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最後まで自分の味方でいる覚悟

伊勢神宮へ参拝に行ってきました。

来週には、夏越の大祓が行われると聞いて、2024年も後半戦を迎えようとしているんだなと時の早さを感じます。

今日は山羊座の満月。

西洋占星術では、半年前の1月に起こった山羊座の新月から始まったテーマが終わりを迎えるタイミングと言われています。上半期の振り返りと下半期の目標を立てるには、ぴったりの時期ですね。

この半年を振り返ると個人的には、「自己愛」が一つのテーマだったように思いました。

今回は「自己愛」についての学びと気づきをシェアしたいと思います。


自分を愛している人ならどうするだろう?

世界的なスピリチュアル・リーダーであり壮絶な幼少期を過ごしたティール・スワンさんが著書『自分を愛せなくなってしまった人へ −自らに光をともす29の方法−』の中で次のように言っていました。

"自分の人生を全うするには、自分の真実や喜びとのつながりを取り戻さなければいけません。(中略)そのためには、きっちり一年間、毎日「自分を愛している人ならどうするだろうか?」というマントラに従って生きると自分に約束しましょう。"

『自分を愛せなくなってしまった人へ 』ティール・スワン著

僕は、中学生から高校生くらいの頃に軽度の鬱と対人恐怖症、場面緘黙症を経験した過去を引きずり最近まで生きてきました。なので、自己肯定感や自己愛に関しての問題をずっと抱えていて「自分を愛している人ならどうするか?」という指針に従って行動や決断をするという、知ってしまえば単純なことにすごく衝撃を受けました。

半年間、時には意に反した行動や決断をしてしまうことももちろんありましたが、実践してみて個人的には「自分を大切にする」という感覚を少しずつ育てられている気がしています。

程度の差はあれ、特に無言の同調圧力の強い日本では、どんな人にもきっと自分を押し殺して無理をしてしまう状況や、タイミングがあるのではないかと感じます。ぜひ、悩んだ時には「自分を愛している人ならどうするだろう?」と自分に問いかけてみてください。

泣いている子どもが目の前にいたとしたら

目の前にしゃがみこんで悲しげに落ち込んで、泣いている小さな子どもがいるところを想像してみて欲しいです。

その子に大抵の人は、
「何を落ち込んでいるんだ。無理をしてでも頑張れよ!」
「泣くんじゃない!みっともない!」
なんて言葉ではなくて、きっと思いやりと慈しみを持ったコトバをかけて慰めてあげると思うんです。

けれど、普段僕たちは自分が失敗したり、落ち込んだり、シンドくて泣きたくなったりしたときに頭の中で平気でそんな言葉を自分自身に吐きかけていませんか

一生のうちで一番近くで長い時間、共に人生を歩むのは他の誰でもなく自分自身です。

誰かに否定されたり、攻撃されるのが怖いんじゃなくて本当は自分が最後まで自分自身の味方であり、理解者であるという覚悟が持てないときに恐れが生じるんだと思います。

だから、いつだって世界を敵に回しても自分は自分の味方でいるという思いと覚悟で毎日を生きていきたいです。

『できないのではなくてやりたくなかったんだ。』

いのっちの電話で有名な、作家/画家でもある坂口恭平さんが著書『躁鬱大学』の中で言っていた言葉のように思います。

僕たちは、
人とうまく話せないとか
部屋の片付けが出来ないとか
仕事が出来ないとか
いろいろな出来ないという否定で自分をがんじがらめにしてしまっていますが、もしかしたら『出来ないのでなくて、やりたくなかっただけでは。』と坂口さんはいいます。

人とうまく話せないのではなくて、話したくなかっただけ。
片付けられないのではなくて、片付けたくないだけ。
仕事が出来ないのではなくて、仕事がしたくないだけ。

出来ないという状況は変わっていないんですが、
自分の内側で、なにか清々しい諦めのような気分が広がって心が楽になってくる気がしませんか??

僕はこの言葉にも、すごく救われました。
みなさんはどうでしょう?心が軽くなりませんか?
ぜひ試してみてくたさい。

以上、「自己愛」についての気付きでした。
読んでいただきありがとうございました!



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