今日、同人誌『カナリア』の秋季号の特集だった室生犀星の詩集のエッセイを書き終えた。私は室生犀星の詩集は、初めて読んだけれど、犀星は「心の詩人」だったのではと思…
やはり、自分の特技で生きる時代になってきたのか、と思う。 私は秋に結婚を控えているが、それまでの間に出来る仕事を探している。しかし、中々見つからない。 2年…
咲き乱れている薔薇を見ていると、その赤や白や、ピンクや、紫の花びらのなかに美しく、深く、時に激しさにも似た詩が流れてくるのが聴こえてくるような気がする。私は幼い…
また一つ、気がついたことがあった。 今更か、とも思われるかもしれないが、私が何故、こんなにもパートナーであるたけさんのことが好きで好きで堪らないのか。それは、…
最近になって、よく思うことがあります。 それは、「母の教え」です。母は、私が小さい頃から、幼稚園でも、「お友達は大切に。嫌がること、傷つけることは絶対に言わない…
何かが 心の底から生まれて 大きくなり 心臓を突き破るくらいの 見えない痛みを感じた時に 声は言葉になり 白い地図の上に落ちていく それはまるで パントマイム 手のひら…
「人の意見を聞き入れるのは大事なことだけれど、けっして、左右されてはダメよ」とは、私が人間関係で悩んでいることを伝える度に、母が諭してくれた言葉だった。 ある…
視界から 雨のようにふりそそぐ世界は 目を閉じると 海馬にそそぐ川となり 流れていく 世界の声は 耳を塞いでも流れてくる 壊しても壊しても 壊しきれない壁たちの優越や …
今日は時間があるので、頭の中にあるもやもやしたものを書こうと思う。 私が一番嫌いなことは、嫌な、悲惨なとか、苦しい現状をただ「嘆く」こと。打開策も考えようと…
来週、新しい仕事がもしも決まって、働き始めるまでまだ3週間は先だから、もっともっと、詩を書いていようと思い、再びノートに向かっている。 来年は詩集を出す予定で…
眩しすぎる光のなかで 影に抱かれている あなたの顔を見たいけれど 眩しすぎる光のなかでは 指でなぞった輪郭でさえ 煌めいては消えていく 魚影のように不確かで あなたが…
春の暖かなそよ風や、花の色、甘い香り、芽吹く緑…。昔と比べたら私自身は、随分穏やかな性格になったような気がする。ゆっくりゆっくり、流れる時間の味わいのようなも…
以前、作業員のお仕事に憧れてやってみるも、結局私の足の障害のせいで先方様からNGを出されてお仕事終了になってしまったので、やはり私は事務のお仕事に戻るしかない、と…
私は相変わらず、仕事を探しているが見つけられない不安定な日々を過ごしている。私は仕事には恵まれない生まれかもしれないが、人には恵まれているのではないかと最近は…
佳い詩を書こうとか、佳いエッセイを書こうとか、 色々思いながら書く日もあるけれど、一番大事なのは私やあなたが「書くこと」がどれくらい好きかということなのだと思う…
昨日の夕飯はポトフーだった。 寒かったから、温かくて美味しかった。 作ってくれたのは母だったが、私は最近になって 母の有難みをひしひしと感じている。 私の母は、…
あおい満月
2024年5月21日 00:34
今日、同人誌『カナリア』の秋季号の特集だった室生犀星の詩集のエッセイを書き終えた。私は室生犀星の詩集は、初めて読んだけれど、犀星は「心の詩人」だったのではと思った。犀星の詩の世界は、どの詩のなかにも、あたたかく切ない人間愛があると思う。また、犀星の詩を読んでいると、自分が初めて「詩」というものを書き始めた頃の気持ちに戻ることが出来て、私にはとても、懐かしい未来のように思えてならない。また、犀星の
2024年5月13日 19:20
やはり、自分の特技で生きる時代になってきたのか、と思う。 私は秋に結婚を控えているが、それまでの間に出来る仕事を探している。しかし、中々見つからない。 2年ほど前からコロナ禍が緩和され、今までコロナで失業したりして家に籠もっていた人たちが求職し始めて、ここ2〜3年で派遣の仕事が急激に増えたような気がする。 私自身も、この急なコロナ緩和の激流に呑まれた一人で、約5年間誇りを持って従事していた
2024年5月10日 07:59
咲き乱れている薔薇を見ていると、その赤や白や、ピンクや、紫の花びらのなかに美しく、深く、時に激しさにも似た詩が流れてくるのが聴こえてくるような気がする。私は幼い頃から花が好きで、特に薔薇の花には何か特別なものをいつも感じていたような気がする。まだ小学2年ぐらいの頃、私の住んでいる千葉県習志野市には、八千代市の京成バラ園の姉妹園である谷津バラ園があってよく母や友人たちと出掛けた。谷津バラ園は元々遊園
2024年5月7日 10:51
また一つ、気がついたことがあった。今更か、とも思われるかもしれないが、私が何故、こんなにもパートナーであるたけさんのことが好きで好きで堪らないのか。それは、たけさんのなかには私にはない「強さ」があるからだ。それは、この前の愛知県に行ったときに、旧国鉄中央廃線(トンネル)や馬籠宿の急坂を登り降りしたときに、彼が「下を見て歩くな!山を真っ直ぐ見て下れ!姿勢を真っ直ぐ、踵から足を下ろして」とアドバイ
2024年5月5日 10:50
最近になって、よく思うことがあります。それは、「母の教え」です。母は、私が小さい頃から、幼稚園でも、「お友達は大切に。嫌がること、傷つけることは絶対に言わないこと、押し付けないこと、自分の意見を言う前に、まず相手の話をきちんと聞いてから、意見を言うこと」 私が社会人になってからも、母は再三「人は大切に」だった。そして、結婚したら必ず「旦那を立てろ」だった。「人を大切に、自己主張をするな、相手を
