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感想まとめ

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映画、美術展、イベントなどの感想です。
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#沖縄

対馬丸記念館

対馬丸記念館

対馬丸のことを、知っていますか。

戦時中、沖縄県内の子どもたちをたくさん乗せた対馬丸は、米潜水艦の魚雷攻撃により、撃沈した。

大勢の子どもたちが、疎開先に着くことなく、海で命を落とした。

私は沖縄に移住してから、対馬丸の事件を知った。そして、カマドおばあの平和講座へ行った時に、沖縄市の戦没者のなかには、対馬丸の犠牲者が多いことを知った。私は不勉強から、那覇の子どもたちだけが犠牲になったと思い

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ライティングブートキャンプ

ライティングブートキャンプ

想いをまっすぐ伝えられる文章を書きたい。

自分の思いを伝えようとすると、感覚的になりすぎる。
詳細を説明しようとすると、長い文章になってしまう。

伝わる文章は、どのように書けばいいのだろうか。

文章の書き方を学びたい。
そこで、ライティングブートキャンプに参加した。

(1)座学まずは、基本を学ぶ。

①やることは、コレだけ

 ・伝えたいことを明確にし、
  わかりやすく整える。
 ・誰に

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「守礼の光」が見た琉球

「守礼の光」が見た琉球

先日、波止場書房で『「守礼の光」が見た琉球』を購入した。

当時の沖縄の写真が多く掲載されていて、写真集のようなつもりで購入したけれど、写真はもちろん、記されている内容もなかなかに濃くて、かなりおもしろい。

波止場書房は、古書店だけど、沖縄に関する新書の取り扱いもある。

そんな波止場書房で、現在、写真展が開催されている。

『「守礼の光」が見た琉球』刊行記念写真展 “RYUKYU 1959-1

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「戦後復興たくましく生きる人とまち」

「戦後復興たくましく生きる人とまち」

カマドおばあに会いたくて、平和講座に参加する。

映画「なまどぅさらばんじ。今が青春」を観た後、胡屋周辺を通る時に、カマドおばあと偶然会えないかなぁと思っていたけれど、なかなか会えなかった。

そんななか、平和講座でカマドおばあの話が聞けることを知る。行くしかない!と、すぐに申し込む。

平和講座当日。コザ十字路の道路工事の影響で、バスが動かず、遅刻する。会場に着くと、カマドおばあこと福嶺初江さん

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カオリ ココロ カラダ

カオリ ココロ カラダ

カオリ ココロ カラダ。

自分と繋がる方法は、いくつあってもいい。

香りと体を使って、自分とつながる。

そんなワークショップに参加した。

(1)香り香りは、こころの状態を変化させる。
脳に働きかけて、気分を変えてくれる。

やる気にしてくれたり。
緩ませてくれたり。

集中と弛緩。どちらも可能だ。

香りは、こころの状態をうつしだす。いま欲しい香りは、こころが欲しているナニカを教えてくれる

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ゆかいな音楽家と、ときどきひきこもり2024

ゆかいな音楽家と、ときどきひきこもり2024

沖縄に来てよかった。

私の4年間を総括するかのような1日だった。

音楽会の感想だけでなく、超個人的な感想が入り混じります。あらかじめご了承下さい。

(1)楽友協会おきなわとちゅらゆい今回6回目を迎える「ゆかいな音楽家と、ときどきひきこもり」は、プロの音楽家とちゅらゆいのこどもやおとな達が一緒に創り上げる音楽会です。

楽友協会おきなわは「クラシック音楽の普及活動と、音楽家と社会を結ぶ」という

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コザ銀天街

コザ銀天街

私が沖縄で縁のあった場所。

それは、コザの銀天街。

なんだかんだ沢山の思い出があります。

(1)「場所と空間と商人の物語」2024年2月17日〜24日まで開催中の「場所と空間と商人の物語」に行ってきた。

コザミスクトピア主催のこのイベント。

昨年のスナック科学にて、コザミスクトピアのEさんから「銀天街で写真展をしたい」という計画を聴き、貴重な写真を拝見させてもらった時から、楽しみにしてい

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こども食堂研究くらぶ

こども食堂研究くらぶ

【こども食堂研究くらぶ】に出演しました。

(↑出演した時の様子は、こちらをご覧下さい。)

