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想い入れ。

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#日記

愛を注ぐ

真実の愛を注いでくれるはずの両親にさえ裏切られた私が、血縁関係のない他人からの愛を信じられるわけがない。

親からの愛を神格化しすぎているのかもしれない。母と父からは無性の愛を貰えるのだと、それが絶対なのだと、それさえも間違いなのだろうか。

交際相手にどれだけ愛の言葉を囁かれたとしても、どれだけ行動に表し時間とお金を費やしてくれたとしても、その愛を真実なのだと受け入れ信じることができない。

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雑談(承認欲求、創作で結果を残すこと)

雑談(承認欲求、創作で結果を残すこと)

ツイッターで女性がホストに行くのは性欲でしょ?みたいなツイートを見た。このようなテーマの言い争いはツイッターではよく見かける。それに対してそれは承認欲求だと言ってる人を見た。なるほどなぁと思いつつ、それを性欲って言うんじゃないのかなとも思った。

承認欲求についての文章を書きたいとずっと思っていたけれど、なかなか言葉にできなかった。欲求って一貫性がないし、そのときそのときで考え方が変わってしまう。

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朝はいつだって過不足なく満ちている

朝はいつだって過不足なく満ちている

春が近いと感じる。まだまだ寒いけれど快晴の日に当たる陽の温かさとか柔らかさとか、外から聞こえる自然の音とか。

目を閉じると草木が揺れる音がもうすぐそこに聞こえてくるような気がする。目を開ける時自然と口角が上がる。

冬は外がとても静かだし陽が沈むのが早い。けれど雪が降りよく積もった日は、手元や足元が電灯なしでもよく見えるほど明るい。それがものすごく好き。

朝起きて、温もりを溜め込んだベッドから

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貴方にまた出逢えるのなら

貴方にまた出逢えるのなら

久々に彼に会えるからここ数日ふわふわしている。身も心もふわふわ。身も?

少しでも可愛い姿で会いたくて美容院にも行ったし、眉毛サロンにも行って眉毛も整えて一緒にまつ毛パーマもしてもらって。気になってたアイシャドウも買ってみたり。シルバーが雪のように光る、ピンクのアイシャドウ。あれ、なんだかお金使ってばっかりだな、まいっか。みたいな浮かれ具合で。
家ではニキビができないように小麦を摂るのも極力控えた

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私と言葉

私と言葉

言葉が尊いものだと知ったのはいつだっただろうか。

言葉が儚いものだと知ったのはいつだっただろうか。

言葉があたたかいものだと知ったのはいつだっただろうか。

きっと私が私を表現したいと思い始めるそのずっとずっと前からなんだと思う。そのずっと、ずっと前から私は言葉の存在を知っていた。

母は小説、長女と父は漫画を読むのが好きだったこともあり、物心がついた頃にはたくさんの書籍に囲まれていた私。当然

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雑談(恋愛のわからないこと、人を好きになること)

雑談(恋愛のわからないこと、人を好きになること)

誰かを本当の意味で好きになることなんてないような気がする。

正直、みんなが言う恋愛のアレコレは全部嘘だと思ってた。なんとなく告白されたから付き合ってるのだと思ってたし、異性だったら誰でもよくて告白してるんだと思ってた。

プレゼントをあげるとか、クリスマスを一緒に過ごすとか、デートをするとか。恋愛ってこういうものだよね、って謎の風潮があるから、みんなよく分からずとりあえずそうしてるのだと思ってた

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彼と私が生きる朝

彼と私が生きる朝

一緒に住む恋人の生活を観察してみた感想はとにかく「朝が早い」だった。

普通は休日に5:00に目を覚ましたら、大体は二度寝するだろう。しかも前日の夜0時過ぎに寝ていたのなら尚の事。だが彼は二度寝をしない。

私も朝は早い方だけれど「私より朝強い人いるんだ…」と驚くほど彼は朝型人間…

と思いきや、別に夜寝るのが早いわけでもないのである。(である)。生活習慣が整っている彼も、お酒を飲んで夜更かしした

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同じ空の下で、この先もずっと

同じ空の下で、この先もずっと

いつかの終わりを絶えず想像してしまうくらいに臆病な私たちだから、終わりのない旅に出よう。

終わらない歌を歌って、終わらない詩を詠んで、終わらない夢を一緒に見よう。

終わらない世界で、終わらない私たちでいよう。

羨ましい。そう、思った。彼女に触れていると、私まであたたかくなってしまいそうで、優しくなって、こわくなった。

彼女と出逢ったのは、高校三年の冬だった。命を賭けても惜しくはなかったバス

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わるい顔を見せることの意味

わるい顔を見せることの意味

「その、わるい顔を見せられる人を好きになりなよ」

8年ぐらいの付き合いになる人と食事に行った時、あることを話していたら言われた言葉。

その時は意味が分からなくて、「どういうこと?」って笑いながら返したっけ。「じゃあ、どうして俺にはできるの?」って聞かれたから、何も考えることなく「別に嫌われてもいいから」ってまた軽く笑いながら言ったら、「おい」って突っ込まれた。

「別に嫌われてもいいから」

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残酷な偽物

残酷な偽物

写真は現実だと、思いますか?

大学で撮影の実習を履修していた時に「写真は現実を映さない」と先生方が仰っていたことを今になって思い出している。

「人間の目は良く出来すぎている。勝手に色も鮮やかに映し出されているから、写真を撮ると何か違う、と感じるかもしれない。」

(大方このような話だった気がする、。)

この意味でか、はたまた違う意味でだったかはわからないけれど、とにかく今わかることは

「写

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どうか貴方には届きませんように

どうか貴方には届きませんように

男と女だなあと思う日、思う事がそりゃ性別が違うから当たり前にあるけど、それよりも人と人だなあと貴方と居て思います。
思いやりを渡し合える関係ってこんなに嬉しくて素敵なのね。
毎日貴方がそっと渡し続けてくれるあたたかさに助けられてばかりなの。

よく人のことを見ていて綺麗にその人に合った形に合わせられてしまう貴方は良くも悪くも相手の感情を受け取りやすいんだろうなと思うから、きっと静かに1人で傷つくこ

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忘れない

忘れない

爆弾でこの街が爆破される妄想をしなくなって、ただなんとなく虚しさを抱えたままわたしは何も書けなくなってしまった。

2025年の夏、世界が終わるらしいから、若いうちにどれだけ痛々しくいられるかを試したい。本当は、きらきらよりもキラキラと、キラキラよりもギラギラとしていたい。その辺の女の子と同じになりたくない。平仮名多めのほわほわツイート、ネイルを見せるために持たれたぬいぐるみ、わざとカバーを外した

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セクシュアリティについて〈anone,〉

セクシュアリティについて〈anone,〉

最近、2週間だけGravityというアプリを入れていた。このアプリは「やさしいSNS」をモットーに運営しており、実際にTwitterなどの利用者数が多いSNSよりは、幾分か平和だと思う(部分的にはめちゃくちゃ治安悪い)

ネガティブな投稿よりポジディブな投稿や、心がほんわかするような投稿によくいいねが付き、SNSの割には見ていると幸せになれる確率が高い
Gravityでわたしに話しかけてくれた人が

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