オーストラリアなぅ

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オーストラリアでニートになった僕が思うこと

僕は98年生まれ。SNSがない時代に生まれて良かったと今ようやく思う。SNS漬けの子供時代じゃなくてよかった。 懇願しても買ってもらえんだケータイ、ダメと言われて出来なかったアメーバピグ、ブログ。(アメピグさせてもらえんだの結構根に持ってた) 当時は「とうちゃんおかあさんのケチ!」って超不満やった。 当時の自分が日々何を考えとったかはもう覚えてないけど、その時の自分なりに感じた事、考えた事、気づいた事が沢山あったんやろうなあと思う。 その時しかないそれをあの時奪わないでくれて

    • −50億点みたいな日は−50億点みたいな日だから100点

      心には人それぞれキャパがあって、容量も構造も形も全部違うから、世間の型にハマろうとしたり、他人軸で生きてるとしんどくないですか。両者、絶対に形が違うパズルのピースを無理矢理はめ込もうとしとる人多く無い?絶対ハマらんやん。仮にハマったとしても気持ち良くないやん。 きっと何か嫌なことがあって「私ってなんでこうなんだろう」って落ち込んでいるかもしれない貴方へ。そんなに落ち込まんで大丈夫よ、貴方は今の貴方だから最高で、貴方の中には貴方に必要なものが常に全部揃っとって、今の貴方は今の貴

      • 「東京行きたい!」「お前に東京は早い!」

        うちの父が結構愉快なのですが、その愉快な父を文字に起こしてみたら愉快さが増したので、もし良ければお時間いただけませんか。 父には「とうちゃんと呼びなさい」と気づいた時から言われていたのでとうちゃんと呼んでいます。 僕もとうちゃんと呼ぶのを気に入ってます。 性格は頑固。ネイティブでナチュラル頑固。 これと決めたらもう直線よりも真っ直ぐ。 でも物腰が柔らかくて、誰かと話しているとうちゃんを見てるのが好きです。 そしてそんな彼は相手の話を引き出すのがきっと上手なんだと思う。相手

        • どうか貴方には届きませんように

          男と女だなあと思う日、思う事がそりゃ性別が違うから当たり前にあるけど、それよりも人と人だなあと貴方と居て思います。 思いやりを渡し合える関係ってこんなに嬉しくて素敵なのね。 毎日貴方がそっと渡し続けてくれるあたたかさに助けられてばかりなの。 よく人のことを見ていて綺麗にその人に合った形に合わせられてしまう貴方は良くも悪くも相手の感情を受け取りやすいんだろうなと思うから、きっと静かに1人で傷つくことが沢山あったんだろうなと思います。 でもそんなことを微塵も感じさせない所が貴方

        オーストラリアでニートになった僕が思うこと

          子宮を泳ぐ

          今日が沖縄最後の朝。 起きるとまた新しい虫刺され。 僕はO型なのかと疑いたくなるほど最近よく刺される。 B型だってば。 相変わらず早起きな彼女の車にシュノーケルとフィンと一緒に僕も詰め込まれて着いた先は小さな海。 これからここに潜るみたい。 今日、僕は初めて僕自身の足を漕いで遠く海の中へ。 一度溺れた時のフラッシュバックが身体にしがみついたまま、なかなか前に進めない僕を彼女が、「海の中は任せて」とゆっくりゆっくり僕の手を引いて、遠く、魚と珊瑚礁たちのもとへ連れ出してくれた

          子宮を泳ぐ

          死後49日後の僕と貴方へ

          僕らはこの先必ず死ぬことになっているらしいのだけど、死んだ後にこの人生を僕はどこまで、そしていつまで覚えていられるんだろう。 今此処で生きてる僕が前の自分の記憶を持っていないってことはきっと忘れちゃうのね全部。 産んでくれた両親の顔も、一生この人と居るんだって大切だった誰かのことも、大好きだった友達のことも、楽しかったことも、眠れないほど悲しかったことも、腹が立ったことも本当に何一つ覚えてないもの。 死んでからどの時点で記憶を消されるんだろう。 僕が骨壷に納まったら?魂が

          死後49日後の僕と貴方へ

          Yooo bro, 徳、積んでる?

