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人と組織をつくる哲学 ―マネジメントと教育の「共通解」―

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マネジメント=管理とは「兵站(生産・物流・調達部門)を通じて限りある資源(ヒト・モノ・カネ・トキ)を把握・分配し、適時適切に適所で活かす」ことである。古来より兵站を軽んじ、人材や…
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#日経COMEMO

どんな組織も結局人間関係で決まるって話。

どんな組織も結局人間関係で決まるって話。

みなさんこんにちは、澤です。

前回の記事も、とてもたくさんの方に読んでいただいてうれしいです!

※「スキ」してる人はボクも好きです!へんてこなアイコン写真がランダムに出ますので、ぜひポチってみてくださいね!

まずはこの記事。

いやはや大騒ぎになりましたね〜〜!
創業者が追い出されて、すぐ採用するって決定が出て、元の会社が大騒ぎして、元の鞘に戻る流れに。
これが数日で起きるという、実にスリリ

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主体性を発揮できる組織をデザインするには?

主体性を発揮できる組織をデザインするには?

なかなか興味深い記事です。今後、どうなっていくのか気になります。
#日経COMEMO #NIKKEI

ヒエラエルキーか、ホラクラシーか、もちろん、どちらが優れているかということではないでしょう。上下関係がなくなる=主体性が生まれる…と短絡的に解釈されがちですが、それも違いますよね。

上司・部下がないというよりも、一人ひとりの役割や貢献を明確にして、都度互いにフィードバックしながら、見直すこと

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保育業界の働き方改革/組織開発について

保育業界の働き方改革/組織開発について

保育園とわがやの関係

わが家では、9月からパートナーが復職し、4歳と2歳の子どもが保育施設に通い始めています。保育園に通わせることの難しさに、休日に「保育園行きたくない」とシクシクと泣き始めることがときどきあります。

そして、いざ月曜日の朝になると「いきたくない!」と大泣きして、強引に着替えさせて強制連行するように園につれていくこともしばしばあります。

「ほんとうに行きたくないなら、行かなく

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「脱・年功序列」に向けた3つのステップ。魅力ある成果主義制度が人材獲得競争に勝ち抜くために必要不可欠。

「脱・年功序列」に向けた3つのステップ。魅力ある成果主義制度が人材獲得競争に勝ち抜くために必要不可欠。

皆さん、こんにちは。今回は「年功序列制度」について書かせていただきます。

これまで日本のビジネスパーソンの働き方を守ってきた年功序列制度は、近年では成果主義や実力主義の流れもあり、若手を中心に“働きがい”の低下を招く一つの要因になっています。

「一定の役職に辿り着くまでに何年もかかる」「同じ社歴ならば、能力に関係なく全員同じ役職と同じ給料」「“20代で管理職”にというのは現実的には起こらない」

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会社の中期経営計画はオジサンだけに作らせるな

会社の中期経営計画はオジサンだけに作らせるな

先日次の日経新聞の記事で、元陸上選手の為末大さんが「私たちの国は『なにかあったらどうすんだ症候群』にかかっている」、と発信していたと知りました。

この「なにかあったらどうすんだ症候群」というネーミング、言い得て妙だなとクスリとしましたが、それと同時に「ああ、こういうことって世の中の大企業でも多いよな」と頭をよぎったのです。

1.チャレンジできない大企業僕がそのとき思い出したのは、多くの企業で中

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リーダーに必要な好奇心と解像度

リーダーに必要な好奇心と解像度

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

「よいリーダーとはなにか?」というのは、昔から議論がたえないテーマです。わたしも今現在においても常に自問自答しているテーマであり、他のリーダーから学びたいと思っています。

リーダーシップとはなにかと問われたときに、いつも思い出すフレーズがあります。前職のCEOが1on1のときに説明してくれたものです。

Leadership is inspiring

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過去を向いた教育ではなく、未来の可能性のための教育にしていこう 〜『教育と愛国』と『成長戦争』の比較から

過去を向いた教育ではなく、未来の可能性のための教育にしていこう 〜『教育と愛国』と『成長戦争』の比較から

お疲れさまです。uni'que若宮です。

今日は久々に「教育」について書きたいと思います。

過去を向く『教育と愛国』の違和感先日、『教育と愛国』という映画を見てきました。

「愛国」という言葉があるように、政治的なテーマも半分入っていますが、日本の教育の問題について、改めて考える機会になりました。。。(教育に携わる方は是非みてほしいです。そして問題だと感じたらなにか変えるアクションをとっていき

