hummer

お立ち寄りいただきありがとうございます。 想い出や日々の気づき、考えたことなどを綴っております。 (台湾赴任中です。)

hummer

お立ち寄りいただきありがとうございます。 想い出や日々の気づき、考えたことなどを綴っております。 (台湾赴任中です。)

最近の記事

  • 固定された記事

台湾はちょっとしたヒーローで溢れてる

台湾を訪れたことのある人なら、少なからずこんな印象を持つのではないだろうか。 台湾は、朗らかで親切な人が多い。 赴任して数か月、未だその印象は覆されることはない。 贔屓目でも何でもなく、日本では考えられないほどに偶然居合わせただけの人が超絶親切なのだ。 暮らし始めて間もない頃に、バス停で居合わせたご婦人に「この番号のバスは○○を通りますか?」と尋ねたことがあった。 その行先を通る別のバスが今まさに発車しようとドアを閉めたところだと気づいた彼女は、わざわざ運転士さんを呼び

    • 職場のTeam buildingとして台北からバスで一時間強ほどの禾煦熊空茶園に行きました。気持ちの良いところでしたが車酔いが酷く、食欲不振が週末まで続きました。加えて最近は気温の乱高下もあり、30℃まで上がることも。季節の変わり目、体調管理が難しいですが、皆様ご自愛ください。

      • 不覚にも突然若き日の傷が疼く

        前回の日記にも書いたのだけれど、先月、台北の映画館で日本の実写映画「ブルーピリオド」を観た。 マンガ原作でアニメにもなっている作品で、音声は日本語、字幕が台湾中国語だった。 日本では外国映画は字幕と吹替えの両方が上映されていることが多いけれど、聞くところによると台湾は日本ほど声優の数も多くなく、海外作品の吹替え文化もあまりないそうだ。そういえば、アニメ映画「THE FIRST SLAM DUNK」を見た時も、字幕版しか上映されてなかった。 この映画は、物語が面白いだけでなく

        • 2024年10月某日 〜台灣生活日記〜

          10月の日記の抜粋です。 今月は二度、台風直撃で台風休みがありました。 地域によっては大きな被害があり、台北でも場所によって倒木などもありました。 台風が通過した11/1朝気づきましたが自宅周辺も看板やら大きめの枝やら散乱しており、皆掃除に追われているようでした。 自然災害となるとなかなか難しいところはありますが、皆様、日々ご安全にお過ごしください。 ■10月某日 台風休み① 台風休み二日目。台湾の南側に台風が張り付いて離れてくれない。外はずっと暗くて土砂降り。気圧のせい

        • 固定された記事

        台湾はちょっとしたヒーローで溢れてる

        • 職場のTeam buildingとして台北からバスで一時間強ほどの禾煦熊空茶園に行きました。気持ちの良いところでしたが車酔いが酷く、食欲不振が週末まで続きました。加えて最近は気温の乱高下もあり、30℃まで上がることも。季節の変わり目、体調管理が難しいですが、皆様ご自愛ください。

        • 不覚にも突然若き日の傷が疼く

        • 2024年10月某日 〜台灣生活日記〜

          読書感想文『スモールワールズ』一穂ミチ

          作者は小説家、BL小説家として活動する一穂ミチ氏。私としては今回初めて作品を手に取った作家で、会社員の傍ら執筆活動をしているのだと知った。『スモールワールズ』は2021年に刊行された短編集で、作者の一般小説デビュー作である。 あらすじ 全部で7つの短編が収録されている。 「ネオンテトラ」 不妊に悩む美和が、ある夜向かいのマンションに激昂する父親と委縮しうなだれる男子中学生を目撃する。姪の同級生だというその少年と夜のコンビニで言葉を交わし、時間を共にするようになる。 「

          読書感想文『スモールワールズ』一穂ミチ

          よしなしごと 2024年10月

          思い出したこと、気づかされたこと。 つらつらと。 畏怖の念 最近になってもまだまだ気温は暑いのだけど、ここ台北でも少しずつ夏の勢いに陰りが見え始めた。まだしばらく薄着で過ごすことにはなりそうだけど、聞くところによるとマンゴーかき氷の今年の営業も終了したみたいだ。季節の変わり目に差し掛かったからなのか、天気が不安定な日が続いている。 出勤中に信号待ちしていると、傍らで年配のご婦人が東の空に向かって手をかざしたり拝んだりしている(掌を合わせて額の斜め上まで上げている)。 彼女

          よしなしごと 2024年10月

          読書感想文『正欲』朝井リョウ

          前回に引き続き読書感想文を書いてみようと思うものの、今回の相手はなかなか手強い。でも感じたことをできるだけ言語化しておきたいと思う。 ※決定的なネタバレのないように書いたつもりです… あらすじ 小学4年生で不登校の息子を持つ検事 寺井啓喜、地方の駅直結ショッピングモールにある寝具店勤務の桐生夏月、大学生で学祭実行委員として「ダイバーシティフェス」を企画・運営する大学生の神戸八重子———前半はこの3人の登場人物の視点を中心に物語が進んで行く。一見異なる地域・コミュニティで生

          読書感想文『正欲』朝井リョウ

          台湾南部にしつこく貼り付いていた台風も消え、ようやく青空が戻った。昨日まで台風後の影響で北部 淡水あたりで大雨、土石流もあって、友達との遠足が延期になってしまった。今日は大安森林公園を散歩してずっと欲しかった台湾発ブランドのバックも購入できたので没問題🙆‍♀️明日からまた仕事頑張ろう🫠

          台湾南部にしつこく貼り付いていた台風も消え、ようやく青空が戻った。昨日まで台風後の影響で北部 淡水あたりで大雨、土石流もあって、友達との遠足が延期になってしまった。今日は大安森林公園を散歩してずっと欲しかった台湾発ブランドのバックも購入できたので没問題🙆‍♀️明日からまた仕事頑張ろう🫠

