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#創作大賞2024
【1分小説】死神さんとワルツを
真夜中、静まり返った病院の廊下を僕は歩いていた。
暗がりの中で、誰かが踊っていた。
窓から射し込む月明かりに照らされて顔が見える。
やつれきって肉がほとんどなく肌も真っ白、生きていないかと思えるような女性だった。
それでも踊っている姿がとても美しくて僕は見惚れてしまった。
「あら?こんな時間に可愛い坊や。
あなたも眠れないの?」
「うん…。
少しお姉さんの躍りを見ててもいい?」
「
樹が年輪を刻んで生きるように。
世の中には「おじさん/おばさん構文」だとか
「カジュアルおばさん」だとかいう言葉たちが
のさばってるけれど、みんないずれそうなるのにな
という3行日記を書くつもりだった。
いつも通りその後の写真のキャプションに
この3行日記に書き加えたいことを
短い文章で書いて更新するつもりだった…
けれど短い文章に収まらなかった。笑
だから少しだけ、書きたいと思う。
誰もがおじさんおばさんになり、
おじ
友人が私にくれた誕生日プレゼントは、唯一の「あの世へ持って行けるもの」だった。
今日書くのは12月から1月末にかけての出来事。
1月末からずーっと書こうと思っていた。
けれど、
ただのお出かけ記事のようにはしたくなくて
じゃあどう書く?どんなふうに書く?
と、少しばかり迷っていたのです。
綺麗な場所へ行き、
美味しいものを沢山食べた1日ではあったし、
写真も沢山撮ったものの、
当日の様子に加え、行った場所食べたもの、
写真全部!盛りだくさん!だと、いつもの
ただのお出か
【1分小説】きみのもとへ
彼はもう、どれくらいここにいるのか覚えていなかった。
覚えているのは、彼には
とても大切な人がいるということだけだった。
その大切な人が誰なのかもわかっていないけど、ずっと呼ばれているような気がしていた。
そして、彼自身も
その人に会いたかった。
でも、彼には足が無かった。
「神様、僕に走れる足をください」
彼は、天に向かってお願いをした。
すると、神様が
大根の足を授けた。
彼は
積んでは崩すのくりかえし
2024年5月12日(日)朝の6:00になりました。
スクラップ&ビルドで、この国はのし上がってきた。
どうも、高倉大希です。
今の自分の上に、積み重ねていく。
わたしたちは、学ぶことに対してこのようなイメージを抱きがちです。
知識を増やしたり、スキルを身につけたり。
足し算のように、積み重なっていくイメージです。
しかし実際のところは、そうでない場合がほとんどです。
積み重ねたも