マガジンのカバー画像

アレコレ楽書きessay

393
はてなブログのつぶやきエッセイを転載。イラストエッセイには書かないこぼれ話あれこれ。
運営しているクリエイター

2022年9月の記事一覧

ひとりひとりの取扱説明書

ひとりひとりの取扱説明書

天秤座月間が始まり
対極にある牡羊座のエネルギーが
強く流れ込んでいる気配を感じる。

職場では天秤座と牡羊座の
影響の強い姉妹が
お互いのパワーを
ぶつけ合っている姿を見かけた。

バランスをとって動きたい天秤座
とにかくスピード勝負の牡羊座

俗によく見かける星占いは
太陽の位置だけで判断する簡略式。
当てはまらないという人も多い。
あたり前の話だ。

「日本人・イタリア人・中国人
 ロシア人

もっとみる
誰かがやらないとヒトの世界がまわらない雑務を優雅にこなす人物

誰かがやらないとヒトの世界がまわらない雑務を優雅にこなす人物

昨夜久しぶりに次男のサッカー練習場へ迎えに行った。ITALIAN BURGERという激うまハンバーガー屋で
夕飯を食べる約束があったから。

サインしに事務所へ来て、と次男が言う。

サッカーチームの雑務をこなす男性に会ったのは数年ぶり。相変わらずの日焼けした笑顏。記憶が確かならば彼は会計士のような仕事をしていたはず。郵便局の職員だったかな?

とにかく大量の書類整理と数値の扱いに慣れている。小さ

もっとみる
どうしてもやってみたくなる魅惑の3点攻撃

どうしてもやってみたくなる魅惑の3点攻撃

攻める訳ではないけれど。
私をピアノの前に呼び寄せる
魅惑的な魔法はコード。

クラッシック音楽は
それはそれで美しいけれど
どうしても奏でたいと
感じることがなくて。

中学生までだらだらと続けた
ピアノをいったんやめた。
ほとんど練習しなかったので
若いピアノの先生は
いつもため息をついていた。

月日は流れ
時折白黒の鍵盤に
触れることはあっても
毎日ピアノの前に座ることはない
長い年月が刻

もっとみる
たかが血液型されど血液型

たかが血液型されど血液型

世界の血液型分布図を検索してみると
イタリアはO型がいちばん多い。

A型大国である日本で
少し変わった人扱いされがちな
B型が主流の国もたくさんある。

たかが血液型されど血液型。

集団行動という
視点で観察すると
「お国柄」と血液型の割合は
あながち軽視できない。

私はO型なので
イタリア暮らしは肌に合う。
細かすぎないあれこれが
ちょうどいいのだ。

隣のフランスはA型が多勢。
だからフ

もっとみる
読めない本

読めない本

引っ越しのために
友人が本をたくさんくれた。
未読の作品だらけ。

イタリア暮らしで
時折届く日本語の本は
ありがたい貴重品。
紙の本が好きな私の大好物。

いそいそと分類をして
不要なものは処分。
リサイクルショップへ
直行させる本も数冊あった。

届いた日から早速
適当に手に取り
就寝前に読み始めた。

ところが。
どうしても読めない本が
そこそこある。
価値観が合わない。

「幸福な生活」百

もっとみる
ふさわしい場に呼ばれる

ふさわしい場に呼ばれる

呼ばれる神社によって
人生のテーマがわかるという
記事を見かけた。

それは神社だけでない。

もし居心地のよくない場に
呼ばれることが多いなら
そこで学ぶこと
やってみたいことがあるから。

ここで言う「やってみたいこと」は
現実的に苦手に感じる
分野だったりする。

その人によって
また同じ人でも時期によって
人生のテーマが変化する。
あたりまえのことだ。
人は成長するから。

もちろん道程も

もっとみる
逆行人生の性質を活かす【もとに戻す・整える】

逆行人生の性質を活かす【もとに戻す・整える】

始め!というかけ声で
テストを受けるとき
逆から解いていくのが
大好きだった。

まわりのスピードと比べたり
競争したくなかった。
だから可能であれば
最終問題から取り掛かった。

最初から順番に解いていくと
問題用紙をめくる速さで
どれくらい進んでいるか
わかりやすいのだ。

そういうスピードの比較を
したくないしされたくない。

だから逆から解くことで
まったく違うリズムで
テストに集中できる

もっとみる
【PPMP】どうやったら自分の持って生まれた資質を活かすことができるのか

【PPMP】どうやったら自分の持って生まれた資質を活かすことができるのか

ありがたい協力者が現れたおかげで熟成させていた構想が実際にスタート。ホロスコープ解析を軸にしたエネルギーリーディング。生年月日だけでなく写真なども添付してもらってじっくりゆっくり分析する。

とりあえず目の前にある細々したことを解決する糸口として占星術を使っても構わないのだけれど、生まれ持った性質や特質を再認識したうえで行動すると頑張らなくてもいろいろと上手く行きやすい。

どうせやるならば、そう

もっとみる
ぴかぴかとキラキラだけが人生じゃない

ぴかぴかとキラキラだけが人生じゃない

幸せ・成功・達成・夢
それを語って
気分をあげるのも
悪くないけど。

曇り空も
はっきりしない天気も
ぜんぶまるごと人生。

あれはダメでこれはいい。

そんな基準を
外側から押し付けられたり
自分から取り入れたり。

そこに気づいて
ぎゅうぎゅうに
縛ってるなにかを
緩めて手放す。

すると自然に
なんでもない日常を
ただただ味うことができる。

雨風をしのげる家。
動ける身体。
空腹を満たす

もっとみる
子供がのびのび育つために褒める必要はない

子供がのびのび育つために褒める必要はない

ふと思った。

ほんとうにのびのびと
子供がやりたいことを
する環境の基本は
肯定されたり褒められる
ことではなくて単純に

「否定されない」

だけでいいのかも。

「なんでも褒めて育てよう」
という感じのオススメに
違和感を感じていた。

やりたいことを自由にやれる。

たったそれだけで
きっと子供は
深い深い自己信頼感を
育むことができる。

というのも
「ほめられる」ことを
喜びの基盤にす

もっとみる
これからの人生に持っていくもの・あきらめたもの

これからの人生に持っていくもの・あきらめたもの

最近気になった物がいくつかある。
リサイクルショップで
麻のモスグリーンの服を買った日

豪華な白いグラスセット
和やかな水玉のコーヒーセット
天使のついたアンティークのスプーン
木製のオブジェ

この4つがとても気になって
次回この店に来たら
全部買って帰ろうかな
と考えながら店を出た。

家に戻ってきて
穏やかで楽しい夏休みを
過ごしている時に
全く頭によぎらなかった
この4つのモノ。

私は

もっとみる
ウスバカゲロウと額に残る勇者の傷跡

ウスバカゲロウと額に残る勇者の傷跡

駐車場にたくさん
アリジゴクの住処がある。
あまりにもいっぱいあるので
先日細い枝でちょいちょいと
刺激して遊んだ。

すり鉢状になった
さらさらの土の底に
がっちりと獲物を捉える
でかい鋏を構えて待っている。

アリの体液を吸い取って成長し
ウスバカゲロウになる。

区切りをウスバカ・ゲロウにすると
「薄馬鹿下郎」に聞こえる。
すんごい名前だ。

トンボのように半透明の
長い羽を持っていて
よた

もっとみる