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STOP!○○教育

 娘が面白いyoutubeや記事を紹介してくれる。その中に「ゆうくん」という可愛い男の子の映像があり、2歳児なのに語彙力が凄まじいというもの。その動画を見ながら、オードリータンさんを思い出した。

 周りの大人たちがとにかくその子の考えを聞く。「どう思うの?」とその子が話をする機会を作る。自分で言葉を紡ぎ出すためにその子は大人の言葉をよく聞く様になる。素晴らしい循環の中で、思考力や表現力が豊かに育っている様子がわかる。

 だからと言って、私は「親しか良い環境を与えられない」とは思わない。おうちの方が忙しい、心の余裕がない、そんなこともあるだろう。周りの大人たちが、子どもに何らかの形で「ゆったりと声を聴く」環境を少しでも与えられたら良い。

 大人がみんな忙しく、心に余裕がない昨今ではあるけれど、少しの心がけでもっと子どもたちの創造力・想像力は大きく伸ばされ、人の話を聞こうと心が開かれ、将来に希望が持てるかも知れない。そんな希望を持ちながら、今日も子どもたちの声に耳を傾ける。

 文科省は○○教育を次々に畳み掛けるのを一旦止めて、大人が子どもたちの声を聴く余裕が出来る教育現場、社会を作ることに心を向けて欲しい。それが引いてはどんな○○教育よりも素晴らしい、子どもたちが元々持つ力を引き出す教育につながると思うから。


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