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2月8日(木)、第1972回 「ひと」

「あんなひとだと思わなかった」

人間関係で、

よく聞くセリフですけれども、

そもそも、

ひとなんてものは、

その時の「状態」を示している、

というだけであって、

永遠に変わらぬ「存在」として

そこにい続ける、

というわけではないのです。

どれだけ良いひとに見えても、

悪いことを思ったりしますし、

どれだけ悪いひとに見えても、

善行を重ねていることもある。

要は、

わたくしの都合だけで見ては、

「このひとは良いひと」

「このひとは悪いひと」

と、

勝手に解釈しているだけです。

わたくしが、

どれだけ嫌いなひとであっても、

それは、わたくしとの関係性の

中だけでのお話であり、

例えば、

その方が家に帰れば、

わたくしよりも素晴らしい、

お父さんであり、

お母さんであるかもしれない、

ということ。

ね、

自分が何かを思った時から、

ひとは変わらぬ「存在」だ、

と思い込むから、

人間関係をややこしくするの

です。

ひとは「状態」である、

だから、

お天気のようにコロコロと、

変わっていくことがあるのだ、

と心得る。

人間関係をスーッと楽にする、

それこそが、

神さま仏さまのお智慧なのだ、

ということなのです。

感謝、合掌
慈永

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