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石川カズキ
2020年1月30日 21:48
事務所のネタ見せで白金高輪に行った。もう5年近く通っているから愛着がある。白金高輪は不思議な街だ。白金とも高輪とも違う。タワーマンションもあるけれど下町みたいな感じも残っている。飲食店は確かに入りづらいけど実は100均もあるしサイゼもある。住んだら大変かもだけど通うぶんにはいい街だ。ネタ見せの後、バイトに行くためにバスを待ってると日が出てきて暖かくて。今年もみ
2020年1月28日 23:37
ライブに出るために高田馬場に行った。雨だし荷物も多いので早めに移動した。いつもよりはマシだったけどそれでも駅前は混んでいた。大学が近いからだろう。駅前はいつも大学生らしき若者でいっぱいだ。ライブの会場は早稲田口から歩いて3分。隅田川沿いにあるカフェの3階。カフェの入口を入って階段を上がる。店員も大学生。お客さんも大学生。いつ行ってもそうだ。駅からずっと大学生しかいな
2020年1月31日 22:12
ライブの手伝いで銀座に行った。事務所の先輩エレ片さんのコントライブ。毎年大きな劇場で単独公演をしてお客さんを満員にする。若手芸人の夢を体現し続ける人たち。受付の手伝いの後、ライブを見学させて頂く。コントはもちろん、映像や音楽も最高だった。終演後、ご挨拶をして外へ出ると銀座の街がキラキラと輝いていて。ライブの余韻に浸りながら歩いた。くすんだ顔した若手芸人なんてひと
2020年1月27日 23:38
仕事して飲んだ帰り道。下井草で荻窪行きの最終バスに乗った。電車で帰る手もあったけど。行きの満員電車がつらすぎたので帰りも乗る気がしなかった。夕方から降り始めた雨はもう雪に変わっていた。バスは他に誰も乗っていなくて。窓という窓がぜんぶ曇っていて。夢の中を走っているようだった。最終バスに乗るといつも、穂村弘の短歌を思い出す。終バスにふたりは眠る紫の〈降りますランプ
2020年1月24日 15:14
打ち合わせ終わりに何人かで新宿の思い出横丁へ行った。 サラリーマンのおじさんにまじって外国人観光客もたくさんいた。 ここは確かに面白いだろうなぁ。 2階席は空いてますと言われ狭い階段を上ると、屋根裏部屋みたいな空間があった。 4人がけのテーブル席が2つだけ。簡素だ。簡素すぎて最初、従業員の控室かと思った。 This is 2階席? Amazing! 観光
2020年1月18日 16:17
どうしてセンター試験の日は、いつも東京に雪が降るんだろう。毎年降っている気がする。上京してからずっと思っている。何もこんな日にやらなくても。僕は地元の沖縄で受けたので、今思えばめちゃめちゃ恵まれてたと思う。2次試験で筑波に来た時、雪が積もってて死ぬかと思った。前期で落ちて後期で受かった。ぎりぎりだ。後期は春が近かったから。なんとかなった。寒いと思考が止まる。何も考
2020年1月16日 01:02
いつものように松屋に入ろうとして、張り紙を見つけて言葉を失った。閉店のお知らせ。えっ!?そうなの?これ日付、今日じゃん!嘘でしょ?あと1時間で閉まるってこと?まったく信じられなかった。カウンターしかない狭い店内はいつも通り満席なのに。牛めしはもう売り切れていて、券売機の表示はカレーしかなかった。「創業ビーフカレー復活」という文字がやけに虚しく光っている。創業も
2020年1月12日 02:44
事務所ライブに出るために下北沢へ行った。 しもきた空間リバティ。単独ライブや手伝いも入れると、けっこう通ってる方だと思う。 ちなみにGoogle mapで検索したとき最初に出てくるこの写真は、僕が撮ったものです。 それぐらい通っている。 リバティは下北沢の駅前から歩いてすぐ。ちょっと椅子は堅いけど、良い劇場だ。 終わってから打ち上げ。居酒屋を追い出された後も、終電まで30分く
2020年1月7日 17:04
日本テレビの新年会に行った。いわゆる全社的な新年パーティだ。 バイト先の会社は、日テレとの業務があるから参加できるらしい。汐留に向かう社員の人たちに付いて行かせてもらった。 中にはスーツを着た人が大勢いて。色々な料理が並んでいて。まさにサラリーマンの楽園という感じだった。美味しいものをたくさん頂きました。ありがとうございました。混んでいてよく見えなかったが、前の方にはステージ
2020年1月6日 17:45
銀座線で渋谷に行った。電車が到着したとき、景色が全くちがっていて驚く。そうだ、ホームが変わったんだ。 銀座線なのに銀座線じゃない。別の世界線に来てしまったような不思議な気持ちになる。 無限個の平行世界のどれかの渋谷。明治通りの上空に銀座線のホームがある世界。広くてきれいで新しくて。晴れた空が見える。この世界の渋谷も意外と悪くないけれど。どっちに歩けばいいのかが全く
2020年1月4日 14:27
髪を切りに原宿へ行った。正月の原宿は、いつにも増してめちゃめちゃ混んでいた。僕みたいなおじさんが、正月に原宿に行って、髪を切るなんて。僕だって馬鹿げてると思う。でも仕方がない。知り合いの人がそこにいるからだ。「今日はどうしますか?」と聞かれて「切ってない感じに切ってください」と頼む。無理な注文だと思うが本当にそうしてほしい。切りたての落ち着かない感じが苦手だからだ。
2020年1月1日 18:15
正月が好きだ。街から人がいなくなるから。人は正月になると地元に帰るけど。僕はあまり帰らない。地元が遠いから。飛行機が高いから。それは本当のことだけど。本当のところは。人がいない都会にいたいからだ。『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』の中で「夜明けが美しいのは、清潔で使いみちがないから」みたいなくだりがあって。村上春樹の文章の中で、そこが一番好きで。誰もいない街を