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なんていいんだ ぼくのせかい

なんていいんだ ぼくのせかい



幼心はいつだって
そんな風にご機嫌に
言いたいに決まってる

透き通った瞳を持ち
この世界に隠されている
キラキラしたものを見ようと
一生懸命に生きて来ているのだもの

でもこの世界の悲しみや苦しみに
たくさん触れて 幼心を雑に扱われたり
黙らされたりしているうちに
知らないうちに段々と
内側に涙が溜まっていって
言葉を発するのが難しくなる

もう一度透き通った瞳で世界に隠された
キラキラしたものを発見するには
この溜まっている涙を流さなくっちゃ

思いっきりわんわん泣いて
これまでにずっと感じて来た
虚しさや抑圧された気持ちを
綺麗に流し 自分の言葉を
取り戻さなくっちゃ

ていねいに ていねいに
内側の感覚を感情を感じてあげよう

そしてもう一度 幼心の持つ
無邪気な大胆さを取り戻すのだ

荒井良二さんの絵本
なんでいいんだ ぼくの世界
<blockquote class="embedly-card" data-card-key="d9a25370aa944b40bd6d3c3b470e6e6b" data-card-controls="0" data-card-branding="0" data-card-type="article"><h4><a href="https%3A%2F%2Fwww.shueisha.co.jp%2Fbooks%2Fitems%2Fcontents.html%3Fisbn%3D978-4-08-781512-2">なんていいんだ ぼくのせかい|集英社 ― SHUEISHA ―</a></h4><p>荒井良二が地球のすべての子どもと大人に贈る!小さな家に生まれた子どもが言う。「なんて いいんだ ぼくのせかい」。毎日楽しく幸せに成長した子どもが、突然、泣く。そしてまた新たに…。「再生」の物語は、100年後の世界でも読み継がれる絵本!</p></blockquote><script async src="//cdn.embedly.com/widgets/platform.js" charset="UTF-8"></script>

大人の中の子供心に響きます


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