FMコザは、沖縄のコミュニティラジオ局。

みんなのももやま子ども食堂のぽんたさんが、
パーソナリティを務めるラジオ番組。

それが【こども食堂研究くらぶ】です。

自己紹介をする時に、いつも迷うんだけど、「人について、考えているひと」という他己紹介は、とても嬉しかったです。ありがとう!

人をみて、自分

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ケアする人のカフェ

ケアする人のカフェ

「ケアする人のカフェ」に、参加した。

「ほっこりくらぶ」を開催しているみんなのももやま子ども食堂の企画です。

今回の「ケアする人のカフェ」で話されたこと。
私にとって大切だったことをまとめてみます。

1.知識の使い方。知識は、知恵を出す為に使う。

知識は役立つ。知識や経験から、できることや、いま選べることの見通しを立てられるのは、ケアするひとの強み。

だけど、その知識を使って、相手に「こ

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映画「なまどぅさらばんじ。今が青春」を観ました

映画「なまどぅさらばんじ。今が青春」を観ました

カマドおばぁこと、福嶺初江さん。

人相と笑い声。

それが、とてもとても魅力的だった。

年齢を重ねていくことは、寂しいことじゃない。

生命の美しさを目撃した。

聴覚障害を持つ実母との暮らし。戦時中は、食べるものがなく、浜辺で貝を拾ったり、耳の聞こえない実母に戦闘機が迫る危険を知らせ、九死に一生を得た。戦後も認知症の実母を介護した経験から、現在も認知症サポーターとして活動している。

戦中戦

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沖縄を知る2023

沖縄を知る2023

今年、沖縄について学んだことを、まとめました。

(1)沖縄の歴史①沖縄ノート

②沖縄戦の図

③瀬長亀次郎(カメジロー)

④不屈館

⑤戦後の沖縄

(2)琉球八社①琉球八社について

②波上宮

③普天満宮

(3)伝統工芸「房指輪」(4)沖縄観光沖縄観光でも、さまざまな学びがありました。

(5)沖縄ごはん沖縄の食文化や歴史を味わいました。

おわり

おといろvol.2

おといろvol.2

音の力。

ぱんぱんに溜め込んで滞っていたものが、ほどけて、ゆるんで、消えてゆく。

演奏を聴いていたら、頭のなかでこだわっていたことも「なんでもいいじゃないか」と思えた。自分のなかで赦しが起きると、ほっとして涙が滲んだ。

ヒーリングを受ける前のミニコンサートで、かなり癒される。素敵な演奏をありがとうございました!

「音楽家3人による音と癒しの空間 おといろvol.2」へ行ってきました。

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靴を磨く男を祝う集い

靴を磨く男を祝う集い

沖縄の靴磨きのスペシャリストNさんの誕生会に参加した。

たくさんの方が参加していて、とても賑やか。私は、初対面の方ばかりなので、緊張しないよーに、ムリしないよーにと自己暗示をかけ続けながら会場のプレイヤーズカフェに向かったけれど、家を出る時点で、すでに緊張性頭痛が起きていた(小心者)。

プレイヤーズカフェに入店し、受付に行くと、Gさんが「メリークリスマス!」と笑顔で迎えてくれた。

誕生会だけ

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不屈館

不屈館

映画「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」を、コザのシアタードーナツで観て、不屈館の存在を知った。

その不屈館に、行きました。

不屈館は、どんな施設かというと。

瀬長亀次郎さん(以下、カメジローさん)の資料はもちろん、民衆資料も収集し、沖縄の戦後史、特に米軍統治下の民衆の歩みが学べる場所、県内外の学校の平和学習の場所として活用できる施設です。

受付で入館料を支払う際に、映画を観て来訪

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