最近の記事
アメリカ留学を振り返ってーMemorable Teachers (その10):恩師Georgetown University Walter A. Cook先生
TOEFL Web Magazine の筆者のコラム For Lifelong Englishに2022年2月に掲載した記事です。博士論文の指導と主査をして下さったWalter A. Cook先生との思い出です。 別稿「アメリカ留学を振り返ってーMemorable Teachers (その9)」の続きです。 恩師Walter A. Cook(1922-1999)先生は、イエズス会シニア・ジェスイット(Senior Jesuit, S.J.)の称号を持つ聖職者で、キャン
アメリカ留学を振り返ってーMemorable Teachers (その9):Georgetown University Ph.D.取得、博士課程修了
TOEFL Web Magazine の筆者のコラムFor Lifelong Englishに2022年1月に掲載したものです。これからアメリカの大学院に進まれる方々の参考になればと思います。 別稿「アメリカ留学を振り返ってーMemorable Teachers(その8)」の続きです。1975年の年末から年始にかけ帰国し、友人らと楽しい一時を過ごしました。 明けて1976年、建国200周年に当たる年です。年明け早々からワシントンには祝賀ムードが漂い、社交界の中心地のGe
英語語彙を増やそう!スポーツ用語編「ジャストミート」英語でなんて言う?---英語活動情報誌For Lifelong English
TOEFL Web Magazineの筆者のコラムFor Lifelong Englishに2017年10月に掲載した記事です。「プロジェクト発信型英語プログラム」では学生さんが関心あること(趣味でも学問でも)を徹底的にリサーチしてその成果を発表します。体育会野スポーツ選手は自分の種目について色々調べて発表していました。好きなことだから楽しいこと楽しいこと、普段使っているスポーツ用語を次から次へと英語に直して覚え、やがて、それらの語がそれぞれの専門分野の学術用語に繋がっている
マガジン
記事
アメリカ留学✅項目:英語の数学用語 Math Termsを使えるようになろう!---英語活動情報誌For Lifelong English
はじめに 本稿は2019年7月TOEFL Web Magazineの連載コラムFor Lifelong Englishに掲載した記事に加筆したものです。アメリカ留学を考えている若い人達を念頭に書きましたが、2024年国内には外国からの訪問客が多く英語を話す機会が多くなりつつあります。また、外国に行ってもどこの国であれ当座は英語で意思疎通をはかることになるでしょう。昔から読み書き算盤というように、算盤、すなわち、数え方、足し算、引き算、掛け算、割り算などは生活する上で必須で
アメリカ留学 ✅項目:リサーチ(Inquiry)方法(後編),帰納法,演繹法,仮説的推論の違い---英語活動情報誌For Lifelong English
はじめに 「アメリカ留学 ✅項目:リサーチ(Inquiry)方法(前編)」の続きです。 本稿が掲載されたTOEFL Web Magazineはアメリカなど英語圏への留学を目指すTOEFL iBT テスト受験者の情報誌です。よって、本稿もそうした受験生に呼びかけるスタンスで執筆しましたが、このテーマは大学生、大学院生一般に共通するものです。そうした皆さんのお役に立てばと考えお届けします。前回はリサーチ(inquiry)の重要性を筆者自ら学生として教員として体験したことを通し
アメリカのキャンパスに活気をもたらす“Older and Returning Students”---英語活動情報誌For Lifelong English
本稿はTOEFL Web Magazineの筆者のコラムFor Lifelong Englishに 2018年4月に掲載した記事です。執筆は2018年3月です。引用文中のサイトは当時のままのものです。 日本では少子化に伴って18歳人口が激減し、その影響でここ数年多くの大学が定員割れに見舞われてきました。いわゆる「2018年度問題」の年とされる今年度からは、その傾向が顕著に現れるものと予想されています。問題の経緯、現状、今後の見通しについて、産経ニュースの2018年1月23
アメリカ留学✅項目:多くの大学がモットーとする「光」「真実」の再起動なるか(後編)---英語活動情報誌For Lifelong English
はじめに (前編)(中編)の続きです。(前編)と(中編)を要約します。 (前編)大学のモットー(mottoe)は、各大学の教育理念を掲げそれを実行するという約束、実行しなければ約束違反、世間の不信を買う。魅力ある大学は魅力あるmottoeの下、魅力ある教育、研究に勤しんでいるからである。著名校のmottoesには光(Lux)と真理(Veritas)という2語が謳われている。これらの2語は聖書の影響もあるが、17世紀、18世紀のヨーロッパ啓蒙思想の影響も多分にある。筆者自
アメリカ留学✅項目:多くの大学がモットーとする「光」「真実」の再起動なるか(中編)---英語活動情報誌For Lifelong English
はじめに (前編)の続きです。以下、(前編)の要約です。 大学のモットー(mottoe)は、各大学の教育理念を掲げそれを実行するという約束、実行しなければ約束違反、世間の不信を買う。魅力ある大学は魅力あるmottoeの下、魅力ある教育、研究に勤しんでいるからである。著名校のmottoesには光(Lux)と真理(Veritas)という2語が謳われている。これらの2語は聖書の影響もあるが、17世紀、18世紀のヨーロッパ啓蒙思想の影響も多分にある。筆者自身もまだアメリカが(英
アメリカ留学✅項目:多くの大学がモットーとする「光」「真実」の再起動なるか(前編)---英語活動情報誌For Lifelong English
はじめに 本稿はTOEHL Web Magazineの連載コラムFor Lifelong Englishに2021年1月に掲載した記事です。執筆したのは2020年12月、COVID-19 Pandemicも2021年度中には終息し、アメリカの各キャンパスも再開され留学生も戻ることを予想し書いたものです。残念ながらこの年も終息しませんでしたが、2024年4月現在は正常に戻りつつあります。4年前の記事ですがアメリカの大学、大学院に留学する際の大学選び、願書提出時などに役に立つ