          2024年9月某日 〜台灣生活日記〜

          9月の日記の抜粋です。 若干タフモード継続中ですが、元気に暮らしています。 ■9月某日 大先輩と会い、内省する 今週台湾に出張で来ていた大先輩が今日帰国した。 滞在中は何度か食事をご一緒した。久しぶりに昔の話で盛り上がったり、以前の同僚たちが最近どうしてるか聞いたり、非常に楽しい時間を過ごした。 先月あるローカルメンバーといざこざ(上司に嘘を言われた)があって、会社に行くのが嫌な時があるのだけれど、その先輩は今の仕事について不満はなく、自分の力を発揮できている感じもあると

          2024年9月某日 〜台灣生活日記〜

          読書感想文『傲慢と善良』辻村深月

          先月Kindleのキャンペーンに踊らされて沢山本を購入したものだから、9月も下旬だというのに子供の頃の夏休みを思い出して読書感想文を書いてみたくなった。ほんの出来心で始めたものの、読書感想文というのがいかなるものかさっぱり見当もつかない。ともあれ、やってみないことには始まらない。 ♦ 作者は2018年に本屋大賞を受賞し、2022年には劇場アニメ化された『かがみの孤城』で有名な辻村深月氏。本作『傲慢と善良』は2019年刊行、実写映画化もされるような話題作だったため、書店で平

          読書感想文『傲慢と善良』辻村深月

          最近休日は早朝の台北市内を散歩してる。気温も上がり切ってないし人も少なくて、ずんずん歩けば瞑想のように今に集中できる。今日は三国志で有名な関羽を主神とする行天宮へ(道教寺院)。まだ御神籤も営業してなかったけど神様の前で手を合わせるだけで澄んだ気持ちになれた。是非またすぐ来よう。

          最近休日は早朝の台北市内を散歩してる。気温も上がり切ってないし人も少なくて、ずんずん歩けば瞑想のように今に集中できる。今日は三国志で有名な関羽を主神とする行天宮へ(道教寺院)。まだ御神籤も営業してなかったけど神様の前で手を合わせるだけで澄んだ気持ちになれた。是非またすぐ来よう。

          よしなしごと 2024年9月

          たわいもない事をつらつらと。 晩夏 9月になって数日。 気温だけ見ると最高気温35℃以上の日が続いていたのだけれど、 「夏」が弱くなっている気がする。 この前までは終業後、空調の聞いたオフィスビルから出た途端に冷えた体の表面に水分の膜が張る感覚があった。結露だ。 月が替わった途端に朝晩の気温、湿度が多少落ち着いて、夕方になって外へ出てもあの何とも気持ち悪い感覚がない。 もしや秋の気配?と一瞬思ったけれど、騙されてはいけない。 台湾の晩夏は長い。日本人の私にとっては、かな

          よしなしごと 2024年9月

          2024年8月某日 〜台灣生活日記〜

          8月の日記の抜粋です。 いくつか苦々しい思いをするできごともありましたが、私は元気です。 大方上手く行っていますが時にはうまく行かないこともありますよね。 9月はきっとうまくやれる方法が見つかります。見つけます。 ■8月某日 ちょっとした試練 純粋に自分の仕事をしただけなのに、不覚にもある一人のローカルメンバーの癇に障ったらしい。嫌な態度をとられただけならまだしも、嘘まがいのことを言われて上司から一時的に誤解された。幸い、身の潔白を証明する証拠があったので、すぐに上司から

          2024年8月某日 〜台灣生活日記〜

          よしなしごと 2024年8月

          たわいもない事をつらつらと。 全部夏のせい ごく普通の大人が地面に「大の字」になって横たわっている。 ここ一週間で、三度は目撃している。 別の人物、別の場所で だ。 角を曲がった瞬間、足元に人が倒れていた時は「ひぃっ!」と小さく声が出てしまった。 昨日目撃したのは、休みでATMのエリアだけ無人営業している銀行の床。 完全に眠っているのだろうか。微動だにしない。 台湾の路面店前の床は雨が降ると滑る程ツルツルで、今の季節はひんやり冷たいのだろう。 それにしても だ。 「

          よしなしごと 2024年8月

          2024年7月某日 〜台灣生活日記〜

          またしても8月半ばに差し掛かってようやく7月の日記を整理するとは。 次こそはきっと・・・ ■7月某日 誰から学ぶか いつものピラティスの先生が手術(命に関わるものではない)のために長期休暇に入った。 その間、別の先生に習うことになり、今日が3回目のレッスン。 台湾へ来て5年程の韓国人女性で、中国語で教えてくれるのだが、説明がとても丁寧でわかりやすい。 どの部位に効くのか、どの筋肉に意識を向け、どう使うのか、 骨の動かし方など、私が今まで質問してもはっきり答えてもらえなかっ

          2024年7月某日 〜台灣生活日記〜

          2024年6月某日 〜台灣生活日記〜

          5月末のフライトで一時帰国し、数日を日本で過ごしました。 6月頭、日本滞在から日記が始まります。 ■6月某日 家族写真撮影と会食 実家のある種記念日ということで、馴染みの写真館にで家族写真撮影。 我が家では記念日に家族写真を撮るという慣習がなんとなくある。 手前味噌だが、家族の歴史が見えてなかなか良い家族行事だと思う。 今回は妹が夫婦で参加してくれたので、両親もいつにも増して幸せそうであった。 併せて贈ったプレゼントは両親のQOLを上げるためのもので、かなり奮発した。 自

          2024年6月某日 〜台灣生活日記〜