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建設コンサルタント業界における人材育成についての私見

建設コンサルタント業界における人材育成についての私見

中野信悟
論説委員
パシフィックコンサルタンツ株式会社

私ごとですが、土木業界に身をおき25年を目前にしている。あらためて、土木は、国や地域の未来を多くの関係者とともに創っていくやりがいのある魅力的な業界であると感じている。

昨今、コロナ禍やウクライナ侵攻等を受けて、経済の不透明感が高まっているにも関わらず、私が所属する建設コンサルタント業界は幸いにも業績が好調である。海外インフラ関連プロジェ

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「手応え」を与えるサンドイッチ・フィードバックとは

「手応え」を与えるサンドイッチ・フィードバックとは

良いフィードバックをもらえるととても嬉しい気持ちになり、やる気が湧いてきますが、一方で、フィードバックをもらってなんだか悲しい気持ちになったり、凹んだりすることもあります。

そのような経験があるからこそ、他の人のアイデアにフィードバックするときは「良いフィードバック」になるよう気をつけています。そのなかで「良いフィードバック」に気をつけているなかで、「サンドイッチフィードバック」を自分なりに解釈

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褒めないでください!

褒めないでください!

こんにちは、ナラティブベースのハルです。突然ですが、わたし、褒められるのがとても苦手なんです!よく人の育成や子育てについて「褒められて伸びるタイプ」とか「褒めて伸ばす」とかいう言葉を聞いてきました。その度に「褒めること」を意識的にチャレンジしてみたのですが、なんともわざとらしーい感じになってしまいます。そもそも自分が「褒められて伸びるタイプ」つまり「褒められてモチベーションがあがるタイプ」ではない

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「ゆるい組織」に陥らず、心理的安全性を確保するには

「ゆるい組織」に陥らず、心理的安全性を確保するには

こんにちは、ナラティブベースのハルです。様々な組織に『ナラティブな(各々自分を語る)場』を持つことや慣習化を提案しています。そのときに初期によく出てくるのが「それぞれの事情を聞いたら収拾がつかなくならないか」「そんなパンドラの箱をあけるようなことをして大丈夫か」といった問いです。同じように『心理的安全性』をつくることは同時に「そんなことをしてゆるい組織にならないか?」「緊張感があってこその成果では

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なぜ組織や社会のダイバーシティは難しいのか? 〜「多様性」と「強さ」「大きさ」のジレンマ

なぜ組織や社会のダイバーシティは難しいのか? 〜「多様性」と「強さ」「大きさ」のジレンマ

お疲れさまです。uni'que若宮です。

このところ、「多様性」と「強さ」「大きさ」のジレンマについて考えていて、今日はちょっと現時点でのモヤモヤを書きたいと思います。

ジェンダー含め、ダイバーシティについては企業やイベントなどにお招きいただいて色々話したりすることも多いのですが、ダイバーシティが進まないのは単に個社や個人のやる気の問題だけでなく、社会や世界の構造的なジレンマがある気がして、最

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ドラマ『99.9-刑事専門弁護士』から学んだ、心理的安全性の作り方

ドラマ『99.9-刑事専門弁護士』から学んだ、心理的安全性の作り方

先月、部のメンバーとの1on1についての記事を書いたところ、過去一番の反響でした。ありがとうございます。

今日は、前回の記事で書ききれなかった、私なりの信頼関係の作り方について書きたいと思います。

前回の記事では、1on1の最後に本人に自分の発言を振り返ってもらって、気づきを言語化してもらうことが大事だと書きました。

しかし、もしも目の前にいる私が信頼できる人間でないと、気付いたことを素直に

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心理的安全性を高める為にリーダーが知っておくべきこと

心理的安全性を高める為にリーダーが知っておくべきこと

ここしばらくビジネスの世界においても「心理的安全性」という言葉を聞く機会は増えました。

漠然と「心理的安全性が高い組織は良さそうだ」と感じる人は多いと思いますが、なぜ組織づくりにおいて心理的安全性と向き合う必要があるのか、心理的安全性を高めるにリーダーはどう動くべきなのかなどについて、今回は考えていきたいと思います。

心理的安全性って何?そもそも心理的安全性って何なのでしょうか。

心理的安全

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