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マスクの向こう側

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新型コロナウイルスによる影響は人それぞれです。 エリア、仕事、貯蓄、家庭環境、健康状態などによって 強いられる変化やストレスも異なります。 『マスクの向こう側』は様々な現場の方に…
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「マスクの向こう側」について。

「マスクの向こう側」について。

舘澤史岳。フリーのライターです。
2020年5月より「マスクの向こう側」と題した
インタビュー記事を連載しています。
「コロナ前後にどんな変化があったのか」
様々な現場の方にお話を聞いたものです。

「なぜ、そんなことを始めようと思ったのか?」
よく聞かれることですが、実は深く考えたことがありません。
何となく、そうすべきだと思ったから、そうしただけです。

しかし、ある程度回数を重ねた今後
みな

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創立50周年を迎えたシナリオ・センター【第40回マスクの向こう側~コロナ前後で世界はどう変わったか~】

創立50周年を迎えたシナリオ・センター【第40回マスクの向こう側~コロナ前後で世界はどう変わったか~】

<まえがき>節目の40回目のインタビューは、私の出身校である、表参道のシナリオ・センターにお願いしました(今回はご厚意で、匿名ではなく、実名での登場となります)。これまでに、内館牧子さん、岡田恵和さん、柏田道夫さん、黒岩勉さん・・・枚挙の暇がないほど、多くの有名脚本家を輩出してきました。ドラマ・映画界でも高い認知度を誇ります。今回は代表の小林さんに、コロナ騒動が起こってからの約半年間を振り返っても

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通信社記者(後編)【第39回マスクの向こう側】

通信社記者(後編)【第39回マスクの向こう側】

特派員として滞在していたインドで新形コロナウイルスの流行に見舞われたSさん。その後、無事に5月に日本に戻ってきましたが、色々と考えるところもあったようです。引き続き後編をお届けします。

―新形コロナウイルスに関しては日々、情報が錯綜し、「何を信じたらいいか分からない」と言う声も聞こえていますね。
気持ちは分かりますが、本来、情報は玉石混交で、「これは絶対に正しい」と言い切れるものはありません。残

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通信社記者(前編)【第39回マスクの向こう側】

通信社記者(前編)【第39回マスクの向こう側】

<まえがき>全く終息する気配を見せない新型コロナウイルス。日本に限ったことではなく、世界でも同じような状況です。今回は、海外特派員の経験を持つ、通信社の記者に以前、滞在していたインドの事情についてお聞きしました。

●インドでの流行の度合い
●感染拡大とその経路
●日本とインドの行き来について

―自己紹介をお願いします。
通信社の記者です。この5月まで、特派員としてインドに駐在していました。

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コロナ下のCMディレクターの苦悩【第38回マスクの向こう側】

コロナ下のCMディレクターの苦悩【第38回マスクの向こう側】

<まえがき>一時、中断していたものの、徐々に再開しつつある撮影現場。様々な感染対策が施されていると聞きますが、企画や現場によっては、スムーズな撮影の妨げになっている場合もあるでしょう。今回はCMの撮影・編集などをメインに手掛ける制作会社の方にお話をお聞きしました。

●CMディレクターってどんなことするの
●撮影現場は「身体接触」NG。キスとか絶対ダメ!
●やっぱり減ったノミュニケーション

―自

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海外勤務者に聞いた、世界のコロナ事情【第37回マスクの向こう側】

海外勤務者に聞いた、世界のコロナ事情【第37回マスクの向こう側】

<まえがき>世界中で猛威を振るっているコロナウイルス。抑え込むのに成功した国もあれば、感染拡大が続いている国もあります。今回は、ベトナムやカンボジアなど海外で勤務している日本人にお話をお聞きしました。それぞれの感染対策や、外から見た日本の状況などをお伺いしました。

●ベトナムのコロナ対策について
●日本に入国する時の対応について
●コロナ下で一番身の危険を感じた瞬間

―自己紹介をお願いします。

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コロナ下のリモートワークのマネジメント【第36回マスクの向こう側】

コロナ下のリモートワークのマネジメント【第36回マスクの向こう側】

<まえがき>コロナ以後、在宅でのリモートワークへと切り替える会社が増えつつあります。その評価については、プレイヤーから賛否両論聞こえていますが、今回はリモートワークの実務を管理する「管理職」の方にお話をお聞きしました。リモートワークのマネジメントってどうなんでしょうか。

