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気候変動の影響を受ける子どもたちのために、私たちは何が出来るのか考えてみた。【断熱先生のダンネツノートvol.30】
『暑い、暑すぎる……』、それが2023年の夏ではないでしょうか。
日本各地で線状降水帯がもたらす水害が発生、海外ではハワイやカナダの大規模火災も起きています……。なんというか、地球規模の気候変動の影響を、ひしひしと感じますよね。
何か対策が必要なことは分かっていても、『地球規模の話で、自分に出来ることなんて無いんじゃない?』そう思っていませんか。
実は私たちの最も身近な「住まい」、「窓」や「玄
築38年の愛着ある実家を、3世代で暮らす快適断熱住宅にリノベした話【断熱先生のダンネツノートvol.29】
建物は築30年を超えたあたりから、多くの人が「リフォーム」か「建て替えか」を考えることでしょう。
特に建物の築年数が35〜45年あたりだと、『冬は寒いし、夏は暑い…』『愛着があるから住み続けたいけど、住み心地が…』といった、家族それぞれの想いが交錯し、なかなか決断できないもの。
今回ご紹介するのは、戸建て検討当初は「新築」を考えていたものの、最終的に実家を「性能向上リノベ」する選択をされた、三
<断熱リノベ事例>“築50年の空き家”をフルリノベで最新の断熱住宅に【断熱先生のダンネツノートvol.28】
築40〜50年。古くて、不便。使いにくい。でも、売るのは迷う。ライフステージの変化で地元を離れてしまい、実家に住む人がいなくなっているなど。さまざまな理由で今、“空き家”が増えています。
時が止まったままの“空き家”は、老朽化し、雑草が高く伸び、窓ガラスが割れているなど、景観の悪化にもつながってしまいます。
『この家ずっとあるけど、もう人は住めなさそうだよね・・・』という建物を見かけたこと、皆さ
“鳴き声”や“室温環境”の問題を「断熱まど」で解決!ペットにとっても快適な住まいを考える【断熱先生のダンネツノートvol.27】
5月に入り初夏の陽気が気持ちよいが多くなってきましたね。窓から差し込む陽の光を感じながら、季節の移ろいを感じる人も多いのではないでしょうか。
今回は、陽だまりが大好きな犬や猫と「窓」の関係について解説していきます。窓とペットって関係あるの?と思うかもしれませんが、実は大きく関係あるんですよ。
住まいが人間にとって快適なことはもちろん、ペットにとっても快適な環境かを考えることはとても重要です。ま
雨漏りにスキマ風。問題だらけの築110年古民家はどう再生されたのか【断熱先生のダンネツノートvol.26】
伝統的な日本家屋、古民家っていいですよね。
でも、耐震性が不安、夏は暑くて冬は寒い、間取りが今の暮らしにあっていなくて不便、といった理由で空き家になっていたり、つぎつぎと解体されてしまっているのが現状です。
総務省が5年おきに行っている住宅・土地統計調査での2018年の結果では、日本全国にある空き家は848万9千戸、空き家率は13.6%でした。
そして、空き家の数は年々増えています。最近でもこ
毎日の帰宅が特別な体験に。最新の機能を備えた、次世代玄関ドアのお話。【断熱先生のダンネツノートvol.25】
家の第一印象を左右するのは玄関ドア、ですよね。
突然ですが、皆さんは玄関ドアについてどうお考えでしょうか?『どれを選んでも同じなのでは?』と思われているかもしれません。そんなあなた、ちょっと待ってください!あなたのイメージをひっくり返すかもしれない玄関ドアをLIXILから発売します。
それがこの玄関ドアの新商品「XE」(2023年4月3日発売開始)です。
玄関は断熱性、気密性だけでなく、デザ
電気代が1/4になることも。住まいの断熱で光熱費がどれだけ変わるのか?体験型ショールームで断熱先生が解説します【断熱先生のダンネツノートvol.24(後編)】
皆さんこんにちは。前回、住まいの断熱性能について体感できるショールーム「住まいStudio」をまわりながらの解説記事の前編をお届けしました。いかがでしたか?
『もしかしたら我が家もそうかも・・・』と感じられた方もいらっしゃるかもしれません。今回は後編として、「これからの家」を中心に皆さんをご案内したいと思います!
