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#コラム

「いまを生きる」ことで不安から解放される(思考の奴隷♯3)

「いまを生きる」ことで不安から解放される(思考の奴隷♯3)

これまで2回ほど「思考の奴隷」について書いてみました。第三弾に入る前に簡単におさらいしてみます。

おさらいなぜ、ウツウツとした気分が晴れないのか?不安、ウツウツの正体を考える中で「私たちは思考に振り回されているのではないか?」という一つの仮説に行きつきました。

私たちのアタマには、私たちが意識せずとも、インプットされた情報を整理したり、既存のアイディアと結びつけたりする「オートマティック機能」

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インプット10・アウトプット1の法則と言語化

インプット10・アウトプット1の法則と言語化

アウトプットの練習、言語化を通じた思考の整理を目的にnoteをはじめて,おおよそ2か月、これまで60記事を書いてきました。今回は、アウトプットを続ける中で感じたことを簡単に。

1.「インプット10・アウトプット1」の法則当たり前の話ですが、アウトプットするためには、インプットが必要です。特に、今日食べたものや見たもののをアップしたり、ニュースに関する雑感を投稿するだけでなく、ある程度、自分なりの

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アンテナを立てよう・自分の中に「とっかかり」を育てよう

アンテナを立てよう・自分の中に「とっかかり」を育てよう

最近「アンテナを立てる」という言葉を聞かなくなったように思う。語源と思われるテレビアンテナは、その存在自体が希薄になりつつある。

この言葉が盛んに使われていたころは、アンテナを立てないと情報収集できなかったのだとおもう。それに対して、いまはアンテナを立てなくても、情報の方から寄ってきてくれる、むしろ追いかけられる時代だ。

ヤフーニュースを開けば、いまトレンドになっているニュースが分かるし、Yo

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がむしゃらに働くということ

がむしゃらに働くということ

前回、中国の「9・9・6」という働き方について書いているときにモヤモヤ思ったことを書いてみることにした。考察ではなく備忘録だ。

前回「9・9・6」という働き方について紹介した記事に書いたように、中国にはハードワークを是とする声がある。一方、日本では働き方改革という名のもとに、総労働時間を短くしようという流れで、がむしゃらに働くことは是としない雰囲気がある。個人的にも常態化した長時間労働は問題であ

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とりあえずアウトプットしよう

とりあえずアウトプットしよう

投稿したあとに気づいたのですが、昨日投稿した記事が50記事目だったとのことです。Noteを書き続けることで多くの成果、変化があったと感じていますが、これについては、もう少し確信にかわってからまとめたいと思います。この記事では、noteに限定せず、アウトプットについて最近感じたこと、意義について書いていきたいと思います。

1. アウトプットすることではじめて評価される

これはnoteというより、

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やる気スイッチの入れ方

やる気スイッチの入れ方

新年度がはじまって早くも2週間が経ちました。「新年度から頑張ろう!」と思ってはじめたものの、「最近、何となくモチベーションが下がってきた…」という人も多いのではないでしょうか。また、在宅勤務、リモートワークをされている人の中にも、はじめのうちは環境の変化も手伝ってモチベーションを維持できていたものの、なんとなく気合が入らない...という人も多いのでは?と思います。オフィスに出勤するだけで勝手にやる

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文章力をあげよう#2(説得力のある文章~10つのポイント)

前回「わかりやすい文章」について書きました。今回は「説得力のある文章」について書いてみたいと思います。説得力というのは、読み手と書き手の関係性や、読み手の前提知識に左右される部分も大きいですが、これらを考慮せずに、基本的なルール、コツを紹介したいと思います。

1.結論を先に至るところで言われていることですので、知っている方も多いと思いますが、案外実践されていないものです。「初頭効果」という「最初

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新型コロナで社会構造は変わる?こんな時こそコツコツ頑張ろう

