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アジャイル/スクラム

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アジャイル/スクラムに関わる記事をご紹介します。
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#アジャイル

”失敗学を意識したふりかえり”と ”アジャイル実践での心掛け”の話 in Advent Calendar

”失敗学を意識したふりかえり”と ”アジャイル実践での心掛け”の話 in Advent Calendar

本記事は スクラムマスター Advent Calendar 2023 - Adventar の14日目のエントリーです。前日の”いわむーさん”から、バトンを受け取っています。

何を書こうか迷いましたが、私がスクラムマスターとして携わる場合における「失敗学を意識したふりかえり(レトロスペクティブ)の工夫」「アジャイル実践での心掛け」を紹介します。

工夫:失敗学×ふりかえりスクラムでは、ふりかえり

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Agile Party 2023参加レポート(アジャパ2023)

Agile Party 2023参加レポート(アジャパ2023)

先週末に、Agile Business Institute社の主催アジャイルイベントに初めて参加したため、私自身の振り返りがてて参加レポートとして記載しました。

Agile Party 2023イベント概要

イベント名:Agile Party 2023 / アジャイルパーティ2023

日程:2023年9月16日土曜日

目的:知識を深め、アジャイルの導入事例を知る

参加対象者:アジャイルと

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A-CSM取得後の振り返り

A-CSM取得後の振り返り

2023年7月にA-CSM研修を受けて、A-CSM(Advanced-Certified Scrum Master)を取得できました。今回は研修の内容や得られたものについて振り返りさせていただきます。

A-CSMとは?A-CSM(Advanced Certified Scrum Master)は、Scrum Alliance®による認定資格です。Scrum Alliance®が提供する主な資格は

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【アジャイル】組織を幸せにする組織アジャイル5つの原則

【アジャイル】組織を幸せにする組織アジャイル5つの原則

アジャイル開発に関する方法論の書籍等は数多くありますが、組織としてのアジャイル化に関する「実体験に近い情報」「勘所に関する情報」は見つけにくいと感じます。そんな中、IPAが興味深い資料を公開していたので、ご紹介させていただきます。

組織を幸せにする組織アジャイル5つの原則(略称:ソシアジャ五良核)<資料>
https://www.ipa.go.jp/jinzai/skill-standard/p

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「絶対見積もり」と「相対見積もり」

「絶対見積もり」と「相対見積もり」

本日は「見積もり」に関して考える機会があったため、記事を書いてみました。

見積もりは難しい・・・そもそも見積もりは難しいものです。誰しもが思っていると思います。
見積もりのブレ具合については、この「不確実性コーン」という図が有名です。この図ではプロジェクト初期の見積もりでは、多い時は4倍のズレが起こりうることが示されています。また、不確実性の要素が多いほど、ズレは生じやすいとされています。

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【読了】アジャイルメトリクス

【読了】アジャイルメトリクス

今回は、2022年11月に発売された「アジャイルメトリクス~アジャイルチームのパフォーマンスを向上する定量化とデータ収集法」をご紹介させていただきます。

アジャイルメトリクス本書は、サブタイトルにもあるように「アジャイルチームのパフォーマンスを向上する定量化とデータ収集法」に焦点を当てた書籍になります。

通常の開発プロジェクトでも、プロダクト/プロセスに関するメトリクス(指標)指標を立てて、測

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チームの「ふりかえり」がマンネリ化し始めた時、私が意識している2つのこと

チームの「ふりかえり」がマンネリ化し始めた時、私が意識している2つのこと

仕事柄、定期的にチームで「ふりかえり」をすることが多いのですが、だんだんマンネリ化して、意見があまり出なかったり、特定の人だけしかコメントしないといった状況になることがあります。そんな時に私が意識している2つのポイントをご紹介させていただきます。

①:「ふりかえり」の方法を変えてみる人間は、同じことばっかりやっていると飽きてしまいます。また、ずっーと同じ視点で「ふりかえり」をしていてもコメントが

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「State of Agile Report」を覗いてみよう!

「State of Agile Report」を覗いてみよう!

今回は、私の備忘録がてら、海外のアジャイル動向や開発トレンド等の調査に役立つサイトをご紹介いたします。

State of Agile正式な団体名がサイトから読み取れませんでしたが、おそらく「State of Agile」という団体(スポンサーもしっかりした企業がついている)になります。アジャイルのテクニックとプラクティスに関する継続的な年次調査からの重要な洞察を提供しています。
頻度としては、1

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【読了】ゾンビスクラムサバイバルガイド:健全なスクラムへの道

【読了】ゾンビスクラムサバイバルガイド:健全なスクラムへの道

本タイトルがとてもユニークなスクラム開発に関連する書籍を読みましたので、ご紹介させていただきます。

ゾンビスクラムサバイバルガイド:健全なスクラムへの道本のカバーに「役に立っていないスクラムに血を通わせるんだ!!」というキャッチフレーズが印象的でした。よくあるスクラム開発の書籍は、「ベストプラクティス」や「スクラム基本原則」を真説的に表現しているものが多いですが、この書籍は逆説的に表現されていま

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【読了】アジャイルなチームをつくる ふりかえりガイドマップ

【読了】アジャイルなチームをつくる ふりかえりガイドマップ

以前、別の記事でご紹介した「スクラムブートキャンプ」という書籍に似たテイストでとてもわかりやすい「アジャイルなチームをつくる ふりかえりガイドマップ」という書籍を読みました。今回は本書籍についてご紹介させていただきます。

<過去の記事>

アジャイルなチームをつくる ふりかえりガイドマップ本書の正式タイトルは「アジャイルなチームをつくる ふりかえりガイドブック 始め方・ふりかえりの型・手法・マイ

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miroを使って海外メンバーと振り返りしてみた

miroを使って海外メンバーと振り返りしてみた

最近、海外メンバーと「miro」を使って振り返りを数回実施したため、そこで得た気づきを投稿させていただきます。

<miroとは?>
miro(オンラインホワイトボードツール)については、以下の記事にまとめてありますので、ご覧ください。実際触ってみると分かりますが、豊富なテンプレート/フレームワークが標準で搭載されているため、様々なシーンで活用できるツールです。

はじめに私の所属するチームは日本

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初めてアジャイル・スクラム開発に関わる方へのおすすめ本

初めてアジャイル・スクラム開発に関わる方へのおすすめ本

かれこれ5~6年ほど、アジャイル・スクラム開発に関わらせて頂いておりますが、今回は、私が初めてアジャイル・スクラム開発に携わった時に読んだ「SCRUM BOOT CAMP(スクラムブートキャンプ)」という本をご紹介させていただきます。

SCRUM BOOT CAMP(スクラムブートキャンプ) 正式タイトルは「SCRUM BOOT CAMP THE BOOK」になります。本書の初版は2013年で、

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