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【朝一でこれだけ読もう】日経新聞

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【毎朝9時更新】忙しい皆様のために、日経新聞の主要トピック(主にIT/DX関連)を毎日分かりやすく解説していきます。「朝一でこれだけ読めば大丈夫」が目標です。
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2021年9月の記事一覧

浜銀、本気のベンチャー連携へ!!

浜銀、本気のベンチャー連携へ!!

横浜銀行はNTTデータと連携し、米国の先端ベンチャー企業が保有する技術を国内に持ち込んで展開を図ります。

横浜銀行は当初、米国にあるベンチャーキャピタルへ2020年に出資していました。

しかし、IT先端技術に関わる知見や人材が不足しているのでしょう。

NTTデータと連携し、出資先のVC投資先ベンチャーの技術を日本に持ち帰ります。

横浜銀行はNTTデータと共に先端技術から新たなサービスを開発

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VC、投資条件にESG対策要求へ

VC、投資条件にESG対策要求へ

国内のVC(ベンチャーキャピタル)は、投資条件にESG(環境•社会•企業統治)対策を求めていくと発表しました。

背景としては、世界中から機関投資家のお金がESG関連事業に集まってきている為です。

2020年のESG投資額(世界)は18年比18%増の約3900兆円となりました。

お金が集まっているというファクトがある以上、VCもESGを意識するのは当然です。

スタートアップに関しても、ESG

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オリンパス、米国にCVC設立へ

オリンパス、米国にCVC設立へ

オリンパスは、米国マサチューセッツ州にCVCを設立します。

設立目的は、AIやロボティックス技術を保有するスタートアップ企業への投資です。

では、なぜCVCを設立するのか。

だって、投資しなくても協業すれば同じじゃない?

という意見もあります。

しかし、CVCを設立する理由は「アーリーステージ(スタートアップがまだ赤ちゃんの頃」に優しくしておく事。

これにより、競合他社が先に技術を利用

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ポストコロナもリモートワーク!?

ポストコロナもリモートワーク!?

ポストコロナを見据えた「新しい働き方」への決定が企業に求められています。

米国ではオフィス回帰が目立ちますが、米国人の大半がリモートワーク継続を望む状況となっています。

リモートワーク継続を巡る企業.vs従業員は今後も続くでしょう。

米Googleは、リモートワークと出社を組み合わせたハイブリッド勤務を定常化する方針ですが、金融系の大企業ではオフィス回帰が根強く残りますね。

企業や業界のカ

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バーチャル展示会ってどうなの?

バーチャル展示会ってどうなの?

バーチャルオフィスの導入がIT企業を中心に進んできています。

そこで、展示会もバーチャルでおこなおう!という流れは当然でしょう。

戸田市は、企業展示会向けにCTCの提供するバーチャル展示会の活用を検討しています。

バーチャル展示会ですが、参加者は3Dのアバターとなり、仮想空間内を自由に歩き回ることができます。

また企業ブースに近づくと企業の製品紹介動画が見れたり、営業担当者のアバターに近づ

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スマートウォッチで血糖値を測定!

スマートウォッチで血糖値を測定!

スマートウォッチで血糖値を測定できるサービスの開発が進みます。

米国Apple社は、1〜2年後にApple Watchで血糖値が測定できるよう検討しています。

スマートウォッチで血糖値の測定できる利点としては、測定が非常にシンプルな点ですね。

現在、測定者は専用の針を刺して血液を採取→チェックしていきます。

ようは、最低でも「血液」を体内から出さないと測定が難しいのです。

それがスマート

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AIで飲酒運転を防止へ!

AIで飲酒運転を防止へ!

自動車メーカーを中心にして「AI飲酒運転防止技術」の開発が進んでいます。

その名の通り、AIを活用して飲酒運転を防止するテクノロジーです。

現在はドライバーの吹きかけた息を活用して血中アルコール濃度を測るのが一般的ですが、これは警察官とドライバーにとって非常に手間暇かかる測定方法です。

そこで、自動車にAIを搭載して血中アルコール濃度を自動検知できないか?🤔というところに行き着きます。

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仮想通貨事業へVC投資加速!

仮想通貨事業へVC投資加速!

世界のVC(ベンチャーキャピタル)は仮想通貨事業者へ資金提供を加速しています。

仮想通貨と聞くと、「なんだか危なそう。」と言った印象を持つ方もまだまだいるでしょう。

しかし、実は結構社会に浸透してきています。

コカコーラ社やスターバックス社も一部の国において仮想通貨での決済を解禁しましたね。

また、中米エルサルバドルは仮想通貨を世界で初めて法定通貨と承認しました。

今後アマゾンやウォルマ

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AIによるインサイドセールス!

AIによるインサイドセールス!

wevnal社は、商品の販促から購入後のアフターフォローまでを一括対応するチャットボットの開発を検討しています。

チャットボットは既に多くの企業で導入がされていますが、wevnal社のチャットボットの特徴的な点は以下となります。

■販促(営業支援)→決済(購入)→アフターフォローまでを一貫して対応。AIを活用して会話ログを学習、顧客一人一人に合った最適な提案を実施。

これによって、インサイド

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作物の育成状況を上空から分析!

作物の育成状況を上空から分析!

SOMPOホールディングスは、イタリアの農業保険大手を買収する検討をしています。

気候変動によって収穫量や農家の収入が不安定になるリスクが高まっており、保険の需要が高まっています。

保険業界といえば、日本においては市場が縮小していく試算がされていますね。

原因としては、人口減少による保険契約者の自然減少です。

そこで、SOMPOが次に目をつけたのが「海外の農家」。

気候変動によって現状ど

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「つながるクルマ」って!?

「つながるクルマ」って!?

昨今、自動車業界では「CASE」と呼ばれる新しい技術革新が進んでいます

CASEとは、
Connected(コネクテッド)、Autonomous(自動運転)、Shared & Services(シェアリング)、Electric(電動化)の頭文字をとった造語となります。

自動運転の開発が進んでいるのは、メディアでよく目にしますね。

日本では現在レベル3までの解禁がおこなわれています😄

CA

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リーガルテックが価格崩壊!?

リーガルテックが価格崩壊!?

リーガルテックといえば、契約書をAIが自動レビューしてくれるサービスですね。

このサービスを利用することにより、自社に不利な条項を指摘•変更提案してくれます。

また最近では、自社独自にカスタマイズも可能となっており、「自社の経営戦略上不利な文言」もAIで自動抽出して指摘してくれます。

私がリーガルテック企業と初めて打ち合わせしたのは2019年。

当時は法務部に1人雇ったほうが安いな!と言っ

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地方移住が続々と!??

地方移住が続々と!??

日経新聞さんによると、大手IT企業「富士通」の従業員が続々と移住しているとのこと。

これはびっくり。

と思って記事を読むと「6人の移住が決定」。

6人••••😑

続々と移住なんて書いてあると、100人くらい移住したのかと思ってしまいました(笑)

ただ、毎日温泉に入れる別府への移住は羨ましい。

と、
このような誰もが羨む記事を出す事によって、人財が集まりやすい会社イメージをつくる作戦で

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売らない店舗のメリットは!?

売らない店舗のメリットは!?

NTT東日本は、売らない店舗を渋谷区に開設しています。

売らない店舗とは、商品が一点ずつ並んでいる店舗であり、お客さんはその場で購入することはできません。

お客さんは、店員と店舗内のタブレットを通して会話し、商品の説明を受けて自分のスマートフォンで購入します。

果たして、これ何がいいの?

という所ですが、
商品を製造する企業にお客さんの「ペルソナと行動データ」、「購入履歴」、「会話データ」

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