新型コロナで社会構造は変わる?こんな時こそコツコツ頑張ろう

今日は嬉しいことがありました。2カ月ぶりに中国の勤務先に出勤したのですが、チームメンバーから中国語が上手くなったと言われたのです。
在宅勤務期間中は、どうしてもメール、WeChatでのやり取りがメインとなり電話を使う機会は限られていましたが、久しぶりに再会したメンバーと『大変だったねぇ。』なんて話をしているなかで褒めてもらいました。

私は、この2カ月間の在宅勤務中、週4~5日×1時間のレッスンと

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大人になっても勉強しよう

大人になっても勉強しよう

今日もコラム、エッセイ風で。大人になっても勉強しよう、ただ自分のペースで勉強すれば良い、という内容です(写真は昨日の富士山とのこと)。

『日本人の大学生は勉強しない』、『日本の社会人は勉強しない』という話をよく聞く。日本の社会人は一日平均6分しか勉強しない(データソースは政府統計・生活社会基本調査と思われる)という話もある。

私は煽るつもりはない。むしろ、これだけ社会人(大学生も)が勉強しない

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中国生活で感じたこと#4(休祝日、働き方)

中国生活で感じたこと#4(休祝日、働き方)

自宅隔離生活6日目です。今日も天気が良いです。昔は天気が良かろうが、悪かろうが何とも思わなかったのですが、歳をとるにつれて晴れの日を好むようになりました。上海では、突き抜けるような青い空を味わうことは出来ませんが、外に出れない状況下、晴れているというだけで有難く感じます。

日本は3連休ですか。というわけで今回は働き方を中心に書いていきます。

1.休日・祝日中国では定められた国民の休日は以下のと

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中国生活で感じたこと#3(部活動、キャリア観)

中国生活で感じたこと#3(部活動、キャリア観)

隔離生活5日目です。電話会議、中国語のオンラインレッスンもカメラ無しで良いので、ヒゲを伸ばしてみているのですが、全然カッコよい感じにならないですね…。”濃い”というのは才能ですね...。

というわけで、今回は教育関連についてです。

1.部活動がないはじめ聞いたときは驚きました。中学、高校に部活動がないのです。もちろん習い事としてのスポーツはあります。「競技人口が少ないと良い選手が出てこないよう

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意識高い系になれない筋トレおじさん

意識高い系になれない筋トレおじさん

ここ最近、特に若い人の間では「意識高い」という言葉が、「あいつは意識高い系だから、俺たちと違うよな」、「意識高杉www」等、マイナスイメージを伴って使用される風潮があります。むしろ、このネガティブなニュアンスを持った言葉として定着しつつあり、私自信、若い部下や後輩と接するときに、「高い意識を持って取り組もう。」とはなんとなく言いにくく、いろいろな言葉に言い換えています。

私はこの風潮にモヤモヤ

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ニッチな人材をめざそうというお話(メリット編) 営業×英語×中国語はニッチなの?

ニッチな人材をめざそうというお話(メリット編) 営業×英語×中国語はニッチなの?

今回は「ニッチ」に関するお話です。
(先日ニーチェについて少し触れたときに、ニッチという言葉が頭に浮かびました)

ここ数年、自分で「よしよし、だんだんニッチな人材になってきたな。」と思っていたのですが、一方で「本当にこれで良いのか?」、「どこか間違えているのではないか?」というモヤモヤがありました。最近そのモヤモヤの正体がわかってきましたので、今回は「ニッチ」について書いていきます。

結論

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ニッチな人材をめざそうというお話(結論編)・英語×筋肉は最強のソリューションである(次回予告)

ニッチな人材をめざそうというお話(結論編)・英語×筋肉は最強のソリューションである(次回予告)

ニッチ戦略は、ふつうの人にとって、かなり有効だというお話をしました。まず簡単におさらいします。

一般的に多くの企業には、多くの営業担当者がいます。そのような環境で“営業力”一本で勝負していくのは容易ではありません。
しかし残念ながら、某弊社をはじめ、英語人材が不足している日系企業はいまだに多く、このような企業においては、“営業力”に“英語力”を掛け合わせると、それだけでニッチな人材になり、重宝

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