ゆう

日々の気づきや学び、読書記録などアウトプットしています。よろしくお願いします。

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記事一覧

『最近の若者は…』からみる正義感のアップデート

駅のホームで電車を待っていると突然、年配の女性の方が大声を上げたので「何事だ!?」と、耳を傾けると向こうの方で若い男性の駅員さんが怒鳴りつけられていました。 詳…

ゆう
3か月前
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「〇〇歳までにやるべきこと」なんてない

SNSを見ていると、「35歳を越えて〇〇なのは危機感をもった方がいい」や「50歳を超えて〇〇じゃないのはやばい」など、「〇〇歳までにやるべきこと」のような、人をコント…

ゆう
3か月前
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「いい人」でいることが関係を破壊する

長年の付き合いだった友人と疎遠になってしまいました。大きな喧嘩をすることもなかったけれど、なんとなく「一緒にいる」のがシンドくなってしまい、会う機会が減っていく…

ゆう
3か月前
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SNS嫌いと「世界への信頼度」

SNSはいつも"見る専"の人生でした。最近、投稿にチャレンジしているんですがやはりまだまだ抵抗があります。Shareや発信が日常のデジタルネイティブ世代を見ていて、羨まし…

ゆう
3か月前
3

世の中の「ナシ」が「アリ」に変わってきている

アニメを見るのが好きなのですが、『鬼滅の刃』や『東京喰種』、『呪術廻戦』、『チェンソーマン』など最近は、完全な勧善懲悪モノではなく、「立場が変わればどちらも正義…

ゆう
3か月前
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「お客様は神さま」問題とHSP

お守りとしての言葉が人を傷つける HSP(Highly Sensitive Person)、繊細で感受性の高い人を表す言葉はここ2.3年で誰もが知る言葉になりました。 最近、これに関してSNSで…

ゆう
3か月前
8

受け取り上手は「借りをつくる」耐性が高い

ついつい、何かをあげたくなっちゃうような「受け取り上手」、「もらい上手」な人っていますよね?羨ましい、、。 僕自身は昔から、人からモノやお金、感謝の言葉を受け取…

ゆう
3か月前
3

夢=理想の日常が続くだけ

みなさんは、夢がありますか? 僕はあまりこれといった夢を持ったことがないかもしれません。 子供の頃から、「将来の夢は何?」と聞かれて育つ僕たちは、お医者さんや画…

ゆう
3か月前
1

最後まで自分の味方でいる覚悟

僕は、中学生から高校生くらいの頃に軽度の鬱と対人恐怖症、場面緘黙症を経験した過去を引きずり最近まで生きてきました。 なので、自己肯定感や自己愛に関しての問題をず…

ゆう
3か月前
7

心のなかの戦争を終わらせること

他人や組織、国などに対して、生きていると毎日許せないことや心が乱されることがたくさんあります。 一方で、そうしたことに心乱されることがあまりない人がいるのも事実…

ゆう
3か月前
1

本当の自分なんていない

同じ相手なのに状況によってうまく話せなくなる ①友人と一対一で楽しく会話をしていたのに、そこへ別の知り合いが現れた途端バツが悪くなって、空回りしてしまった。 ②…

ゆう
9か月前
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GiveのフリをしたTake

アドバイスが人間関係を壊しかねない脳科学者の中野信子さんの動画をYouTubeで見ていたら、その中に「アドバイスが人間関係を壊しかねない」というお話があってとても興味…

ゆう
9か月前
1

悲劇のヒーローでありたいという欲求

善意の奥にも「満たしたい感情」がある 必要以上に頑張ったり、他人の仕事まで奪って自己犠牲的に「いい人」を演じてしまうことがよくあります。 本当は、楽をしたいし辛…

ゆう
9か月前
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『最近の若者は…』からみる正義感のアップデート

『最近の若者は…』からみる正義感のアップデート

駅のホームで電車を待っていると突然、年配の女性の方が大声を上げたので「何事だ!?」と、耳を傾けると向こうの方で若い男性の駅員さんが怒鳴りつけられていました。

詳しい内容は分かりませんが女性曰く、「仕事ぶりが気に入らない」、「最近の若者は年配の人を馬鹿にしている」らしく。

誰かが公衆の面前で怒られているのを見るのは辛いものがあり、とても悲しい気持ちになります。

いつの時代も、『最近の若者は…』

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「〇〇歳までにやるべきこと」なんてない

「〇〇歳までにやるべきこと」なんてない

SNSを見ていると、「35歳を越えて〇〇なのは危機感をもった方がいい」や「50歳を超えて〇〇じゃないのはやばい」など、「〇〇歳までにやるべきこと」のような、人をコントロールし未来への不安に陥れるような言葉が、平気で流れてきます。

ついつい無防備に、そんな言葉を受け取ってしまいがちですが、発言しているのは「同じ今という時代を生きている人たち」で、「自分の生きてきた人生以外は体験していない」はずなの

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「いい人」でいることが関係を破壊する

「いい人」でいることが関係を破壊する

長年の付き合いだった友人と疎遠になってしまいました。大きな喧嘩をすることもなかったけれど、なんとなく「一緒にいる」のがシンドくなってしまい、会う機会が減っていくうちに関係が自然消滅していきました。

みなさんは、そんな経験がありませんか?

