おといろvol.2
音の力。
ぱんぱんに溜め込んで滞っていたものが、ほどけて、ゆるんで、消えてゆく。
演奏を聴いていたら、頭のなかでこだわっていたことも「なんでもいいじゃないか」と思えた。自分のなかで赦しが起きると、ほっとして涙が滲んだ。
ヒーリングを受ける前のミニコンサートで、かなり癒される。素敵な演奏をありがとうございました!
「音楽家3人による音と癒しの空間 おといろvol.2」へ行ってきました。
今年の台風6号の影響で、8月から12月に延期されていたこのイベント。12月はだいぶ先だと思っていたのに、もう2023年が終わろうとしている。
クラリネット奏者でもある安代さんの「インド占星術&ミニヒーリング」を受ける。久しぶりに安代さんにお会いできて嬉しかった!
安代さんからお借りしていた本も無事返却できて、ほっとした。
久しぶりに会った安代さんに「なんか溜まってるね」と一瞬で見抜かれる。きっと見た目も浮腫んでいたのだろう。楽しい出来事でも、続くと疲れが溜まってしまう私です。このタイミングでヒーリングを受けられるなんて、ベストタイミングだ。
(1)インド占星術
インド占星術とは、なんだろう。よく分からないけれど、楽しそうだなと思って申し込む。
インド占星術を受ける前準備として、出生時間が必要だった。母に連絡して、出生時間を教えてもらう。
そのやりとりの中で、母から写真が送られてきた。私のアルバムの写真だ。誕生日、出生時間、命名した名前と生後3日目と書かれた写真。そして、その下には「元気な良い子で育って 父」と父の手書きのメッセージ。
私「元気な良い子に育ったでしょうか…( ´∀`)」とお返事する。
母「元気な良い子に育ちました!!」
こんなやりとりが嬉しい。
私「お母さんとお父さんのおかげです!!ありがとう。」
そうしたら、もう一枚写真が送られてくる。よちよち歩きの私と、それを支える両親の写真。愛されて育ったことを再確認。両親だけでなく、たくさんの人にご迷惑をおかけしながら、ここまで大きくなれたんだなと懺悔と感謝の気持ちが湧く。恩返しと、恩送り。それが、私に出来ること。
出生時間を確認するだけのつもりが、両親の愛を再確認する時間となった。この気づきを促す為に、インド占星術に導かれたのかもしれないとさえ思う。
安代さんから、インド占星術の結果を説明してもらう。
意外だったのは、私の強みを活かすには「女性を楽しむ」ということ。正直、私とは真逆だ。私は、どちかというと女性的なものは気恥ずかしくて避けてしまう。華やかさよりも、質実剛健・質素倹約を美徳としてしまう。女性性の対極として、それらを思い浮かべてしまうこと自体が、私の思考の偏りを表している。
女性を楽しむことは、悪じゃない。
最近、気づいたことがある。私の小さい頃の夢は「お母さん」だった。それが、いつからか恋愛や結婚は、父を悲しませる事だと思い込んでいたこと。それは、恋愛がうまくいかないことや、女性性を放棄する口実に使っていたともいえる。いつまでも子どもという役割を手放したくなかったともいえる。
でも、無意識のうちに、両親(特に父)を悲しませたくないから、恋愛につながるものを避けていたのかもしれないと気づいたら、なんだか泣けた。
父も母も大好きだからこそ、悲しませたくなかった。恩を仇で返すように感じていた。
そんなこと、まったくないのにね。
表向きは恋愛や結婚をしたいと言いつつ、本音ではそれを拒否しているから、現実が上手くいかなくて当然だ。
もう、その思い込みは書き換えよう。ちょうどそんなことを思っていたから、それを安代さんに伝える。聴いてくださり、ありがとうございます。
ここで、インド占星術より、残念(?)なお知らせです。
私の今世のテーマには、
恋愛がない。
がーん笑
(もちろん、今世では恋愛を諦めろ、ということではないことを補足しておきます!)
私の今世のテーマは、
「解脱・悟り」。
なんだか、納得です。
私の興味関心は、精神世界の思想や心理学、スピリチュアルに、掃除まで。どれも解脱や悟りに繋がっている。もちろん、生きていれば、どの体験も解脱と悟りにつながっているんだろうけれど。そう捉えていること自体が、私のテーマであると納得せざるを得ない。
恋愛、結婚、子育てこそ、本当に修行だと思うと、それが怖くて避けているのかもしれない。そして、これもまた偏見だ。芋づる式に思考の偏りがズルズルと露わになる。
自分で自分を縛っているルールを解いていこう。ほどいて、ゆるんで、まっすぐ進もう。
拗らせている場合ではない。40代は、人生を折り返している。素直に生きよう。
インド占星術によると、私は狙いを定めて、その一点に向かって集中する行動力と、言語能力を活用すると良いらしい。
行動して、言語化する。
このnoteも、そのひとつだ。
照れくさいけれど、女性を楽しんでみます。
(2)チャクラヒーリング
「火星が強いから、金星のエネルギーを入れよう!」
私は火星とか金星とか、よく分からないけれど、エネルギーが偏っているのは自覚している。ベットに横たわりながら、安代さんにすべてお任せする。
私を守ってくれている存在から、「もっと自分を愛してあげて」と言われているよ、と安代さんに教えてもらう。
私が沖縄に導かれた理由のひとつは「私なら大丈夫」と自己受容できるようになる為だと思う。もっともっと愛していいよ。そんなメッセージが嬉しい。
以前、安代さんにチャクラヒーリングをしてもらった時と同じく、さまざまな音の響きに身も心もゆだねる。
前と違ったのは、ある音の響き。
ピーーーン!ピーーーン!!
足裏から体を突き抜けて行くような音だった。
ヒーリング後、あの音はなんだったのか、安代さんに尋ねてみる。
「あれは、金星の音。」
私に不足している金星の音…!
力強かった。
もっと柔らかく優しい音かと思い込んでいた。
女性を楽しむことは、か弱くなるのではなく、力強く突き抜けることなのかもしれない。
40年も生きていると、固定観念でガチガチだ。思い込みを疑い、必要のないルールは、もういらない。もっと気楽で、楽しい方を選ぼう。
自分を守り、活かす方法を身につけよう。
チャクラヒーリングを終えたら、すーっと楽になってもいたし、どこか力をチャージされたような感覚もあった。癒しと充電だ。
安代さんと私の誕生日は、1日違い。そんなご縁もあって、「誕生日プレゼント!」と、安代さんからローズクォーツを頂く。
ローズクォーツを調べてみると、「女性性を高めて、内面の美を輝かせて、恋愛成就に絶大なパワーを発揮する石」だと知る。
安代さん…!
ありがとうございます!!
インド占星術も、ヒーリングも、音楽鑑賞も。
自分を充電する方法は、いくつあってもいい。
いまの自分にいらないものは、さようなら。
まっさらな自分に整えてから、また始めよう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?