●リモートのマネジメントは、ここが大変!
●今の新卒はいわゆる「何世代」でしょうか?
●お世話になってるけど……zoomのここ

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キャリアコンサルに聞く、近年の求職事情【第35回マスクの向こう側】

キャリアコンサルに聞く、近年の求職事情【第35回マスクの向こう側】

<まえがき>いくつになっても働くことが求められるのであれば、できるだけ、好きな仕事、自分に合った仕事をしたいですよね。今回は、キャリア支援に取り組んでいるキャリアコンサルタントにお話をお伺いしました。コロナ前後を挟んで、どんな変化があったのか。これからのキャリア構築には何が必要なのか。重要なのか。ポイントは「早期」「一緒に」だそうです。

●内定をもらう人と、もらえない人は「〇〇」が違う
●面接官

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小さい子供を持つ主婦が経験したコロナ【第34回マスクの向こう側】

小さい子供を持つ主婦が経験したコロナ【第34回マスクの向こう側】

<まえがき>緊急事態宣言下の4月、5月、保育園はかろうじて稼働していたものの、大半の幼稚園・児童館が休みになりました。「自宅で大人しくしていろ」と言っても、元気一杯の幼児の場合、早々できるものではありません。感染対策に加えて、子供の世話をする親のストレスも相当なものだったはず。現在、2歳のお子様を育てている方に、その辺りの苦労についてお聞きしてみました。

●子供と自分の居場所がどこにもない…

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コロナ下の介護事業所で何が起こっていたか【第33回マスクの向こう側】

コロナ下の介護事業所で何が起こっていたか【第33回マスクの向こう側】

<まえがき>高齢者が多いため、通常より高いレベルでの感染症対策が求められる介護施設。コロナ流行期には、どのようなストレス・トラブルがあったのか、都内で介護事業所を経営する方にお話をお聞きしました。「感染症対策」に限らず、「求人」「経営」など様々な点で、変化が感じられます。

●スタッフ間でも意識に差があった
●不況に強い介護業界。求人募集をかけたら…
●「国の蛇口、壊れた」って、どういうこと?

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街の本屋さんが見たコロナ【第32回マスクの向こう側】

街の本屋さんが見たコロナ【第32回マスクの向こう側】

<まえがき>伊坂幸太郎さんの『終末のフール』だったと思いますが、世紀末の寂れた商店街で「本屋さんが開いているのを見るとホっとする」という表現が出てきます。この自粛期間中、私はまさにその気持ちを味わいました。あの時、休業要請の対象から外された街の書店で、どのようなことが起こっていたのか。インタビューでお聞きしました。

●親子3代続く歴史ある書店
●自粛期間中に売れた本ってどんな本?
●本屋の前に長

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広告クリエイターが見たコロナ感染対策【第31回マスクの向こう側】

広告クリエイターが見たコロナ感染対策【第31回マスクの向こう側】

<まえがき>「#Stay Home」「クラスター」「密」「オーバーシュート」「ロックダウン」「パンデミック」「東京アラート」etc.コロナ下で様々なキャンペーンやキーワードが発信されました。こういった感染対策も広義に見れば”宣伝広告”の一種です。今回は第一線の広告クリエイターにその振り返りと、コロナ後の広告表現についてお聞きしました。

●「否定の話法」加担してはいけない
●自粛期間中、印象的だっ

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アフターコロナに求められるドラマとは【第30回マスクの向こう側】

アフターコロナに求められるドラマとは【第30回マスクの向こう側】

<まえがき>あなたの思い出のドラマは何ですか?私は「都会の森」です。親に隠れて見ていました。最近はTVを見る人が減っていると言いますが、ドラマは別口。未だに番組改編の時期になると、ついチェックしてしまいます。1本作るのに1千万単位のお金が動くと言われるドラマの制作。相当数の人が時間をかけて生み出すだけに、コロナの影響が懸念されます。今回はその変化について、TV局のドラマ・プロデューサーにお話をお聞

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二拠点生活者が見たコロナ【第29回】マスクの向こう側

二拠点生活者が見たコロナ【第29回】マスクの向こう側

<まえがき>住んでいるエリアによっても、コロナの影響は様々です。今回はコロナ以前より、東京と地方、二つのエリアにまたがって生活を送っている二拠点生活者にお話をお聞きしました。コロナは自分のことしか考えられない、利己的な人類に「いい加減にしろ」と言っているような気がする。その真意とは。。。

●二拠点どころか三拠点
●時代が私についてきた
●「森はうるさい」

―自己紹介をお願いします。
都心の会社

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