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身体のことから働き方を見つめ直したら、今よりちょっといい働き方ができるかもと思えた話・その後
今から話すのは、この話のその後。
3月。次年度の校内人事を確定し始める頃の打ち合わせで、次のような話があった。
「自身の健康面や家族のことで何かある場合、今週中に自分から言いに来れば加味する。」
一度話したけれど、改めて正式に話そうと思い、校長室に行った。
服薬の関係で、空き時間を調整してほしいというお願いは、「それなら出来る」とあっさり交渉が成立した。教務に必ず伝え、時間割編成の最優先事項に
身体のことから働き方を見つめ直したら、今よりちょっといい働き方ができるかもと思えた話
私にとって2022年の最大の出来事は、異動…のハズだ。だけど、異動して9ヶ月。異動したという事実自体が、本人も周りもとうに薄れてしまっている。
この1年は、管理職(上司)との対話がこれまでで一番多かったような気がする。キャリアの話は考えさせられたし、今も悩んでいる。だけど、一番気付かさせられたのは、身体と働き方について。身体と心の負担を減らして働くには…?トライアンドエラーの真っ只中で、気付いた
好きなことを仕事にできる尊さ
原田マハさんの『旅屋おかえり』を読んでで書いたが、私にとっての「働く」ことに繋がっている。
「旅が好き」
好きなことを好きだと言えるのは、とても尊いことである。どんな相手であっても、好きだと言えるということは、そのものに対して誇りを持っているからだと思う。
主人公の「おかえり」こと丘えりかは、ひょんなことから今までにない仕事を始める。その仕事とは、旅代行。依頼した人の代わりに依頼された場
人生の選択にもがいている時に刺さった“じぞ恋”
「女性の社会進出」この現実にモヤモヤしている。というのも、人生の選択を迫られるのが時間の問題である気がしているからだ。生きづらい…そんな思いが消えずにいる。
ロールモデルがない(少ない)地域や各校の職員の男女比で変わる可能性はあるが、中学校教員は基本的に男社会で縦社会である。おまけに革新的ではなく、保守的である。
学校規模にもよるが、同じ学年に同年代で男の先生がいれば、大きな仕事(校外学習や宿泊
当たり障りなくから、やってみたいへ
今年度、6年間お世話になった前任校から異動した。あと1年いることは出来たが、所属学年やいろんなタイミングから「ここだ」と決断した。
決断するまでの葛藤や異動に至るまでの出来事を、自分なりの言葉でまとめてみようと思う。
迷ったけど、残留決意
一昨年の秋。いられる年数は最大であと残り2年。卒業生を出すし、ここを一つの区切りにしようかなとおぼろげに考え始めていた頃、校長室でこんな話になった。
「うち
2年前の出来事がきっかけの葛藤を上司に打ち明けた時の話
私には、多嚢胞性卵巣症候群という病気がある。
排卵がしにくい。日常的に付きまとうのは、生理不順と不正出血。その症状が故、そして、過去数年間の治療が功を奏したのか、ある程度安定して生理が来ていたので、周りにもあまり話さずにいた。
2年前の出来事そんな私の身体が悲鳴を上げたのは、2年前。産休に入る先生の代わりが来ず、仕事量(授業6時間)が増えたことがきっかけだった。授業や担任業が増える他の先生は仕事
面食らった質問の答え
2期制であるため、今が通知票の佳境である。通知票の所見は書き終えたら終了ではない。管理職点検が待っている。(実は、ここからが長かったりする。)管理職によって、これまでの経験や価値観が違うのは当然だが、文章の好みや重視するポイントも人それぞれ。管理職が変わる度に、従来特に指摘されなかった表現に修正が入ることもザラだ。
今年度教頭が変わり、最初の通知票点検が先日あった。学年の担任同士セットで来る
来年の手帳を買ったら
ここ数年、手帳ジプシーだった。手帳は好きだし、書くことも好きだ。毎年この時期になると、(更に言えば4月始まりを含めると1〜2月も)どれにしようか、あれはどうだろうとワクワクする。しかし、どの手帳を手に取って書き出し始めても、しっくり来ない。気になるから買ったものの、書き方が定まらず真っ白のまま。そんな手帳が何冊もある。
そんな私に、どうも手帳ジプシーの終わりを告げようとする時が近付いている。何と
言葉の壁を越えるには
はぁ…。伝わらない。
中学校で国語を教えている、いち担任である。
私達の仕事は、目の前の生徒に悩むことが日常茶飯事である。それがやりがいであるのだが、時に大きな苦しみにもなる。
勤務校は、外国籍の生徒が少なくない。私の学級にも2人いる。これまでの教育歴、文化の違い、性格的なもの、何より言葉の壁…様々なバックボーンにより、本人達が言葉がわからないのと同様に、こちらも言いたいことを伝えられないもどか
名前にまつわるエピソード
私の名前は、響きだけで言えば普通の名前である。しかし、漢字の使い方が現代ではそうでもないが、学生時代の頃は珍しく、正しく読んでもらえることがほとんどなかった。字画には拘らず、漢字の意味と響きによって名付けられた名前。挙げ句の果てには、苗字との字面も相まって性別も間違われることが多く、学生時代は自分の名前が好きになれなかった。
そんな私に、名前との新たな出会いがあったのは、2年前。当時の上司の話だ