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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ
映画が見たくなり神戸のシネリーブルで
ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ
を観ました
寄宿学校の冬休みに学校に
置いてけぼりをくった
孤独な3人の魂の触れ合い
嫌われ者の学生と嫌われ者の先生と
子供を亡くしたばかりのキッチンのシェフ
みんな過去に色々あって
心に傷を抱えている
年齢も性別も人種も異なる3人が
最後は魂の友達みたいなる
このアメリカの寄宿学校の
チャペルや図書館や階
人は他の誰かになんてなれないもの
結局のところ
人は他の誰かにはなれない
何者かになれるのではと
思い込むのが
頭の勘違いなのだ
この世界で たとえどんな偉業を
達成して 周りから褒め称えられたとしても
自分は自分であってそれは何も変わらない
それなら何者かになろうと
無理をしてあがくより
自分が自分でいることを
そのまま受け入れて
楽しんだ方がいいんじゃないかな
それぞれが個々のユニークさ
生まれついた独自性を持ってい
なんていいんだ ぼくのせかい
なんていいんだ ぼくのせかい
幼心はいつだって
そんな風にご機嫌に
言いたいに決まってる
透き通った瞳を持ち
この世界に隠されている
キラキラしたものを見ようと
一生懸命に生きて来ているのだもの
でもこの世界の悲しみや苦しみに
たくさん触れて 幼心を雑に扱われたり
黙らされたりしているうちに
知らないうちに段々と
内側に涙が溜まっていって
言葉を発するのが難しくなる
もう一度透き通った瞳で