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好きな記事、好きな小説、好きな文体

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個人的に好きな記事や小説や文体。個人的に注目している書き手、活動。
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#毎日note

嫉妬をしたら手をつなぐ

嫉妬をしたら手をつなぐ

いきなり抽象的な話になりますが、最近「自分」というものが邪魔になるなあと思うことが増えてきました。

「自分」というものがあるから、他者と比べてしまいます。「自分」というものがあるから、劣等感を感じてしまいます。「自分」というものがあるから、誰かと競争することになり、勝ち負けみたいなものが生まれてしまいます。

生まれてこの方、ずっと「自分」と付き合ってきました。

「自己肯定感をあげなさい」とか

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新アイテム『オイルヒーター』

新アイテム『オイルヒーター』

まぁ買ったのは半月くらい前なんですけど。
朝起きて「うっわ今日寒ッ!無理!!!!」と思ってエアコンの電源を入れて、(そういえば5ヵ月目記念の記事書いた時に「これもレビューしたいなー」とか書いてすっかり忘れてたな)と思い出したわけです。

オイルヒーターって、職場の方でもっと対応畳数が大きいものを取り扱うことは実はあるんですけど、自分の家用に買ったことはなかったんですね。

なので、ざっくりした知識

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フィルモア通信 New York Seiji&Huberts going going gone.

フィルモア通信 New York Seiji&Huberts going going gone.

セイジ、ニューヨークタイムス、ぼくらの手

 セイジさんは日本の大企業から在米駐在としてニューヨークにやってきた。そして何年か後アメリカ永住権を取得して会社を辞め、四十歳を前にして料理の道に入った。当時アメリカでは最高峰の料理学校、ニューヨークアップステートにあるCULINALY INSTITUTE OF AMERICA 通称CIAは授業料も高く基本的に全寮制なので除隊補助でもないと自力でやるしか

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おいしい料理で幸せに。幸せな気持ちでおいしい料理に。

おいしい料理で幸せに。幸せな気持ちでおいしい料理に。

私が初めて九州に行ったときのこと。この時は仕事だから先輩方も一緒だ。私にとって、新しく訪れる場所はいろんな意味で落ち着かない。どんなとこだろうとワクワクする半面、日本国内でも何かしら不安を感じるからだ。こういう時、先輩方に色々案内してもらいながら徐々に慣れていくことが不安解消の近道だ。

そんな中バイキング形式で食事をする機会があった。その土地で初めてのご飯。周りは先輩方の顔見知りの人はいるが私は

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Food|もう、人生を変える体験なんてないと思ってた

Food|もう、人生を変える体験なんてないと思ってた

あなにとって人生を変える体験って、どんなことでしょうか?

ある人物の出会いであったり、映画や音楽などを見聞きしたことだったり、圧倒的な自然風景を見たり、異文化に触れたり、さまざまなきっかけがあると思います。

そういったきっかけはなんであれ、「人生を変える体験」とは、「自分自身にない価値観を発見すること」ではないでしょうか。

もう少し、自分自身に引き寄せて考えてみると、「自分自身にない価値観」

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Food|とんかつを食べているときの思考

Food|とんかつを食べているときの思考

Twitterで #おいしい店おすそわけ のハッシュタグで自分の好きなお店をつぶやいています。

数少ない外食の機会、せっかくなら失敗したくない方多いんじゃないのかなと思って始めたのですが、意外と好評です。僕自身、とんかつに限らず「知る人ぞ知る」みたいなお店はあまりいかないコンサバなお店選びをするので、そんなに目新しくないでしょ、と思ってこういうのをやってこなかったのですが、そもそもそれも一つの個

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今度は鹿の「脳みそ」を食べてみた

今度は鹿の「脳みそ」を食べてみた

さて、前の記事で「鹿の解体」を体験した私ですが

今度は鹿の「脳みそ」を調理して食べました。

前回の記事で、鹿の解体体験がきっかけで「鹿肉の流通」をテーマに卒論を書いたと触れましたが、その調査中に鹿の脳みそをいただきまして。そのときのお話しです。

※この記事には脳みその画像が出てきます!苦手な方はご注意ください※

1.鹿の脳みそをもらっちゃった!卒業論文の最後の調査先にて。猟師さんに「シカの

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京都を暮らすように旅した7日間~1日目~(旅のはじまり、四条・五条界隈編)

京都を暮らすように旅した7日間~1日目~(旅のはじまり、四条・五条界隈編)

「35歳までにお互い独身だったら一緒に暮らそう」と約束している女友達が、仕事の都合でまもなく日本を発つ。彼女(以下、T女史と呼ぶ)はこの先数年日本に帰国ができない。出国前に思い出の地を巡っておこうということで、学生時代を共にした京都で7日間を一緒に過ごした。

旅の前から分かりきっていたことだが、本当に素晴らしい7日間となった。この先の人生で、ことあるごとに記憶から取り出しては「最高だった」と慈し

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砂男さま、登場。

砂男さま、登場。

noteを始めて2ヶ月が経過した。
とにかく最初はある程度のクオリティを保ちながら、2日に1度は書くことを目標にした。

書き終えると、当然のことながら記事の反応が気になり、3分に1度のペースでチェックし、反応がないと溜息を漏らした。
自分の記事が少ないことが恥ずかしくて、書いては予約投稿、書いては予約投稿を繰り返し、明日が来るのを待ちわびた。

少しずつコメントがつき始め、皆さまの記事を読める余

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長靴履いて行けば?と言われないようになる方法

長靴履いて行けば?と言われないようになる方法

「雨だから長靴履いて行ったら?」

””小さい頃の雨の日の思い出ベスト10””に必ず入っていそうなこの言葉だけど、ワタシは言われた覚えが1度しかない。

たった一つの「長靴履いて行ったら?」の思い出。

あの日の雨は、土砂降りまではいかないけど、雨が傘にたたきつけられる音で隣を歩いている人の言葉が聞こえにくいくらいの強さだった。

出発前、廊下に荷物を置き、靴を履いているときにいつもは黙って見守る

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肝臓にいい焼酎、悪い焼酎 ~健康的におすすめ飲み方付き~

肝臓にいい焼酎、悪い焼酎 ~健康的におすすめ飲み方付き~

こんにちは。
フォレスト出版編集部の森上です。

日本が誇る蒸留酒といえば焼酎ですよね。すっきりとした味わいが人気で、皆さんも飲む機会が多いのではないでしょうか?

ご存じの方も多いと思いますが、焼酎は、製法の違いから二種類に分類されます。

乙類に分類される焼酎は、米、芋、大麦などの原料を麹とともに仕込み、酵母を使って発酵させます。さらに二次発酵させ、伝統的な単式蒸留機を使って蒸留して製品にしま

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