宵待 夢乃

初めまして。気まぐれで書いてみます。あいうえお作文が楽しい。難しい言葉は苦手なので、わ…

宵待 夢乃

初めまして。気まぐれで書いてみます。あいうえお作文が楽しい。難しい言葉は苦手なので、わかりやすい言葉を使います。

マガジン

  • 言葉あそびで綴る詩

    あいうえお作文の形式で、タイトルの頭文字を並べて綴る自由な詩です。楽しみながら創っています。

記事一覧

梅雨の晴れ間

ついさっきまで降っていた雨 ゆっくりと傘を閉じる のぞきこんだ水たまりは はかない紫陽花の色 レット・イット・ビーを口ずさむ また雨が降りはじめた #あいうえお作文

宵待 夢乃
1年前
2

白い朝

しずけさをまとう冷たい空気 ローズマリーの香りをひとふり いつまで立ち止まっているつもり あたたかな紅茶は魔法の薬 さあ ひとつだけ ひとつだけ始めよう #あいうえお

宵待 夢乃
2年前
3

かみなり雲

かさをなくした2人 みつめあう瞳が薄れていく なみだ色に覆われた雲の中 りゅうの放つ光が走る ぐずぐずなんてしていられない もうすぐ1人の夏が始まるのだから #あいうえ

宵待 夢乃
4年前
7

紫陽花の涙

あま音の心地よい調べ ジントニックの水滴は涙のよう さかみちに揺れる紫陽花たち いし畳の蒼い光は湖面のよう のぞむことはたったひとつ なぜなの いつも届かない みらい…

宵待 夢乃
4年前
9

夜明けまえ

よるよ明けないで あまやかな囁き もう少しだけ けずられていく青い時間 まほうが静かにとけてゆく えにしの糸 ほどけてゆく #あいうえお作文 #詩 #ポエム #夜明けまえ #…

宵待 夢乃
4年前
4

生まれた日 2

うれしい歳ではなくなった今も まだ諦めずに生きている れきしは自分だけの記録だけれど たんじょう日は特別な日 ひとりのわたし おめでとう #あいうえお作文 #詩 #ポエム

宵待 夢乃
4年前
5

蝉の声

せいと死の狭間で みつけた小さな光 のぞんでも あきらめていた未来 こどくからの解放と えいえんの愛に生きる喜び #あいうえお作文 #詩 #ポエム #蝉の声 #蝉 #夏 #盛夏 #…

宵待 夢乃
4年前
6

にわか雨

にあわない わたしには わかっていたの ずっと前から からっと晴れる雨上がりまで あと少しだけ 雨やどり めのまえがにじむ 夏の夕暮れ #あいうえお作文 #詩 #ポエム #に

宵待 夢乃
4年前
5

向日葵の小径

ひ焼けした肌にまぶしい まっ白なシャツ わらいころげた向日葵の中 リズムとって ふたり歩けば のを渡る風 心を揺らす ことばにできない想いを紡ぎ みらいなんて見えない今…

宵待 夢乃
4年前
4

入道雲

にしのそら ゆっくりのぼる大きな雲 うつり気なあなたは どこかで誰かとすごす夏の夕暮れ うみまできたの 2人出逢った グレーの雲が広がる心 もう忘れたと思っていたのに …

宵待 夢乃
4年前
7

雨の街に

あなたの姿 めをつぶればゆれる残像 のこされた想い まだ消えない手のぬくもり ちくりと痛む心もすべて にじんだ街の雨にとけて #あいうえお作文 #詩 #ポエム #雨 #失恋 #…

宵待 夢乃
4年前
3

春の暁

はらはらと散る薄紅色の雨 るろうの旅はどこに向かうのか のこされた気持ちをかかえたまま あしたと今日がゆるやかにまじわる かさねた唇は冷たさだけが残り つかのまの幸…

宵待 夢乃
5年前
4

愛あふれる季節

あまい言葉は いきるチカラに あなたの声は ふかく心の底の底まで れんげそうの冠と ルビー色のガラスの指輪 きっとふたりなら せつない時も 楽しい時も つづけていける 愛…

宵待 夢乃
5年前
2

豆まき

まよってる心 飛んでいけ めそめそ涙 飛んでいけ まけない心 やってこい きらきら笑顔 やってこい #あいあえお作文 #詩 #ポエム #豆まき #節分 #2月 #久しぶり

宵待 夢乃
5年前
2

新しい年

あたらし扉を開いて ただ前へ進むしかない ライフ イズ ショート しりたいこと やりたいこと いまからすぐ始めよう ときの流れは早いから しっぱいしてもいいのだから #あ

