平地 大樹(ひらちたいじゅ)/プラスクラス代表取締役
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スポーツの試合のチケットをLPで売ったのに、2枚しか売れなかったときの話
スポーツマーケティングは「デジタルだけ」じゃうまくいかない。
ある地方都市のスポーツクラブの集客をサポートしていたとき、そんなことに気づいた。
ぼくらはクラブから予算をもらって、デジタル広告とLPの作成をお手伝いした。
それまでチケットの販売は「手売り」が中心だったから、デジタルの施策にも力を入れれば、きっとクラブの集客が増えるはず。そう思っていた。
でもいざやってみると、チケットがマジで
【企業担当者向け】スポーツスポンサーシップを120%活用するための「企画」の考え方
「スポーツクラブのスポンサーになる」
そう聞いて多くの人がイメージするのは、選手のユニフォームのロゴだったり、スタジアムの壁の看板だったりするかもしれない。
でも、考えてみてほしい。もしあなたが自分の会社で、施策のひとつとして、貴重な予算を使って「スポンサー」をやるとしたら、どうだろうか?
せっかくスポンサーについたけど、ロゴを掲載するだけで、明確な効果はわからないまま終わってしまった……っ
スポーツビジネスは「海外市場」に目を向けると、もっとおもしろくなる!
スポーツのもつ大きな特徴に「海外」とのつながりやすさがある。
スポーツは万国共通のコンテンツ。その特性をうまく活用して、ビジネスに繋げる動きがいま注目されているんだ。
ぼくは全国のスポーツクラブの経営支援をする会社をやっていて、日々いろんなクラブや企業、行政と話をしている。そのなかでも、海外市場に注目する動きが増えてきているのを感じている。
「スポーツ×海外市場」は、ビジネスとしてもかなりイ
「アスリートの人生は、現役時代がピーク」なんておかしいとぼくは思う
「引退後のキャリア」に不安を抱えるアスリートは多い。
どんなに活躍した選手でも、引退後に不安定な生活を送ることはある。オリンピックに出ても、そのあとの就職先は誰も保証してくれない。大会が終わったら、誰も覚えていてくれない。
だからスポーツ選手を目指したくても「その先の人生厳しくない?」と考えて、やめてしまう人も多い。
それってすごくもったいない。
アスリートは現役時代が人生のピークで、あと
企業が「スポンサー」をやる意味を、そろそろアップデートしてみないか?
ぼくは「スポンサー」ってものの定義を変えたい。再定義したいと思っている。
ぼくはスポーツビジネスの会社をやっている経営者だ。だからこれから話すのは、「スポーツスポンサー」の話が主なものになる。
ただ内容としては、テレビや映画などすべての「スポンサー枠」に活かせるものだと思う。なのでスポーツ業界以外の人も、もし興味があれば読んでみてくれるとうれしい!!
時代は変わった。スポンサーも変わらなきゃ
エスコンフィールドに行ったらすごすぎて落ち込んだ
北海道のエスコンフィールドに行った。日本ハムファイターズの新しいホーム球場だ。3月のオープン戦、エスコンフィールドでの初戦から2試合、そして開幕3/30の1試合を観戦した。
いや、もう半端じゃなかった。
めちゃくちゃ興奮したし、同時に、かなり落ち込んだ。
これまで自分が「スポーツ」というものを、どれだけ小さな視野で捉えていたのか思い知らされたからだ。
ぼくはスポーツビジネスの会社を経営して
すべてのビジネスパーソンに伝えたい「スポーツを仕事にする」という選択肢
スポーツを仕事にする。
そう聞くと、多くの人は「ハードルが高い」「現実的じゃない」「アスリートになるってこと?」みたいなイメージを持つと思う。
学生時代に部活に打ち込んでいたり、家族でスポーツ観戦するのが好きだったり……。なにかしらの形で、スポーツに関わったことがある人はたくさんいる。
なのに、スポーツを「仕事」にする人は少ない。
それは、スポーツが「ビジネス」のフィールドとしてもすごくお