友人とは、お互いに自己主張しない「いい人」でいることが当たり前の関係になってしまっていたように思います。

アダルトチルドレン気質で依存体質だった自分が、それ

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SNS嫌いと「世界への信頼度」

SNS嫌いと「世界への信頼度」

SNSはいつも"見る専"の人生でした。最近、投稿にチャレンジしているんですがやはりまだまだ抵抗があります。Shareや発信が日常のデジタルネイティブ世代を見ていて、羨ましくも思います。

みなさんは、どうでしょうか?

今回は、そんなSNSにおける発信に対する抵抗感について考えてみました。

SNS嫌いと「世界への信頼度」ミレニアル世代(1981〜1996年生まれ)である自分が、携帯電話を持ち始め

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世の中の「ナシ」が「アリ」に変わってきている

世の中の「ナシ」が「アリ」に変わってきている

アニメを見るのが好きなのですが、『鬼滅の刃』や『東京喰種』、『呪術廻戦』、『チェンソーマン』など最近は、完全な勧善懲悪モノではなく、「立場が変わればどちらも正義にも悪にもなり得る」というメッセージ性の作品が多いように思います。

大衆作品は、世相を映し出すともいいますから世界的に人類が「善悪の二元論」の価値観から抜け出そうとしているのかも、なんて思ったりもします。

今回は、自分の中の「アリ」と「

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「お客様は神さま」問題とHSP

「お客様は神さま」問題とHSP


お守りとしての言葉が人を傷つける
HSP(Highly Sensitive Person)、繊細で感受性の高い人を表す言葉はここ2.3年で誰もが知る言葉になりました。

最近、これに関してSNSで目にとまったエピソードにこんなものがあります。

新入社員として入ってきた女の子を、教育係として指導している女性がいました。こんなご時世なので傷つけないよう割れ物にさわるように、言動に注意して接していた

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受け取り上手は「借りをつくる」耐性が高い

受け取り上手は「借りをつくる」耐性が高い

ついつい、何かをあげたくなっちゃうような「受け取り上手」、「もらい上手」な人っていますよね?羨ましい、、。

僕自身は昔から、人からモノやお金、感謝の言葉を受け取ることが苦手で、すごく抵抗がありました。みなさんは、どうでしょう?受け取り上手ですか?

受け取ることが上手な人と、苦手な人の違いは何でしょうか?

どうすれば、「受け取り上手になれるんだろう?」ということについて考えてみました。

おに

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夢=理想の日常が続くだけ

夢=理想の日常が続くだけ

みなさんは、夢がありますか?
僕はあまりこれといった夢を持ったことがないかもしれません。

子供の頃から、「将来の夢は何?」と聞かれて育つ僕たちは、お医者さんや画家やミュージシャンなど特定の職業に就くことが夢だと、思い込んでいた気がします。

どこかで読んだ本には、「夢とは何になりたいかではなく、どう在りたいか」とも書いてありました。うーん。夢、って難しい。

AIの台頭で、ホワイトカラーはもちろ

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最後まで自分の味方でいる覚悟

最後まで自分の味方でいる覚悟

僕は、中学生から高校生くらいの頃に軽度の鬱と対人恐怖症、場面緘黙症を経験した過去を引きずり最近まで生きてきました。

なので、自己肯定感や自己愛に関しての問題をずっと抱えていて、いつも頭の中で自己否定の声が止まず苦しんできたように思います。

長年、これらと向き合って思うことは、「自分を愛するということは技術」であり、九九が出来なければ大学数学を解けない、また常用漢字を学ばなければ本を読むこともま

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心のなかの戦争を終わらせること

心のなかの戦争を終わらせること

他人や組織、国などに対して、生きていると毎日許せないことや心が乱されることがたくさんあります。

一方で、そうしたことに心乱されることがあまりない人がいるのも事実です。その違いはどこにあるのでしょうか??

他人や組織、国など自身の「外側の問題」とバイオリズムや月などの天体の影響、固定観念や自身の世界に対する態度などの「内側の問題」それらが深く結びついているように思います。

今回は、自分の「許せ

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本当の自分なんていない

本当の自分なんていない


同じ相手なのに状況によってうまく話せなくなる
①友人と一対一で楽しく会話をしていたのに、そこへ別の知り合いが現れた途端バツが悪くなって、空回りしてしまった。

②3人の仲良しグループで遊んでいて、楽しく会話が弾んでいたのに一人が席を外した途端に無言になり、気まずい沈黙が流れた。

そんな経験がありませんか??

最近、自分自身の身に起きたことです。

何故だろうと考えた時に、小説家である平野啓一

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GiveのフリをしたTake

GiveのフリをしたTake


アドバイスが人間関係を壊しかねない脳科学者の中野信子さんの動画をYouTubeで見ていたら、その中に「アドバイスが人間関係を壊しかねない」というお話があってとても興味深かったのでシェアしたいと思います。

社会的・世間的に、与えること/教えること/アドバイスすることは疑いようのない「善」で素晴らしいことのように考えられているのではないでしょうか?

けれど、中野さんが言うには、人が人に対してアド

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悲劇のヒーローでありたいという欲求

悲劇のヒーローでありたいという欲求


善意の奥にも「満たしたい感情」がある
必要以上に頑張ったり、他人の仕事まで奪って自己犠牲的に「いい人」を演じてしまうことがよくあります。
本当は、楽をしたいし辛いのは嫌なのに、ついつい自分にとって不幸な方/辛い方/損な役回りを選んでしまうことってありませんか?

世のため人のために身を削って働くことこそ、素晴らしいことだと日本では美談のように語られ、自己犠牲信仰のようなものがあるようにも感じます

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