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変化こそ進化

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2021年8月の記事一覧

経費削減か、経費を使って利益を増やすか?

経費削減か、経費を使って利益を増やすか?

資料をつくったり、チラシを印刷したり、仕分けをしたり、投函したり、住所を書いて切手をはって郵送したり。あらゆる業務において経費削減を目的にするものは多々あります。コロナ禍で身動きが取れなくなった飲食店。アルバイト店員を休ませ、掃除、皿洗い、仕込みなど自分でできることは自分でやる経営者も少なくないでしょう。予期せぬ未経験の状況で多くの事業主が糊口をしのぐことを余儀なくされました。

ところがコロナ禍

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海外生活は創造性アップに貢献する

海外生活は創造性アップに貢献する

とあるアスリートから連絡があったのは昨日夜遅く。スペインはお昼過ぎでした。Jリーグを退団。単身でスペインに乗り込み、4部リーグながら契約を勝ち取った選手がいます。前職(吉本興業)では彼を一時期マネジメント。タイミングが合わず断念しましたが、大学院への進学を視野に入れて一緒に動いていた時期もありました。現役アスリートながら社会貢献、子どもの夢を後押ししたいというビジョンあり。渡西は、将来をみすえた彼

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自分自身を積極的に認め、慰め、労る

自分自身を積極的に認め、慰め、労る

皆さんは自分自身に厳しいでしょうか?

ものごとがうまくいかなかったとき、それまでの自分の行いを責めたり、自分への非難を周囲に伝えたり。一方で切り替えが早く、逆に「よくやった」と自分を労るような感情を持てる人もいます。

レイク・ウォビゴン効果

とは、自分が他者よりも優れているところを探し出そうとする一般的な傾向を指します。心理学的には「下方への社会的比較」という言葉で説明されていて、人は他者よ

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よいアイデアは十分な熟成期間を要する

よいアイデアは十分な熟成期間を要する

「先延ばし」は、一般的にはネガティブな印象があります。経営者が重要な決定を先延ばしにして機会損失、競合他社に市場を押さえられて競争優位を失うとなれば、リーダーとしての資質を問われることになるでしょう。「まだ余裕がある」と勉強を先延ばしにしてテストで苦労した経験は個人的に多々あります。「前倒し」は対義語としてよく使われ、ポジティブなイメージを与えてくれます。「先にお風呂に入って晩ご飯!」なんてことは

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コミュニケーション能力は人生を激変させる

コミュニケーション能力は人生を激変させる

社内外に友だちがいて、良好なネットワークを築いている人は総じて、4年の間に収入が増えると言われています。皆さんは普段、どれだけ社内や社外の人とコミュニケーションをとっているでしょうか?安定した社内の対人関係をベースに、社外へのネットワーキングを行なうことは、たとえばビジネスにおけるスキルの習得などと同列、もしくはそれ以上に大切だったりします。

人との信頼関係を高めるためには、お互いの情報を握りあ

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気づき発、行動経由、成果行き

気づき発、行動経由、成果行き

私は読書が好きで、毎日文字を見ていないと気持ちが悪くなるくらいの活字中毒です。得られた知識を実践に移すと、びっくりするような成果につながった経験を何度も。だからなのでしょう。仕事が詰まっていても、数分のスキマを見つけてはぶつ切りでも読みたい衝動にかられます。たった1500円から、高くても3000円程度であり得ないような情報に触れられるコスパの良さにもひかれます。

もちろん空振りも多々あって、「す

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利他の心で自己欲求を満たす

利他の心で自己欲求を満たす

本を購入するお金がなくて(泣)古い本を引っ張り出してきて再読しています。「1年で駅弁売上を5000万アップさせたパート主婦が明かす奇跡のサービス」に引き寄せられ、読み進めています。10年以上も前に読んだ本。44歳でパートを始め、すぐに契約社員になり、エリアを任されたあと、50歳をすぎて正社員、しかも所長に就くというストーリーです。

とにかく売上をつくる規模がすごすぎて圧倒されます。そしてそこに難

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自意識過剰を取り払う方法

自意識過剰を取り払う方法

岡目八目

第三者の方が客観的に物事を見ることができるという意味です。いろんな本を読んだり、セミナーを受けたり、運動したり食事に気をつけたりと自分を律している。なんて自意識過剰になっているときに第三者から指摘を受けると「いやいや、そんなはずないでしょ。人並み以上に努力している自分に限ってそんな…」みたいなことを思ってしまいがちです。

「でもちょっと待てよ」

第三者からの指摘。それもちょっとネガ

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「意味がわからない」への向き合い方

「意味がわからない」への向き合い方

24時間のモニタリングと、濃密な診療体制を可能にする集中治療室(ICU)は、アポロ計画がなければ実現しなかったと言われています。あるいは少なくとも実現が大幅に遅れていたであろう画期的な成果は、実は偶然の産物でもありました。

「意味がわからない」

歴史を変えるような大発明、大発見に対する最初の評価は往々にしてこうなります。 コペルニクスの地動説が受け入れられるまでには、彼の死後、1世紀以上の時間

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変わりつつある「商売の常識」

変わりつつある「商売の常識」

昭和の時代は「いいモノを作れば」売れました。「3種の神器」という名キャッチコピーに人が群がり、一生懸命働いて競うように買い求めました。今のように「何でもある」時代ではなく、ネットもないので情報収集もままなりません。人々の課題を解決する画期的な発明は現代のようにすぐに陳腐化せず、しばらくの間、人や組織に富が集中することになります。

平成に入り、インターネットが世に出回るようになると少しずつ「私好み

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ルーティンワークは「やって当たり前」

ルーティンワークは「やって当たり前」

独立して1か月が経ちました。新しいクライアントとはこれ以上にないほどいい関係が築けていて、心地よい緊張感を味わいながら過ごせました。既存クライアントとも慎重に、今まで以上に丁寧に向き合いながらアウトプットを繰り返しました。

論文が滞りまくっているのが若干心配ではありますが、今月の課題は時間管理、ルーティンワーク、新しい取り組みを、いつどのタイミングで組み込むかを整理していきます。論文問題も解消し

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いつまで経ってもスタートできない「学びあるある」

いつまで経ってもスタートできない「学びあるある」

プロアスリートとの面談。現役ながらビジネスを始めたい意向があり、相談を受けました。所属クラブとは、事業面でのコンサルも請け負っている私。感じるのは「貪欲さ」です。フロントスタッフだけではなく選手も、学習意欲があり、好奇心もあって、それでいて素直で積極的。それなりの成果を導いてあげたいといつにも増して気合が入ります。

「勉強と実践」について話が及びました。現役を続けながら、もしくは引退後に大学院に

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