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エッセイ

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ノンフィクション、実録エピソードです。生きづらさ、自己肯定感、悩みが中心。
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2024年6月の記事一覧

私は段取りができない

私は段取りができない

 ああ。今日という日が来てしまった。夏至? 満月? 大祓? どれも違う。本日21日は、クラウドファンディングで購入したサウナチケットの有効期限だったのだ。

 私は段取りができない。前の記事で「私は料理ができない」と書いたが、じゃあ一体私にできることってなんだろう? 少なくとも息はできる。排泄もできる。……これ以上はやめておこう。ただでさえ〇毛ヘア(夫から「ネットで陰〇とか書かないで!」と頼まれた

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クソな現実は酒と夢小説でふきとばせ

クソな現実は酒と夢小説でふきとばせ

【趣味全開】二次創作の長編を完結させるという偉業

ある夢小説サイトの、長編作品が完結した。ジャンルはH×H(界隈では「狩人」とぼかします)で、相手は私の最推しであるイルミ(界隈では「📍」と呼ばれます)である。

それは完結まで数年かかった超大作で、たぶん文字数にすると10万文字くらい。本当にすごいことだ。

二次創作サイトで読める長編作品には、圧倒的に未完結の方が多い。小学生の頃から布団の中で

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人に振り回されない

人に振り回されない

 「脱・陰毛ヘア」を目指して予約をしていた明日の美容院を、キャンセルした。はい、せーの。

 はぁ~~~?

 昨日の記事であれだけ「金曜日に楽しみな予定がむふふ」とか「週末に母校の同窓会がドヤァ(私の定義では同窓会に行く奴はリア充である。よってドヤる)」とか騒いでおいて、何キャンセルしてんの? 決してお金が惜しくなったわけではない(ちょっとはあるけど)。時間がなくなったのだ。

 美容院でトリー

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陰毛な話で恐縮です

陰毛な話で恐縮です

 息子が8歳になった瞬間、私は鏡を見て「これ、陰毛じゃねえか……」と呟いていた。よくある落ちていた・付いていた系ではない。自分の髪の毛が、そのものだったのだ。

 昨日の痰の記事といい汚い話題ばかりで恐縮である。だって、ものすごく絶望したのだ。真夜中に夢小説をスマホで読み終えて、ふと目に入った鏡に「かがみよかがみ、答えちゃって。これは、陰毛? いえ、髪の毛です~」と、『Bling-Bang-Ban

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家の前に痰が吐かれるんだが……

家の前に痰が吐かれるんだが……

 家の前に痰が吐かれるようになってから、3ヶ月が過ぎた。

 そいつは朝に現れる。長男と夫が家を出る7時半には吐かれていない。保育園に長女と次女を連れて行く時間帯になると、必ず家の前に泡立った白いヤツが鎮座している。初めは1ヶ月おき、そして1週間おきになった。

 その度に、エントランスにいるマンションの管理人さんに掃除を依頼する。彼は愚痴を言うと必ず「僕が勤務してた前のマンションなんてね、他人の

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「集団で感じる孤独」との付き合い方

「集団で感じる孤独」との付き合い方

 飲み会で周りに座る同僚の顔を見る。みんな笑っている。上司のカスみたいなジョークにげらげら笑っている。「こいつらが嫌いだ」と思い、深い孤独を感じる。

 この種の絶望を感じたことがある人は多いと思う。学校では気の合う友人ができない。職場ではランチに誘われない。飲み会でも浮いてしまう。孤独というのは不思議なもので、誰かといる時ほど深く感じてしまう。そして集団の中の孤独ほど、辛いものはない。

 こん

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死ぬ気で好きなことに金を使え。死なないから。

死ぬ気で好きなことに金を使え。死なないから。

 レストランで一番安いものを注文してしまう。スーパーマーケットで気になる商品を見かけても値段を見て諦めてしまう。そんな、いつもお金がないあなたへ朗報だ。

 夫を石油王へチェンジしなくても、ウソの退職理由をでっち上げて転職しする必要もない。人によっては歯磨き以下の労力でできるかもしれない。私は8年間メガバンクで法人営業をして、お金持ちも、昔お金持ちだった人も、お金持ちでない人もたくさん見てきた。そ

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不倫小説の連載中に、抱えていた秘密

不倫小説の連載中に、抱えていた秘密

産後の女性はホルモンによって性欲が減る。しかし子どもが小学生くらいになると性欲が正常に戻る。みんなどう処理しているか不思議でたまらない。しかし女性同士で性の話はタブーだから、この謎は一向に解けない。男性が性欲を持つことは「男らしさ」の象徴して良しとされているけれど、女性は「いやらしい」とされているからだ。

先日、夫が高校の同級生との飲み会に参加していた。共通の知人がいて、新婚旅行でハワイに行った

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ベランダで一日を始めてみたら、いつもの朝が激変した

ベランダで一日を始めてみたら、いつもの朝が激変した

ワーキングマザーにとって最もHPが削られる時間帯は、平日の朝だ。

事件は母親が起きた瞬間から始まる。リビングではYouTubeを観ている娘や、隠れてゲームをやっていた息子が出現する。未就学児は「スカートじゃないと嫌だ(保育園ではNGだってば)」「牛乳が飲みたい(もれなく零す)」など、身勝手な要求のコンボを繰り出してくる。こちらは「始業時間あるいは会議の時間」というタイムアタックが、時限爆弾のよう

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