記事一覧
座ることのジレンマ〜身体的進化とセデンタリーライフスタイル
Googleで“働く人”と画像検索すると、トップの画像はオフィスでパソコンに向かって座っている人々の姿です。(2023年9月時点)
「椅子に座る」行為は、生活していると当たり前のように思えますが、人類の歴史を生態学的背景の視点から見ると特異的であり、実は非常に新しい姿勢の取り方だということがわかります。
人類の歴史を2時間の映画にすると
人類の歴史(ホモ属含む)約700万年を120分の映画に換
「からだ」の宝探し!フェルデンクライスの冒険!
今日は特別な冒険についてお話しましょう。
でもこの冒険、通常の冒険とはちょっと違います。
正解の地図(見本)もなく、探す宝も金銀や宝石なんかではありません。
この宝探しは、あなた自身の「からだ」の動きや感覚の中に隠された宝を見つける冒険です。その名はフェルデンクライスメソッド!
ちょっと名前は長いですけど、きっと自分自身の「からだ」をもっとよく知ることができるでしょう。自分がどんな動きが得意で、
「動き」のメタ認知〜WELL-BEINGを感じるための「目」のワーク
「見る」という動きは、世界を理解し、生活していく上でも、創造性を発揮する上でも大切な体験の源です。つまり、ウェルビーイングに直結する行為です。
ウェルビーイングであるために目はどんな状態であれば良いのでしょうか?
一つあげるとすれば、目を快適に動ける状態にしておくことです。
目は常に動いています。
例えば、サッケードと呼ばれる瞬時の眼球運動が、文字や物体を追跡したり、周囲の景色の情報を取り
自分の環世界を変えていく〜「からだ」のサインに気づくためのヒント①
誘導される注意動画をみてみよう
まず、皆さんにやってことがあります。
この動画を見てください。
バスケットボールをパスする人が動画には流れます。
課題はこうです。
白い服を着ているひとが、バスケットボールを何回パスしたかを数えてください。
白い服を着ているひとがボールをパスする回数を数えてください。
準備はできましたか?
では動画をみてください。
答えは15回です。
いかがだったでしょうか?
快適で小さな動きからセルフイメージを変えていく学び
セルフイメージはどう改善していったらいいのでしょう?
自分!自分!って根詰めて考えると、タマネギの皮を剥いていくように、皮は次から次へと出てきます。
捕まえてやろうと思うと途端に逃げていき、消耗してしまうかもしれません。
でも「動き」に着目するとどうでしょう?
輪郭がある身体の「動き」は「思考」より明確です。
経験を伴うので、「この感じいいな」とか、「突っ張るなぁ」とか心地よさや違和感を感
オノマトペの面白さ〜身体感覚を遊ぶように表現する
世界は名前で溢れています。
名前がわかると、その対象に意識がむき、もっと知りたいという気持ちが沸いくることがあります。
例えば、誰かから観葉植物をもらったとします。
その名前が「パキラ」であることがわかれば、その概念を足がかりにコミュニケーションをすることができますし、「中南米の河川育ちであるので水に非常に強く根が腐りにくい」とか、「種には毒がある」という情報にアクセスすることができます。
身
情動(emotion)と感情(feeling)~よく行動するための生物的な理解
行動をよい方向に誘導するにはどうしたらいいのでしょうか?
コーチング、1on1ミーテング、ワールドカフェといった対話を重ねて気づきを促す手法がビジネスの現場では取られているかもしれません。
カウンセリング、認知行動療法、作業療法といったさまざまなセラピーが医療・福祉現場でも行われているでしょう。
いろんな「how to」がありますが、生活の中で生物としての人間に着目し、情動(emotion)と