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不登校にお悩みの方へ

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不登校に関する記事をまとめています。不登校って悪いこと?いや、全然違います。まず、読んでみてくださいね♪
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#社会

子どもは持つべきか

子どもは持つべきか

 ふと目に留まったインターネットの記事に「子どもがいない女性の幸福度が上がり、子どもがいる女性の幸福度が下がっている」旨の言葉があった。思わず「ふふっ」と笑ってしまった。私は3児の母。もう3人とも大人だけど。でも今子育て中の方の心労・ご苦労と思うと十分理解出来る言葉だな、って思う。社会が凄まじく悪くなってる。

 そもそも子どもを持つことがこれ程までにリスキーになるとは、という感じ。今までの歴史の

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繊細さんに響く"裏メッセージ

繊細さんに響く"裏メッセージ

 私はいわゆる「繊細さん」だ。気付いたのは40代半ば。でも生まれてこの方ずーっと繊細さんとして生きてきた。「繊細」は特徴ではなく短所だと思っていたから、ずっと生き辛かったけれど。今ではこの性質に感謝している。この超敏感なセンサーが感じる「裏メッセージ」に気付くことが出来たから。

 子どもの頃から人の口調や表情、言葉からいろいろなものを感じ取っていた。その人の感情、その人が自分をどう見ているか、そ

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試行錯誤しない・させない不思議

試行錯誤しない・させない不思議

自由な教育者

 私はフリーの英語講師。自分の教室を持ち、週に数回は小学校で英語の授業をしたりオンラインで英語を教えたり、未就園児と英語で遊んだり、大人の方々と一緒に学んだりしている。そんな私の毎日は試行錯誤。
もうこの仕事をし始めて15年が経とうとしているが、それでも毎日が新鮮で毎日が発見。生徒はどんどん変わっていき、同じ生徒だとしても環境や成長でどんどん変わっていく。その時のその人の横を一緒に

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誰にでも必要なもの

誰にでも必要なもの

  昨日とあるyoutubeを観ていたら「配偶者の顔が好きで好きになった」と言い切った人がいて、単純に清々しいと思った。

 「え〜顔?!」って最初思ったけど、でもその夫婦は本当にずっと仲良しだしちゃんと意思疎通し合って互いに正直でい続ける。二人の時間が積み重なって二人だけの歴史になって、今は子どもも囲んで良いチームになっている。言葉だけに囚われて本質を見ないと、ただの面食いカップルの話だけど、ず

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STOP!○○教育

STOP!○○教育

 娘が面白いyoutubeや記事を紹介してくれる。その中に「ゆうくん」という可愛い男の子の映像があり、2歳児なのに語彙力が凄まじいというもの。その動画を見ながら、オードリータンさんを思い出した。

 周りの大人たちがとにかくその子の考えを聞く。「どう思うの?」とその子が話をする機会を作る。自分で言葉を紡ぎ出すためにその子は大人の言葉をよく聞く様になる。素晴らしい循環の中で、思考力や表現力が豊かに育

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管理慣れ

管理慣れ

「夢」を持たせよう、語らせよう、という角度からの教育を見ながら、なんとなくモヤッとしていた。

夢って「持て」って言われて持てるもの?
優しさって「優しくなれ」って言って得られるもの?

「こうすべき」「するのが普通」ってが溢れ過ぎて、子どもたちは夢を語る時も大人に尋ねてくる。

小学校英語で将来の夢のスピーチを作る時

「先生、夢はこれでも良いですか」
「は?!」

誰かに認められて初めて自分の

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夢を語る資格

夢を語る資格

失敗をさせる覚悟のない大人が
成功への近道ばかりを教える大人が
自らの夢や希望を語らない大人が
使う「夢」という言葉は
どれだけ子どもたちに届いているだろうか

もっと知りたいと思うこと
くじけること
無条件で受け止められること
遠回りをすること
気付くこと

その経験があれば
何も教えなくても
命令されなくても
自分の人生を切り拓いていけるのに

「白紙」を育てる危険性〜これからの教育〜

「白紙」を育てる危険性〜これからの教育〜

 「バイタリティ」とは活力とか生命力とかいう意味で、日本語で使う時にもエネルギッシュな人に使うことが多い。これがダメならあれ、あれがダメなら...と自分に合うものを探し求めて動き続ける人にもよく使っている。
 そう、見た目が「いかにもエネルギッシュ」というよりは、淡々と黙々と自分の道を切り開いていく人に使うことが多い気がするのだ。だから「バイタリティのある人になって欲しい」という願いは、見た目バリ

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社会から抜け落ちる子どもたちの気持ち

社会から抜け落ちる子どもたちの気持ち

 ある生徒が涙目になって反論している。その子は明らかに正しい判断が出来ない状態になっていた。他の子と揉めてその子に文句を言われ、先生に叱られ、それでも涙目で反論していた。
 それを目の端っこで見ながら、授業が進む中でさりげなくその子に絡んだ。よく出来ていたことを見つけて「お、よく気付いたね」「やったね!ラッキー!」
 そして後から例の揉めていた子の発言に付け加えを求めたら、なんとその子がサッと気持

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サードプレイス考

サードプレイス考

 子どもの頃、アメリカ映画の父親に憧れていた。
何か混乱してうまく言い表せなくなった子どもが食事の途中で席を立ち、部屋に駆け込んでドアをバンッと閉める。少ししてから困った母親を目で制してゆっくり階段を上がる父。部屋をノックして「ちょっといいかい?」そこから二人ベッドに腰掛けて、その父親が子どもの言葉をゆっくり聞く。

心も身体も安全な場所 それをふと思い出したのは、友人との語らいの中で「ありのまま

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