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絵羽のボタニカルで物語をくるむ
思い出したように書く、買ってよかったものシリーズです。
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久しぶりにブックカバーを買った。このところ単行本を読むことが多く、サイズの合うものが欲しいと思っていた。
たまたま個人的に嬉しい出来事があったので、自分へのプレゼントに購入することにした。
前から気になっていた「亥之吉」さんのものだ。
たくさんの柄があり、迷いに迷ったのだけれど、今回はモダンさを感じるボタニカル柄をチョイス。「し
【エッセイ】専門の門
10月。今年も「法の日週間」(10月1日からの1週間)が到来しました。
これまで2回、この週に、法にちなんだエッセイを投稿しましたが、今年は少し趣向を変えて、次の目次をつくってみました。
3つ目のショートショートを取り入れたゆえの目次です。
こうすれば、突然のショートショートの登場も、突然ではなくなると考えました。
ということで――。
今回の試み。
お楽しみいただけると幸いです。
専門の門と
「なんのはなしです課」通信 物語の三通目
皆様「なんのはなしです課」より、世界中の通信員から寄せられている報告のお時間です。あなたの記事のどこかに「なんのはなしですか」を忍ばせることにより、例え未完でも作品になるという奇跡。今週もまた、世界中で解決されることは永遠にない「なんのはなしですか」をお届け出来ることを感謝しながらも、本当に皆様どうかしていると心から思っています。バックナンバーです↓
日々、私のもとに届けられる「なんのはなしです
京都、花もうで(写真・星野佑佳)
記憶に残る桜を談=星野佑佳
桜のシーズンは束の間と思われがちですが、京都では2月末頃に咲く東寺の河津桜から始まり、3月上旬頃に咲く車折神社の寒緋桜、そして5月の大型連休に見頃を迎える千本ゑんま堂(引接寺)の普賢象桜まで、2カ月にわたってさまざまな品種が咲くので、春の間、どこかしらで桜を見ることができるんです。
私もこの時季は京都のあちこちで桜を撮影しますが、思うように撮れない風景もあります。
被災地域外に在るということ
新年早々、能登半島地震や羽田空港での航空機衝突事故が発生し、悲惨な現場の報道が続いています。衝撃的な映像や写真に、テレビをつけるたびに、インターネットに接続するたびに、自然と触れ続け、心が、疲労してくるのが分かります。
「被災地の人たちはもっと大変なのに」
そういう思いで、被災地域以外の人の心が、知らず知らずのうちに沈んでしまうことは、沢山あります。自分はこんなにも平常通り日常を送っていていい
未来のためにできること。ただ生きてるだけで。
久しぶりにタクシーではなく、乗用車に乗った。
ナビはオプションではなくなっているし、バックミラーは鏡でなく画像が映っている。駐車を自動でしてくれる車もあるという。
時代が変わり技術が進歩して、車も便利に、地球にも人間にも優しくなった。
冷蔵庫だって、両手が塞がっていても勝手に扉が開いてくれるし、お肉を美味しく保存してくれ野菜を長持ちさせてくれる。
誰かの仕事や努力のおかげで私の生活はきっと
「緊張」の本質はダメのレッテルを貼られる恐怖
実力とは技術とメンタルのかけあわせWBCやワールドカップなどの国際大会は、普段スポーツを見ない人をも熱狂の渦に巻き込みます。世界中の人が注目するスポーツイベントは、普段にも増してドラマチックなのでそれも当然です。私はスポーツ観戦が生活の一部なのですが、国際大会はやはり感動もひとしおです。それは選手たちの「二つの戦い」を目撃できるからです。
一つは選手同士の技と技のぶつかり合い。そしてもう一つは、