          貴方は絶対に忘れたく無い誰かがいますか。 僕の大好きでだいすきでダイスキなおばあちゃんの話を聞いて欲しいの。 もういないんだけどね。94歳だった。彼女が永い旅に出て、今年の夏でもう3年になる。3年も経ったのか。 3年経っても、冗談抜きで週1くらいのペースで今でも何かあると思い出す。思い出すどころか話しかけてる。心の中でね。 凄く、綺麗な人だった。清い人だった。優しい顔でコロコロと笑う人だった。 彼女、立派な尼さんだったの。尼さんだから立派なのか、立派だから尼さんが務ま

          Yooo bro, 徳、積んでる?

          ちょっと待ってて言葉を渡すから

          日本語ってさ、凄くってね。 昔の日本人はさ、いい大人達が俳句を詠みあって言葉であそんで愉しんでいたんだから本当に素敵よね。言葉であそぶなんてこと思いついたの日本人ぐらいじゃない。実際に愉しめてしまう所が豊かだと思いませんか。 季節に、風に、雨に、気持ちに名前を与えた僕らより遥か前に生きていた彼らは凄く凄く深みのある人たちだったんだろうな。そんな彼らと話してみたかったな。 だから言葉を短くなんかしないであげて。僕らが自ら言葉を減らしてどうすんの。時代が進むにつれて少しずつ消

          ちょっと待ってて言葉を渡すから

          走行距離27万㌔の愛車と900kmを走る旅

          今日、4ヶ月住んだ町を去る。 まだ朝8時。お昼の12時にはこのシェアハウスを出なくちゃいけない。今日、僕の後に新しい韓国人の女の子が入ると聞いた。ああそうか、だから「12時までに家を出てね」って指令が来たのか。退去してすぐに新しい子が入居してくるこのテンポの速さ、Netflixで最近まで見てたあのテラスハウスそっくりだ。 終わってないパッキングを再開して、せっせと車に運び入れる。我ながらに手際がいい。高3から始めた引越しバイトは7年目になる。ハウスメイトの韓国人ガールのウ

          走行距離27万㌔の愛車と900kmを走る旅

          24歳、職業人参投げ

          僕はいつも自分の人生をどこかに残すことに必死だ。日記にも、インスタにもカメラのフォルダにも至る所に日々一生懸命に僕の人生を詰めている。心動かされたことは、嬉しくても悲しくても忘れたくない。だから残す。 僕の一部を今度はここにも残そうと思う。実は密かに企んでいた"いつか絶対旅行記を書いてやる!"という野望も一緒にここに置いていくね。 実は今、日本を離れてオーストラリアという国に住んでいる。丁度今9ヶ月目に片足を突っ込んでいる所だ。何故、オーストラリアに来たのか?元彼がオースト

          24歳、職業人参投げ

          ちょっとシドニーマラソン走ってきた

          ちょうど先週、シドニーマラソンを走ってきたのでそのお話を。 ハーフマラソンかフルマラソンかで迷って、結局フルマラソンにエントリーしたよ〜、ちなみにコロナの影響で2年ぶりの開催やったみたい。 マラソンの開始時刻が早くて、ハーフマラソンは朝6時スタート、フルマラソンは朝7時スタートやった。やから昼過ぎには大体の人がマラソン走り終わっとる、オーストラリアに来て思うけど何するにしてもみんな朝早い。 去年、地元の富山マラソンを友達と一緒に走ったことがあったから大体の雰囲気とか流れは分

          ちょっとシドニーマラソン走ってきた

          日本を飛び出して看護実習してきたお話

          オーストラリアの老人ホームで1ヶ月看護実習をしてたんですが、なんせツッコミどころ満載だったのでここに残していきます、良かったら読んでね。 実習はモーニングシフトとナイトシフトの二つがあって、自分の場合は1ヶ月全てモーニングシフト、しかも朝6:30から実習スタート+家からバスで1時間の場所にあったので毎日4:30起きで実習行ってたよ(もうおかしい) とりあえず最初に思ったのはジブリに出てきそうなおじいちゃんおばあちゃんがいっぱい、そして皆んな何着てもオシャレに見える、部屋ぐ

          日本を飛び出して看護実習してきたお話