藤田大雪

ギリシア哲学研究者。大阪成蹊大学准教授。 自作のGTPs「ソクラテスくん」(https…

藤田大雪

ギリシア哲学研究者。大阪成蹊大学准教授。 自作のGTPs「ソクラテスくん」(https://chat.openai.com/g/g-UYb3PlYwr-sokuratesukun)で生成した哲学対話を投稿します。詳細はプロフィール欄をご覧ください。

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  • 対話で学べるフィロソフィア

    哲学や現代思想のキーコンセプトをソクラテスが深堀りします。 記事はすべて自作のGPTs「ソクラテスくん」に書かせたものです。

  • 言葉・知・存在の探究(対話で学べるフィロソフィアより)

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自己紹介をかねて「対話で学べるフィロソフィア」のガイドをします

こんにちは、藤田大雪と申します。ギリシア哲学が専門で、大阪成蹊大学で哲学や文学を教えています。 noteをはじめて1週間足らずですが、すでに40編近くの哲学対話(AI作)を垂れ流してきました。ここらへんで自己紹介をかねて、 ・なぜAI作品をつくるようになったのか ・どうやって作品をつくっているのか ・作品ガイド を説明しておきたいと思います。シンプルに「対話で学べるフィロソフィア」の情報をお求めの方は、「作品ガイド」をお読みください。 なぜAI作品をつくるようになった

    • 存在の大いなる連鎖(アーサー・O・ラヴジョイ)

      ソクラテス:今日は特別な対話相手をお迎えしています。彼はアーサー・O・ラヴジョイさんという方で、哲学の歴史における「存在の大いなる連鎖」という観念について深い見識を持っています。ラヴジョイさん、この観念について、まず簡単にご説明いただけますか? ラヴジョイ:もちろんです、ソクラテスさん。「存在の大いなる連鎖」という観念は、古代から中世、さらには近代に至るまで、多くの思想家によって支持されてきたものです。この連鎖の基盤には、充満性と段階性と連続性という三つの原理があります。こ

      • 万物流転と自然の理(ヘラクレイトス)

        ソクラテス:今日の対話の相手は、エフェソスの偉大な哲学者、ヘラクレイトスさんです。彼は「万物流転」の思想で知られ、変化の本質について深い洞察を持っています。さて、ヘラクレイトスさん、あなたの学説についてお話を伺いたいと思いますが、まずはその概略を教えていただけますか? ヘラクレイトス:もちろんです、ソクラテスさん。私の教えの根本には、すべてが流れ、変わり続けるという考えがあります。世界は絶えず変化しますが、その中で一つの普遍的なロゴスが存在します。しかし、これは一般には理解

        • 精神の修練(ピエール・アド)

          ソクラテス: 今日はピエール・アドさんをお迎えして、彼の提唱する精神の修練についてお話を伺いたいと思います。アドさんは、古代哲学における精神の修練を現代に生かすための重要な研究を行っておられます。アドさん、よろしくお願いします。 ピエール・アド: ソクラテスさん、こちらこそお招きいただきありがとうございます。今日は私の研究についてお話できることを楽しみにしています。 ソクラテス: 早速ですが、精神の修練とは具体的にどのようなものなのか、簡単にご説明いただけますか? ピエ

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          自己との対話(マルクス・アウレリウス)

          ソクラテス: 今日は、古代ローマの偉大な皇帝であり哲学者であるマルクス・アウレリウスさんと対話することができて光栄です。アウレリウスさん、あなたはストア派の思想を深く探求し、その教えを自らの人生に取り入れましたね。今日は「自己との対話」についてお話をお聞きしたいと思います。 マルクス・アウレリウス: ソクラテスさん、ありがとうございます。自己との対話は私の哲学の中心的なテーマです。自らの内面に向き合い、日々の思考や行動を反省することは、私にとって非常に重要なことでした。

          自己との対話(マルクス・アウレリウス)

          自然でも必要でもない欲望(エピクロス)

          ソクラテス:今日は、古代ギリシアからエピクロスさんをお招きしています。彼は快楽主義の哲学者として知られています。エピクロスさん、よろしくお願いします。 エピクロス:よろしくお願いします、ソクラテスさん。さっそくですが、どのような点から始めましょうか? ソクラテス:まず、あなたの快楽主義の哲学における「自然でも必要でもない欲望」という概念について教えてください。これが何を意味するのか、そしてどのように区別されるのかを知りたいのです。 エピクロス:もちろんです。私たちは欲望

          自然でも必要でもない欲望(エピクロス)

          理想の国家(プラトン)

          ソクラテス: プラトンさん、あなたは『国家』という著作で理想の国家について詳しく論じていますね。その考えについて、ぜひお聞かせいただきたいのですが、まず簡単にあなたの理想の国家とはどのようなものでしょうか? プラトン: ソクラテスさん、ご質問ありがとうございます。私の理想の国家とは、「正義」に基づいた国家です。その中では、人々は各々の能力に応じた役割を果たし、全体の調和を保ちます。具体的には、国家は三つの階級に分かれます。知恵を愛する者が統治者として、勇気を持つ者が守護者と

