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#臨床心理士
神経発達症(発達障害)は“個性”なんかじゃないよ
久しぶりに腹が立った。いやいつも怒ってるけれども。
“神経発達症(発達障害)”の最新事情をもっと知ってもらって,お互いの理解の架け橋にも似た一助にしてもらいたい。
そんな思いを抱えて寝不足でモーロ―としながら,なんだかわからない使命感にも似た執着でYouTube製作にハマる40女がいる。
そして出来立てホヤホヤYoutube最新作がこちら
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YouTubeのお好みに合わせるのは至難の技
「腐ったミカン法則」の真の意味
「早稲田の《わせ》って,早く育つ稲って意味なんだよ」
《早生(わせ)》ミカンをむしゃむしゃと,秒で平らげる子どもたちのせめてでも咀嚼の速度を緩めたくて,声をかけるも聞いちゃいない。
ちなみに,遅く育つ稲は,《晩稲》と書いて《おくて》。
パソコンの辞書を使ってみたら,「晩生(おくて)のミカン」と例があった。
そうなのだ。動植物の《成長のスピード》は,個体差(個人差)がある。
大学の「発達臨
「君たちはどう生きるか」って?そりゃ、愛し愛されるために生きるのさ
今はどうだかよく知らないけれど,その頃,わたしがいた心理学の大学院では,数年前から精神医がいなくなっていた。
他の大学院から来たわたしは,「いろんな学校を回って来たんですね。わたしはそういうのキライじゃないですよ」と,指導教授にほめられたくらい,普通は,転学(所属の研究室を変える)は避けるパターンだ。
でも,わたしの研究仲間はみんなそうだったから,別にオカシイとも思っていなかったけれど,研究室
不登校、その奥にある親のザワつき
今日は8月31日。例年なら,明日の9月1日が2学期の始業式である。
ところがだ。
withコロナ時代(こんな言葉誰ももう使ってない)になってから,2か月間のコロナ休校やらなにやらで授業日数確保のため,夏休みが前倒しになった関係で,夏休みの終わりも速くなった。
8月の最終週から登校開始の学校が増えたのだ。だから,9月1日が始業式ではなくなった。
とはいえ,夏の終わりに新学期が始まるのは,変わ
発達障がいとはなにか~ある母の告白
「Uくん、最近、とっても頑張ってますね」
我が家の子どもUは,胎児の頃から先天性の疾患がある(300以上ある子どもの特定難病だ)。だからUは,親のわたしにも病院の医師にも学校の先生にも,産まれる前から常にマークされている。
「生まれる前はいいんです。お母さん,大変なのは生まれてからですよ」
妊婦健診で胎児の異常が見つかり,即日,子ども病院(地域で1つしかない重症患者を診る最大規模のトップオブ
わたしはあなたの探し物係ではない
「ママ,セロテープ知らない?」
「ママ,充電器知らない?」
「知らないよ!自分のものは自分で管理しなさい。なんでわたしがあなたの充電器のありかを知ってないといけないの?」
休みだというのに,ひっきりなしに子どもがわたしに話しかけてきて,その都度,作業が中断される。
何度も何度も聞かれると,うんざりして,ついつい声がとげとげしくなり,イライラしてくる。
家族が休みになると家で過ごす時間も長く
どんな職場でも生き延びる
「先生のようにはできそうもありません」
昨日で退職した,たった1人の心理職だった職場で,後をまかせるスタッフが泣きそうな顔で言った。
「そんなことないですよ。経験を重ねていくうちに先生ならできますよ」
わたしはそう言った。
20年前のわたしをみているようだった。
今でこそ,5年ごとの資格更新も3回を越え,いつの間にかベテラン臨床心理士になったけれど,20年前は大学院修士課程を出たばかりの
日本の受験が変わる時
「ぬかった! ヤバし!半年の遅れは痛いな」
連休最終日。長子の塾の宿題がなかなか終わらず、長子の目に涙が浮かんでいます。
人一倍センシティブで、頑張り屋の長子だけに、この子にとって、塾システムは、相当な圧力なんだと思います。
わたしも塾への送迎と塾の宿題の配分など、塾勉強システムをうまく運用するための足慣らしにひーこらです。
あぁ、中学受験って、親子の受験って、ほんとだわ。
我が家の長子
簡単に起業しないほうがいい理由
「ごめんなさい! 今日行けなくなった」
仲間と企画したコラボイベントの当日の朝,lineが入った。
わたし,一瞬,言葉に詰まる。
どゆこと?
聞けば,お子さんが体調不良で,一緒に連れてくるわけにもいかず,看病したいとのこと。
子どもは親がいくら気を付けていても,突然,体調を崩す。大人のように,気合でなんとかするなんて,できない。
だから,働く親にとって,子どもの病気はとても気を遣う。