梅雨の晴れ間
ついさっきまで降っていた雨
ゆっくりと傘を閉じる
のぞきこんだ水たまりは
はかない紫陽花の色
レット・イット・ビーを口ずさむ
また雨が降りはじめた
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#エッセイ
梅雨の雨はしとしと、ザーザー。
お天気に心が左右されるのはなぜだろう?おひさまに元気なパワーをもらえたり、曇り空や雨に、何もなくても気持ちが落ちたり…。
人生も雨のち晴れ。いろんな空模様がある。雨の先に、太陽がやってくる。また雨が降っても、また晴れた日がやってくる。忘れないで。
紫陽花の青や紫は、涙のようにせつない気持ちになるけれど美しい。こんなに雨が似合う花はない。人生の雨の中でも、紫陽花のように色を変えて柔軟に生きたい。
ビートルズの「Let it be」をみんなで歌った中学生のころ。あの頃はこの歌の意味なんてわからなかった。若いころは、未来はずっと明るかったし、人生はまだまだ長く、どこまでも遠く続くものだと信じていた。
今あるものを受け入れて、深呼吸をして、晴れたり曇ったりの人生を、傘をさしたり閉じたり、ゆっくり歩いたり、走ったり、立ち止まったりしながらもう少し生きていこうよ。
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