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マスコット制作記
出会い
昨年の夏。100円ショップで買い物をしている時に「面白そう」とキットを手に取ったことが始まりだった。それまで存在すら知らなかったのが、この羊毛フェルトだ。昨夏は全部キットもので、設計図があるものを7体くらい作った。そして、ゆくゆくは自分で好きなものを作りたいとフェルトのセットを買い集めていた。しかし、そのうち忙しさにかまけて全く手付かずになっていた。
再開
夏休み。仕事柄、この1ヶ月くらいは比較的時間に余裕がある。そして、このご時世、出かけたりもしづらい。更に追い打ちをかけるかのように、お盆の時期に差しかかった頃からの天候、日々のニュースを見ているうちに、正直気持ちが滅入った。これが再開のきっかけになったのだ。
魅力
何でここまで惹かれたかと言えば、
チクチク針を刺していくと形ができ、かわいいもの(時にリアルなもの?)へ昇華する。
ここが私にとって、羊毛フェルトの肝である。針を刺すことで気持ちを発散し、目に見える形で昇華できる。だから、没頭しているのだ。
写真の2体は、イラストをもとに、あるいはこれまで作ったものをヒントに作ったオリジナルである。全く思わぬ方向に進む時もある一方で、最終的には思っていた以上に仕上がる時もある。針の刺し具合で七変化するところがおもしろい。
不器用で、美術や家庭科等が基本的に嫌いだった。ただ、小さい頃からクロスステッチ、フェルトでマスコットを作るのは好きだった。ものづくりにあまり興味・関心が無いのに、どうも裁縫だけは性に合うらしい。
あと青色のマスコットを作って、この状況下で先行き不透明の体育祭が無事行えるように願うお守りを完成させようと思っている。
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