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やる気スイッチの入れ方
新年度がはじまって早くも2週間が経ちました。「新年度から頑張ろう!」と思ってはじめたものの、「最近、何となくモチベーションが下がってきた…」という人も多いのではないでしょうか。また、在宅勤務、リモートワークをされている人の中にも、はじめのうちは環境の変化も手伝ってモチベーションを維持できていたものの、なんとなく気合が入らない...という人も多いのでは?と思います。オフィスに出勤するだけで勝手にやる気スイッチが入る部分ってありますよね。今日はそんなやる気スイッチの話です。
1. やる気スイッチをコントロールすれば、大抵のことは成し遂げられる
ちょっと考えていただくとわかりますが、多くのことは自分一人で完結します。会社員の場合、お客さんとの面談などもありますが、資料作成や資料の読み込みなど、自分自身で完結する仕事も多いと思います。資格勉強、各種勉強も基本的には自分との戦いです。ダイエット、筋トレは言うまでもありません。やる気スイッチをオンにして、継続することで成果が出るものばかりです。言い換えれば、自身のやる気スイッチ、モチベーションの管理次第で大抵のことは成し遂げられるのです。
2. やる気スイッチは、やり始めることでオンになる。
やる気スイッチの重要性は誰しもがわかっていることです。問題は、やる気スイッチは、勝手にオフになったり、無言のうちに場所が変わっていたりすることです。ではどうしたらよいのでしょうか。
科学的に証明されている方法として『やり始めること』があります。若干矛盾するように聞こえるかも知れませんが、やりはじめることで、スイッチがオンになるのです。堅苦しい言葉をつかうと、自己効力感(セルフエフィカシー:ある状況において、自分ならできるという期待や自信)が高まることが行動の変化に繋がるとされ、この自己効力感は、「達成体験」により高まるとされています。つまり、実際に行動をおこし「、達成体験」を積むことで、「やってやろう」となり、さらに続けることができるようになるというメカニズムです。
『勉強し始めるまでは億劫だったけど、机に座ってテキストを開いたら、そのまま始められた』、『ジムに行くまでは億劫だったけど、はじめてみたら、いつもより追い込んでいた』という経験をしたことがある人も多いと思います。ランナーズハイも同じ原理ではないかと思います。モチベーションに関わらず、やり始めることが重要ということです。
「それはわかった。でもやり始めることができないんだよ。」という人も多いと思います。個人的に効果のあったものを参考程度にまとめてみます。
3. やり始めるためのテクニック:成し遂げた自分を妄想する
良く知られている方法ですが、もっとも手軽かつ効果的な方法です。将来得られるもの、得られたあとの姿をイメージすることで、モチベーションをアップさせる方法です。デメリットは妄想ばかりして、時間を浪費することくらいでしょうか。
4. やり始めるためのテクニック:外部からの刺激(知人と話す、自己啓発書を読む)
外部からの刺激に頼る方法です。タイミング、ハマるものがあれば非常に効果的です。上司(部下)とミーティングしても良いと思います。同じ目標に向かっている仲間から刺激を受けたことがある方、憧れの人と話すことでやる気が出たことがある方も多いと思います。
自己啓発書も、自分にハマるものがあれば悪くありません。難点は、良いタイミングで、かつ、自分にハマるものに出会えるか?という点です。これは中々自分ではコントロールできません。強いていうのであれば、意気投合して話し込んでしまう、自己啓発書に没頭しまう、というデメリットもありますが、それを上回る効果も得られるかも知れません。
5. やり始めるためのテクニック:環境を整える(片付け、コーヒー、場所を変える)
次は物理的なテクニックです。冒頭にも書きましたが、会社やジムに行くだけでスイッチが入るものです。環境の変化はきっかけになります。カフェに行けなくても、違う部屋に移ってみたり、片付けてみたり、身の回りの環境を変えることでも結構アタマを切り替えるきっかけになるものです。
個人的には、コーヒー、紅茶、お茶を入れることもやる気スイッチの一つとして使っています。一種のルーティンで、お湯を沸かし始めるのが、集中して取り組むときのきっかけになっています。カフェインには集中力を高める効果もありますしね。
6. やり始めるためのテクニック:タイマーを設定する
これは意外に浸透していないテクニックだと思うのですが、タイマー機能、時間管理アプリも便利です。以前紹介したことがありますが、私”FOREST”というアプリを使っています。「30分集中しよう!」と思ってタイマーを設定するだけで案外集中できるのです。
番外編:ストップウォッチの活用法
少し話は逸れますが、新卒の方、若手の方は、一度ストップウォッチを使って、ご自身の業務を分解、分析してみることをおススメします(もちろん管理者の立場で、チームをマネジメントする際にも使えます)。ストップウォッチで測ってみることで、「どんなことに、どれだけ時間を使っているか」把握することができ、仕事の進め方の見直しが出来ますし、生産性の向上にも繋がります。何日間か測った結果として、Excelのデータ集計に長時間を費やしていることがわかった場合、Excelスキルを身に着ける!という解決策を打てますし、マネージャーの立場では、各スタッフの得手不得手から、業務の割り振りを最適化出来るかも知れません。
私の場合、「稟議書、社内宛のメール作成に時間かけすぎ」という結論にいたり、書き方の勉強をしましたね。自分自身、そしてチームの生産性を考えるにあたって「所要時間」というものさしはとても便利です。やったことが無い人は一度試してみることをおススメします。成長の過程も見える化されますよ!
危うく最も効果的なものを書き忘れるところでした。それは私のnoteを読むことです。やる気スイッチが入ること、間違いありませんよ笑。みなさんのスキ、フォロー、コメント、メールが私のやる気スイッチです。随時おまちしております!
ではでは。
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