2024年4月25日 08:14
何かが心の底から生まれて大きくなり心臓を突き破るくらいの見えない痛みを感じた時に声は言葉になり白い地図の上に落ちていくそれはまるでパントマイム手のひらに伝えたい何かを宿してそれは手探りのようだけれど手探りではないあなたに意思を伝えるために声なき声が届ける詩人は誰でも生きながら詩を書いている自己という見えない世界で手探るようにしっかりとあなたは私に生き
2024年4月24日 19:54
「人の意見を聞き入れるのは大事なことだけれど、けっして、左右されてはダメよ」とは、私が人間関係で悩んでいることを伝える度に、母が諭してくれた言葉だった。 ある人は、「富士子さんは真面目で優しいから、誰の言葉も真に受けてしまうのよ。ああこの人は、こう言う人だ、って折り合いを付けられれば良いんだけどね」と言ってくれたこともあった。その人は、私と同い年の女性で、おおらかで人当たりも良い人で、私が行きつ
2024年4月24日 18:37
視界から雨のようにふりそそぐ世界は目を閉じると海馬にそそぐ川となり流れていく世界の声は耳を塞いでも流れてくる壊しても壊しても壊しきれない壁たちの優越や美しいものをちらつかせながら諭してくる生易しい教えや私を支配しようとするものはいらない鏡を覗く瞳の奥から聞こえてくる充満するカオスの声を振り切り息をしている声を探す七日間を生き延びてひっそりと大地という空に還
2024年4月20日 10:50
今日は時間があるので、頭の中にあるもやもやしたものを書こうと思う。 私が一番嫌いなことは、嫌な、悲惨なとか、苦しい現状をただ「嘆く」こと。打開策も考えようとしないで、ただただ「私はもうダメだ!」とか、「何でこうなったんだろう」とか、「世の中、生きてたってつまらない。早く死にたい。」とか、はっきり言ってやめてほしい。 上記のように嘆くのが私の母親。彼女は私を産む前から糖尿病を発症していて、お
2024年4月19日 11:47
来週、新しい仕事がもしも決まって、働き始めるまでまだ3週間は先だから、もっともっと、詩を書いていようと思い、再びノートに向かっている。 来年は詩集を出す予定で、資金はあるのだけれど、うちはあいも変わらず母が私のお金を管理している。私が名古屋に嫁ぐ時、いくらかは母と分けて持って行くつもりだが、母はなかなか首を立てに振らない。でも、私はなんとしても詩集を出す。 詩人で文化企画アオサギの代表の佐相
2024年4月14日 10:59
眩しすぎる光のなかで影に抱かれているあなたの顔を見たいけれど眩しすぎる光のなかでは指でなぞった輪郭でさえ煌めいては消えていく魚影のように不確かであなたが私の名前を呼ぶ差し伸べられた手を繋ぐその時初めて過酷な現実の一抹の優しさを知るビルの谷間に沈んでいく夕陽の赤い光があなたと私の髪を撫でて一時の別れの扉が開く音が私の肩を掴んでも胸のなかに咲いた花は風に散ること
2024年4月13日 13:23
春の暖かなそよ風や、花の色、甘い香り、芽吹く緑…。昔と比べたら私自身は、随分穏やかな性格になったような気がする。ゆっくりゆっくり、流れる時間の味わいのようなものを感じられるようになったし、物事に対しての見方や触れ方も、優しくなったような気がする。昔はこんなではなかった。いつも焦っていたし、イライラもしていた。誰かと楽しく笑っていても、心のなかは嵐だった。 詩を書いてきて、今年で21年目。長い付
2024年4月12日 07:59
以前、作業員のお仕事に憧れてやってみるも、結局私の足の障害のせいで先方様からNGを出されてお仕事終了になってしまったので、やはり私は事務のお仕事に戻るしかない、と決断し、仕事探しを再開している。と言ってもなかなかすぐに見つかるものでもないが、やるだけやるしかない。 8月の名古屋行きも、たけさんのお仕事が8月は忙しいのと、東海地方の夏は酷暑で物凄く暑く、外にも出られないぐらいだというので、8月は諦
2023年12月22日 11:29
私は相変わらず、仕事を探しているが見つけられない不安定な日々を過ごしている。私は仕事には恵まれない生まれかもしれないが、人には恵まれているのではないかと最近はひしひしと感じる。 先日、婚約者のたけさんと上野で一足早いクリスマスデートをした。ケーキは食べなかったけれど、お互いプレゼントをし合った。私は帽子をプレゼントし、彼は中指に嵌める指輪をプレゼントしてくれた。私はすごく嬉しかった。男性からち
2023年11月17日 12:42
佳い詩を書こうとか、佳いエッセイを書こうとか、色々思いながら書く日もあるけれど、一番大事なのは私やあなたが「書くこと」がどれくらい好きかということなのだと思う。 私は詩を書いて20年目に突入したが、エッセイに力を入れ始めたのはまだ4年ほど前である。 だから、文章の書き方とかのノウハウのようなものを人に語れる立場ではないのだけれど、書き続けてきて、習慣というか、ポイントのようなものは見えてきた
2023年11月17日 03:45
昨日の夕飯はポトフーだった。寒かったから、温かくて美味しかった。作ってくれたのは母だったが、私は最近になって母の有難みをひしひしと感じている。 私の母は、あまり幸せな人生を歩んでこなかった。と、子どもである私が語るのはおかしいかもしれないが、一度は財産家の息子に見初められ結婚したが、子宝に恵まれず、おまけに使用人の女からの壮絶な嫌がらせにより神経をすり減らし、何もしてくれない夫に愛想をつ