実は、いま、様々な住まいの断熱に関する補助金制度がありますので、ぜひこの機会に住
「昔の家」や「今の家」は暖めた熱がほとんど逃げている!光熱費をグンと下げるポイントを、体験型ショールームで断熱先生が解説【断熱先生のダンネツノートvol.24(前編)】
皆さん、こんにちは。今、電気代の高騰が話題になっていますよね。その影響もあり、住まいの省エネへの関心がかなり高まっています。
今回は、住まいの断熱性能の違いによる室内温度の感じ方、快適に暮らすために必要なことを学んでいただける体験型ショールーム「住まいStudio」をまわりながら、解説していきたいと思います。前編・後編の2つでお届けいたします。
まず前編では、住まいStudioについての概要と
まど断熱リフォームするなら最大200万円の補助金が出る今しかない!【断熱先生のダンネツノートvol.23】
このnoteでは、“窓”の断熱が、光熱費削減にも、省エネにも、健康にも、とても効果があるということをお伝えしてきました。
今日お話したいことは、そうした「“窓”の断熱リフォーム」が、簡単におトクに出来ます!という事です。
なぜかというと、この3月の下旬からお申し込みが始まる「先進的窓リノベ事業」という補助金があるからです。これは、断熱性能の窓リフォームに対して、最大50%相当の還元(※)があり
スマートロックシステムFamiLockの商品開発担当に開発秘話を聞いてみた【断熱先生のダンネツノートvol.22】
みなさんこんにちは。大寒となり、テレビやSNSなど、各メディアで断熱の大切さが話題になっていますね。
電気代だけでなく、エネルギー価格も高騰し、さらに値上がりも続きそうな気配です。先行きは不透明ではありますが、今後の暮らしを考えて暖冷房費等を減らせる住まいの性能アップにお金を使うのは「今」ではないでしょうか。
今回は断熱で重要な開口部において、窓と同じくらい大事な玄関ドアのお話をしたいと思いま
商品開発担当に聞いた、壁を壊さない断熱リフォームの新たな当たり前【断熱先生のダンネツノートvol.21】
みなさんこんにちは。寒い。寒い日が続いていますね。
このあいだ、noteの特集で「今年、買ってよかったもの」をみかけました。今年は夏が暑かったこともあり、かつてなく断熱や遮熱が注目されたように思います。それでも、買ってよかったものに、内窓やシェードはまだまだ見当たらず……。来年は、「買ってよかったもの」に、「断熱リフォーム」や「内窓」が入るといいなあ、なんてひとりで思い描いています。
今回は、
窓の断熱リフォームBefore・Afterを事例でご紹介!「どれくらい時間がかかるの?」「どんな風にできるの?」のホントのところ教えます【断熱先生のダンネツノートvol.20】
明けましておめでとうございます。2023年も早速、寒い日が続いておりますね。
前回、断熱リフォームについては“検討したことがある、あるいは知っている”という層が少数派という結果をご紹介しました。1つの理由として、『断熱リフォームを知る機会がない』ということもあるのではないかなと思います。リフォームというと、別の場所に何カ月間か仮住まいをして、お金もかかって・・・と大がかりなものを想像してしまうか
「エアコン×コタツ」ダブル使いしてませんか?冬にやりがちな寒さ対策、実は節電チャンスかもしれません【断熱先生のダンネツノートvol.19】
12月に入り、寒さが本格化してきました。寒くなると出かけるのもおっくうになったり、布団から出るのがつらくなったり、「思わずあるある」なことって増えますよね。今年は夏以上に節電が呼びかけられる冬となりそうですが、「冬のお家あるある」は、実は節電&省エネのチャンスかもしれません。詳しく紹介していきましょう。
みなさんが「断熱」についてどう感じているか、調べてみました!
昼でもどんよりした空、最高気
「うちの地域は暖かい」の思い込みが、あなたの住まいを寒くする!?低断熱によるヒートショックリスク【断熱先生のダンネツノートvol.18】
前回は「いい風呂の日」にちなみ、お風呂とヒートショックの関係をご紹介しました。今回は、グッと寒くなってきましたので、日本のなかでも住まいの中が寒い地域について、またヒートショックを起こしやすい室内のスポットについて解説していきましょう。
暖かい地域ほど住まいが寒く、ヒートショックリスクも高い!?という事実
みなさん、こんにちは。寒さが本格的になり、街角やSNSでも、「冷えますね」「寒い」という
交通事故よりも死亡者数が多い「入浴中の事故」はどうやって防ぐ?<11月26日は「いい風呂の日」>【断熱先生のダンネツノートvol.17】
毎年11月26日は語呂合わせで【1126=イイフロ(いい風呂)】の日です。最近はサウナが一大ブームを巻き起こしていますよね。もちろん、私もお風呂が大好きです。ただ、安全にお風呂に入るために、特に冬には気をつけたい点がいくつかあるんです。今回はお風呂と住まいの断熱、最近のお風呂事情までご紹介しながら皆さんの「いい風呂」ライフの参考にしていただけたらと思います。
実は交通事故よりも死亡者数が多いのは
~断熱レポ~ Z世代とパッシブファーストを学んで見えてきた「これからの家」の姿【断熱先生のダンネツノートvol.16】
2022年9月15日(木)〜16日(金)の2日間、仙台で建築学生とビルダーのみなさんが協働で行う、「Z世代向け コンセプト住宅づくりワークショップ」がLIXIL主催で開催されました。テーマは、「Z世代が求めるパッシブファーストの家」。はたして1990年代後半〜2010年生まれの「Z世代」のみなさんが住まいに何をもとめ、どんなデザインを完成させたか。私もワクワクしながら見学させてもらいましたので、今
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