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#テレビドラマ感想文
自分が思っている自分だけが自分ではない
「自分が思っている自分だけが、自分ではないぞ」
「ありのままのお前を丸ごと引き受ける。それができるのはわしだけだ」
「忘れえぬ人がいてもよいのですか?」
「よい!」
「それもおまえの一部だ。まるごと引き受けるとはそういうことだ」
宣孝が(佐々木蔵之介)がかっこ良すぎて、ハートを撃ち抜かれた女子は多かったのではないですかー?
なんという包容力!!
これを言われてしまえば、心が動かない人などい
棚ぼた権力者の道長も、もう好青年ではいられない
越前編が始まり、敦賀の松原客館に到着してすぐに通事の三国若麻呂(安井順平)が殺害されるというショッキングな事件が発生です。
安井順平さん、いつもそこそこの役柄が多いのにこんなに早く退場とは、不意を衝かれたね~💦
だいたい当地の役人、源光雅や(玉置孝匡)や大野国勝(徳井優)らは、見るからに不穏で、いかにも悪代官の匂いがプンプンしています。
おそらく捕らえられた朱仁聡(浩歌)は犯人ではないでしょ
今回の大河は攻めの姿勢だ!
驚いた!まさかの展開です!
道長とまひろが和歌のやり取りをしているのを眺めていたら、急展開ですんなりベッドインです。
兼家ファミリーの陰謀の行方を見守るつもりだったので完全に油断していました。
突然抱きしめただけでなく、情熱的なキス!
なかなかやるな、道長。
「まひろと生きていくこと、それ以外に望みはない」
しかし、まひろは道長を断わり、
「道長さまが政によってこの国を変えていく様を死
独断と偏見で語る大河ドラマへの思い2
今から2年ほど前にNHK大河ドラマについての総評記事を書かせていただきました。
この記事で私の勝手な独断で選んだランキングは、
第1位「いだてん」2019年(8.2%)
第2位「龍馬伝」2010年(18.7%)
第3位「平清盛」2012年(12%)
()内は視聴率:社会実情データ図録より
私が1位に選んだ「いだてん」は、ビデオリサーチ(関東地方)によると歴代大河のうちでワースト記録だったそ
お前も同じ闇の一族だ
俺たちの影は皆同じ方向を向いている。
一族の闇だ。
道兼(玉置玲央)のゼリフにぞっとするような韻が含まれていましたね。
同時に道長(柄本佑)は父がすべてもみ消していたことも聞き、リアルな一族の「闇の深さ」を知ります。
道兼は一族の泥かぶり役を意志を持って、自ら担っていることを宣言しながらも、
「お前だって同じ一族の人間なんだからな。」
と、念を押しているようでもありました。
ドン兼家(段田
茶々の最後のセリフを書き起こしてみた
日の本か
はっ
つまらぬ国になるであろう
正々堂々と戦うこともせず
万事長きものに巻かれ
人目ばかりを気にし
陰でのみ妬みあざける
優しくて
卑屈なか弱きものたちの国
己の夢と野心のために
なりふり構わず
力のみを信じて戦い抜く
かつて
この国の荒れ野を駆け巡ったものたちは
もう現れまい
茶々はようやりました
「どうする家康」最終回での茶々のセリフを、NHKプラスを見ながら書き起こしてみた。
メルヘンでファンタジーな「どうする家康」
以下、敬称略
「人ではありませぬ、大権現!」
驚きました!
なんと!老僧は南光坊天海で、演じているのは小栗旬!
特殊メイクが凄すぎてわからんわ💦
おそらく昨年の「鎌倉殿…」のお返し出場で、最終回には何らかのカタチで登場するとは想像できたのですが、まさかここですかっ!!
私が勝手に想像していたのは成長した家光役でした。
「我は生まれながらの将軍である」
このセリフを明言するワンカット
家康が腹を決めたのは、秀頼が眩し過ぎたから。
うっそ~ん!
「おもしろい」
とつぶやきながら、茶々が不敵な笑みを浮かべる。
大坂の陣の引き金となった「方広寺鐘銘事件」は家康から難癖を付けたのではないの?
なんで豊臣方が仕掛けた事になってんの?
これには参った。。。
いったいどこまで徳川を美化するのでしょう。
いくら可能性はゼロではないにしても、私には強引に思えます。
過去記事にも書かせていただきましたが、茶々に対しては、その他のエピ
今がチャ~ンス!天下取りへ発進!
今回の41回「逆襲の三成」で大ウケしたシーンがありました。
大阪城に徳川家臣団が集合するところ。
本多忠勝(山田裕貴)、榊原康政(杉野遥亮)、井伊直政(板垣李光人)、鳥居元忠(音尾琢真)らが、幔幕の後ろから、ご丁寧に一人ずつポーズを決めて入場しましたね。
まるでパリコレモデルみたいに(笑)
あれは完全にウケ狙いですよね?笑ってもいいところですよね?
そして周りの取り巻きは羨望の眼差しを向け
茶々と秀吉、元凶はどっち?
茶々VS阿茶局のバチバチの火花散る会話が恐ろしかったですね~💦
我が殿にも憑りついて離れませぬゆえ、キツネを見つけたら“退治”しようと。
お見かけになっておりませぬか……
と、笑顔で阿茶局が言えば、
「見ておりませぬ。
キツネ退治、大いに励んでくだされ」
と、茶々が笑顔で答える。
こっわっ!!
家康ドン引き💦
これから「関ケ原の戦い」~「大坂の陣」に向けて、最もバトルであろう女た
世の中のあらん限りやスエコザサ
タイミングがかなり遅くなりましたが、NHK朝ドラ「らんまん」の感想を書いてみます。
感想というより、元となった牧野富太郎博士とその妻・壽衛についての史実を拾って、思うところを書いてみます。
私はいつも朝ドラは観ているのですが、そのモデルとなった方の史実をザッとネット検索して調べます。
その上で、ドラマのストーリーの創作性を楽しむのが好きなのです。
今回もいつも通りまずは元の史実を確かめてから
家康のブレーン「天海」と「崇伝」はどちらが黒いのか。
歴史上、権力者たちの軍師的存在として
「黒衣の宰相」と呼ばれた者たちがいます。
たとえば、
今川義元の太源雪斎、豊臣秀吉には安国寺恵瓊や千利休、そして昨年の大河「鎌倉殿の13人」での慈円も後鳥羽上皇の黒衣の宰相と言えるのかもしれません。
徳川家康にも二人の高僧が存在していました。
その名は「南光坊 天海」と「金地院 崇伝」です。
只今、拙書「奥の枝道シリーズ 其の六」を執筆中なのですが、南禅
妻たちを見ると家康の狙いがわかる?!
英雄色を好む
と言うけれど、戦国の三英傑の正室や愛妾の数を見ると、うなずけるものがあります。
織田信長は妻9人(子27人)、豊臣秀吉20人(子4人)、
そして徳川家康21人(子16人)。
あくまでも確認できるだけでこれだけいるのですが、実際にはもっとたくさんの側室や子供がいた可能性もあります。
宣教師のルイスフロイスは、秀吉の愛妾は300人いたなどと言っているぐらいなので、公にされていない