宵待 夢乃
5年前
4

12月

じかんばかりが駆け足で ゆっくり歩きたいだけなのに うしろから急かされる毎日 にもつはとても重たくて がんばる気持ちは空回り ついに今年も暮れゆく年の瀬 #あいうえお

宵待 夢乃
5年前
2
梅雨の晴れ間

梅雨の晴れ間

ついさっきまで降っていた雨
ゆっくりと傘を閉じる
のぞきこんだ水たまりは
はかない紫陽花の色
レット・イット・ビーを口ずさむ
また雨が降りはじめた
#あいうえお作文 #あいうえおポエム #ポエム #詩 #梅雨 #雨 #エッセイ

梅雨の雨はしとしと、ザーザー。
お天気に心が左右されるのはなぜだろう?おひさまに元気なパワーをもらえたり、曇り空や雨に、何もなくても気持ちが落ちたり…。

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白い朝

白い朝

しずけさをまとう冷たい空気
ローズマリーの香りをひとふり
いつまで立ち止まっているつもり
あたたかな紅茶は魔法の薬
さあ ひとつだけ ひとつだけ始めよう
#あいうえお作文 #あいうえおポエム #ポエム #詩 #冬 #朝 #寒い #さみしい #ひとり

ひとりの寒い朝、窓の外は暗く冷たい雲に覆われている。寒くて、さみしくて、心細そい朝が始まる。

ローズマリーのアロマオイルの香りは心を落ち着けてく

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かみなり雲

かみなり雲

かさをなくした2人
みつめあう瞳が薄れていく
なみだ色に覆われた雲の中
りゅうの放つ光が走る
ぐずぐずなんてしていられない
もうすぐ1人の夏が始まるのだから
#あいうえお作文 #詩 #ポエム #カミナリ #雷 #梅雨 #恋愛 #失恋 #別離 #雨 #夏 #6月

心が離れてしまったと
気がついてしまった時
視線を合わせるのが悲しい。

大人なのだから
涙を見せないように
がまんしていたけれど

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紫陽花の涙

紫陽花の涙

あま音の心地よい調べ
ジントニックの水滴は涙のよう
さかみちに揺れる紫陽花たち
いし畳の蒼い光は湖面のよう
のぞむことはたったひとつ
なぜなの いつも届かない
みらいの時間は残り少なく
だれかを待つ夢は儚く
#あいうえお作文 #ポエム #詩 #紫陽花 #アジサイ #雨 #梅雨 #雨音 #ジントニック #涙 #人生 #恋愛 #恋 #ひとり #未来 #運命の人 #夢 #儚さ

向日葵の小径

向日葵の小径

ひ焼けした肌にまぶしい
まっ白なシャツ
わらいころげた向日葵の中
リズムとって ふたり歩けば
のを渡る風 心を揺らす
ことばにできない想いを紡ぎ
みらいなんて見えない今
ちいさな幸せ 宝箱にしまって
#あいうえお作文 #詩 #ポエム #ヒマワリ #向日葵 #夏 #夏休み #青春 #恋愛 #恋 #初恋 #野原 #幸せ

雨の街に

雨の街に

あなたの姿
めをつぶればゆれる残像
のこされた想い
まだ消えない手のぬくもり
ちくりと痛む心もすべて
にじんだ街の雨にとけて
#あいうえお作文 #詩 #ポエム #雨 #失恋 #虹

春の暁

春の暁

はらはらと散る薄紅色の雨
るろうの旅はどこに向かうのか
のこされた気持ちをかかえたまま
あしたと今日がゆるやかにまじわる
かさねた唇は冷たさだけが残り
つかのまの幸せはひらひらと空を舞う
きせつも心もうつろう夜明けに
#あいうえお作文 #詩 #ポエム #春 #暁 #桜 #恋 #ひとり #幸せ #花びら #季節 #人生

豆まき

豆まき

まよってる心 飛んでいけ
めそめそ涙 飛んでいけ
まけない心 やってこい
きらきら笑顔 やってこい
#あいあえお作文 #詩 #ポエム #豆まき #節分 #2月 #久しぶり

12月

じかんばかりが駆け足で
ゆっくり歩きたいだけなのに
うしろから急かされる毎日
にもつはとても重たくて
がんばる気持ちは空回り
ついに今年も暮れゆく年の瀬
#あいうえお作文 #詩 #ポエム #12月 #師走 #慌ただしい #流される毎日 #今年もあと少し