時間で学びに結果を出さなければならない。そうするには「1日10分でマスターする英会話」的なメソッドが必要になると
ちがいのわかる人のための京都ジン『京都のき〜KEY OF KYOTO〜』創刊号は表紙の蘇我鹿男さんへのインタビュー記事中心でしたが、vol.2は創刊号の反省も踏まえさらにパワーアップします。2月10日の涌井大宴会in磔磔にて発売予定です。よろしくお願いします。
誹謗中傷炎上騒ぎにデマ拡散と近頃のSNSには悪いことしかないかのようですが、一日に何個かは役に立ちそうな情報も混ざっており、その点のみを見つめていれば有益でしかありません。恋は盲目といいますが、あれは相手の有益な部分しか見えていない状態のことを言うのでしょう。 そんなSNSのお役立ち風情報は画像を保存したりノートにメモしておいたりするのですが、先日メモした情報に「ダニングクルーガー効果の曲線」というものがありました。 これは縦軸が「自信」で横軸が「知識・経験」になっ
俳句脳と短歌脳を脳内に持続させるには俳句と短歌に常触れておくことが必要です。たぶん他のあらゆるものにも共通することだと思います。 10月14日週の新聞俳壇新聞歌壇をチェックします。 ⭐︎10月14日の読売俳壇 ●名月や間もなく子牛生まれさう 月の満ち欠けと生命の誕生には相関があるらしいですよね。 ●爽やかといふ一言に尽きにけり 残暑から解き放たれた瞬間。爽やかっていう秋の季語はこうやって使うんですね! ●新米は先ず塩むすび大きめに 新米といえば塩むすび!確かに大き
ようやく新札に慣れてきました。 慣れる前は旧札と新札を持っていたら率先して旧札を会計に使っていましたが、慣れてくると今度は逆に新札を先に使いたくなります。 価値観が大逆転した瞬間です。 戦前と戦後では先生の言うことが正反対になったという話を知っていますが、そのような一大事でなくとも、世間にはこの程度の価値観の大逆転は溢れていることでしょう。 ちょっと前まであんなこと言ってたくせに!というのは割とよくあることでして、特に政治家の先生なんかはかつての発言について何