キングの「呪われた町」が下巻になってようやく面白く?本題に入ってきたが、要するに直球でドラキュラ(ブラム・ストーカー)の焼き直し・現代リメイク。ただし文章は上手いが冗漫(ドストエフスキーに似ていなくもないが、もっと散漫な饒舌の感じ)。B級と言いつつ、一種のリアリズム重視のホラー?
古池や蛙飛び込む水の音…の論究は国内外に在る。オノマトペ変換は稚拙だが、ポチャンだと小蛙か、ボチャンだと大蛙か。ポッチャーンは鹿威し(?)と化して余韻が…とか。その後訪れる寂寥。研ぎ澄まされた静寂。でもGoogleは効用を拾う。感興を起こす本人の句より解説サイトが上なんだろうな。