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なぜ悲劇は繰り返されるのか?~他責思考が創る未来~ 第13章:社会が教えられること ③
ただ、この決断にもこれまで関わってきた人たちの考え方が反映されているケースや自分で経験したことに対して自分が出した答えが反映されているケースなど子どもによって考え方の方向性や主軸となる意思表示は大きく異なっているし、この決断の背景を探るためには本人がどのような決断をしているのかを知る事が大切だと思う。
今はこれらの基準が曖昧になってしまっており、なかなか共通基準を明示することは難しく、仮に共
なぜ悲劇は繰り返されるのか?~他責思考が創る未来~ 第12章:教育環境の変化 ⑦
私自身、小学生の頃から人間関係や上下関係に関してはかなり厳しい環境で育ったこともあり、外では厳格に守ったが、校内ではそういう事はあまりしなかった。
その理由としていくつかあるが、第1に“上下関係を作っても大丈夫だと思える子がいなかった”ということだ。
そもそも、小学校というのは6歳から12歳という幅広い年齢の子供たちが同じ校舎で学んでいること、縦割り班など集団で行動を共にすることが多いため
なぜ悲劇は繰り返されるのか?~他責思考が創る未来~ 第12章:教育環境の変化 ①
現在の日本において最も難しいとされているのが“教育現場における有事対応の際の指導法”だ。
現在は教師など教える立場の人と、児童・生徒の立場が逆転していることもあり、仮に教師などの教える人の立場が上であったとしても、実情把握をする際には児童・生徒や保護者のほうの意見を重視される事も多いため、事実無根の可能性やえん罪などが増えていく可能性もある。
これらの代表例として“学校”や“園”などの教育機
なぜ悲劇は繰り返されるのか? 第11章:他責習慣化が生む悲劇 ⑧
そして、現在は以前のように“この年齢でこういうことが起こる可能性がある”という想定されている判断基準が外れることも多くなっているため、臨機応変な対応と柔軟な考え方が求められる事になるのだが、個人差を考慮しながらの指導になるため、なかなか子供たちが見ている部分と大人が見ている部分のズレが深刻化していってしまう可能性も想定しながら子供たちとコミュニケーションを取っていかないといけない。
しかしな