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おきにいり

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2022年6月の記事一覧

星の王子さまとキツネ

星の王子さまとキツネ

絆を知らない王子さまに語る、キツネの思い描く絆の話があまりにも素敵で、この物語の中で最も好きなシーンなのです。

なつくってどういうこと?

それはね、「絆を結ぶ」ということだよ。

もし君がぼくをなつかせてくれたら、ぼくの暮らしは急に陽がさしたようになる。
ぼくは、ほかの誰ともちがうきみの足音が、わかるようになる。ほかの足音なら、ぼくは地面にもぐって隠れる。でもきみの足音は、音楽みたいに、ぼくを

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もうすぐお誕生日のあなたへ♡ハッピーバースデーの押し花額と...

もうすぐお誕生日のあなたへ♡ハッピーバースデーの押し花額と...

こんにちは 今回は、お誕生日お祝いの押し花額を作りました。小箱にミニバラを集めて、開けたときにフワッと溢れるような感じ。。

どうぞご覧下さい。

気に入ってもらえたら嬉しいです♪

それから、テラス席も心地よい、私のお気に入りカフェ、ICH(アイシーエイチ(長崎県諫早市))のプチアフタヌーンティ、、ガトーショコラ、チーズケーキ、スコーン、クッキーetc も召し上がれ !  

シフォンケーキ↓

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こだわり

こだわり

 大事にしているものが人によって違う以上、わかりあえることなんて、できないのだろうか。

 こだわり は誰もが持つその人自身で、こだわりなんてない、と言いながらも、その人自身の姿勢そのものが、こだわりになる以上、それを持たない人はいないのだと思う。

 重要なのは、こだわり、ではなく、それを認め合えない、ということ。

 相反する姿勢が、それを認められない。

 そうして誰もが、自分は悪くない、と

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アネモネ

荒廃した街の片隅で

赤いアネモネを見つけた

土埃にそよがれながら 色鮮やかに揺れる

今まで守り抜けたものなど無い私だが

ただそのあどけない輝きに

心が奮えた

いつも争いの元など勝手なものだ

当人達ですらその目的を忘れていく

そんなことなど知るべくもなく

花はいつもただそこに咲いてるだけだ

私は立ちあがり立ち去る

アネモネが踏み荒らされないことを願って

最後の剣

最後の剣

あなたのこと
うまく愛せなかったのは

その陰が
わたしのものだと
知らなかったから

迷い悩む
その姿が
もうひとりのわたしであることを
知らなかったから
  

抜かないと決めた
この胸の最後の剣

今はもう
クリスタルの輝きに

過ちを忘れぬよう
わたしを指し示す
 

野の草花もそうであるように。

温暖化の影響なのか、我が家のアガパンサスも例外なく巨大化しています。



小雨降る中、

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【詩】ホワイトノイズ

【詩】ホワイトノイズ

貴方に続く道は遠過ぎて
やっぱり私は迷いそうだ
褪せることのない出会いの場面が
今も眩しいまま
離れて生きることも時には必要で
それならば物語には必ず続きがある筈と

小さな炎が掌の中、音もなく揺れて
消えないようにと守ってきた
愛がそれほどまでに強いものならば
こんなに胸は痛まないでしょう

今、貴方が見ているもの
知らない場所だけど、世界の何処かにあるもの
私にも見えている、それなのに
可愛い

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詩人の句読点

詩人の句読点

一口で、まぐろは、小さな赤い魚たちを、
一ぴきのこらずのみこんだ。
にげたのはスイミーだけ。
スイミーはおよいだ、くらい海のそこを。
こわかった。さびしかった。
とてもかなしかった。

小学2年生の国語の教科書に載っている、「スイミー」というお話です。

作者はレオ=レオニさん。
訳は谷川俊太郎さん。

作品が、お話も絵も両方ともに素晴らしいのはもちろんなのですが、谷川俊太郎さんの句読点の打ち方に

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Sticky Fingers アマノトーク44

Sticky Fingers アマノトーク44

 こんにちは、甘野充です。

 アナログ・レコードは、そのほとんどを処分してしまったんだけれど、珍しいものはいくつか残していました。
「まだあるかなあ」と思って探してみると、見つかった。
 ローリングストーンズのSticky Fingersだ。

 このレコード・ジャケットには本物のジッパーがついていて、上げ下げができるのが特徴だ。

 そう、これはアンディ・ウォーホールのデザインなのです。
 い

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347.そう、人生って、あなたが思うほど、悪いものじゃあないんだね。

347.そう、人生って、あなたが思うほど、悪いものじゃあないんだね。

coucouさんが毎朝、同じ時間に走る通りがある。

それは5キロぐらい続く桜並木のある河川敷なんだ。
1月、2月の小さな緑の葉に3月~4月にかけて見事な桜が開花して、瞬間に桜通りになる。今年も見事に満開し、数多くの人たちを和ませた。

そして、ひらひらと散り始めると、また可愛らしい青葉に戻る葉桜となり、それでも数多くの人たちを楽しませる。

やがて、5月、6月となり梅雨が訪れ、季節の変わり目の雨

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