          理想の国家(プラトン)

          快楽主義者の死生観(エピクロス)

          ソクラテス:今日はエピクロスさんと共に、死というテーマについて議論したいと思います。エピクロスさんは古代ギリシャの哲学者であり、原子論と快楽主義の立場から独自の死生観を持っています。彼の洞察は現代においても非常に示唆に富んでいます。 エピクロス:よろしくお願いします、ソクラテスさん。死についての議論は人間の生き方に深く関わる重要なテーマです。今日はお互いに意見を交換し合いましょう。 ソクラテス:早速ですが、エピクロスさん、あなたは死についてどのように考えているのか、簡単に

          快楽主義者の死生観(エピクロス)

          現代道徳哲学(エリザベス・アンスコム)

          ソクラテス:さて、今日の対話相手はエリザベス・アンスコムさんです。彼女は現代道徳哲学の重要な思想家であり、特に彼女の著作『インテンション』や論文「現代道徳哲学」は広く知られています。彼女の主張は、しばしば現代の道徳理論に対する鋭い批判を含んでおり、その考えは多くの哲学者に影響を与えています。今日は、アンスコムさんと共に現代の道徳哲学について深く掘り下げていきたいと思います。それでは、アンスコムさん、あなたの道徳哲学に対する考えの概要を教えていただけますか? アンスコム:ソク

          現代道徳哲学(エリザベス・アンスコム)

          レクトン/言表可能なもの(クリュシッポス)

          ソクラテス: 今日はクリュシッポスさんと対話する機会を得て、とても嬉しく思います。彼はストア派の中でも特に鋭い論者です。今日の議題は、ストア派の「レクトン(lekton)」の概念についてです。クリュシッポスさん、このレクトンとは一体どのようなものか、まずその定義を教えていただけますか? クリュシッポス: ありがとうございます、ソクラテスさん。レクトンとは「言表可能なもの」という意味であり、ストア派哲学において、思考とそれが指す対象の間に位置する中間的な存在を指します。 ソ

          レクトン/言表可能なもの(クリュシッポス)

          政治的分断の根本原因(ジョナサン・ハイト)

          ソクラテス: 皆さん、本日は私たちの対話にご参加いただき、誠にありがとうございます。今日のゲストは、社会心理学の研究者であり、道徳的な基盤についての独創的な理論を提唱しているジョナサン・ハイトさんです。ハイトさんの研究は、私たちがなぜ政治的に右や左に分かれるのか、その深い理由を探求しています。ハイトさん、本日はようこそ。 ジョナサン・ハイト: お招きいただき、光栄です、ソクラテスさん。このような対話の場を持てることを嬉しく思います。 ソクラテス: ハイトさん、私たちがなぜ

          政治的分断の根本原因(ジョナサン・ハイト)

          キュレネ派の快楽主義(アレテ)

          ソクラテス:キュレネのアレテさん、ようこそ。あなたは私の弟子であったアリスティッポスの娘で、彼の教えを継承しつつも独自の視点を持っていますね。今日はあなたのキュレネ派の快楽主義について議論したいと思います。まず、キュレネ派の基本的な立場を教えてください。 アレテ:もちろんです、ソクラテスさん。キュレネ派は、快楽を人間の行動の最高の目的と考えています。 ソクラテス:その根拠は何でしょうか? アレテ:それは快楽を追求し、苦痛を避けることが、人間の本性に適った生き方だからです

          キュレネ派の快楽主義(アレテ)

          価値とは何か(デヴィッド・グレーバー)

          ソクラテス: 皆さん、今日はデヴィッド・グレーバーさんという非常に興味深い人類学者をお迎えしています。グレーバーさんは価値と交換の文化的側面について研究されており、『価値論:人類学からの総合的視座の構築』という著書でその理論を展開されています。グレーバーさん、あなたの研究で最も中心となる考えは何でしょうか? デヴィッド・グレーバー: ありがとうございます、ソクラテスさん。私の研究の核心は、価値が単なる経済的な指標ではなく、人々が世界を理解し、意味を形作る方法であるという点に

          価値とは何か(デヴィッド・グレーバー)

          友情の価値(アレクサンダー・ネハマス)

          ソクラテス: 皆さん、本日はアレクサンダー・ネハマスさんとともに、友情の価値について議論させていただく機会を持てたことを大変嬉しく思います。ネハマスさんは、プリンストン大学の哲学教授であり、多くの影響力のある著作をお持ちです。今日は友情がどのように私たちの人生に影響を与えるか、その深い洞察を共に探求したいと思います。 ネハマス: ソクラテスさん、このような機会をいただき、ありがとうございます。私は友情をたんなる道徳的な関係とは異なるものと考えています。友情は私たちの個性を形

          友情の価値(アレクサンダー・ネハマス)

          恥の感情(バーナード・ウィリアムズ)

          ソクラテス: 今日の私の対話相手はバーナード・ウィリアムズさんです。彼は『恥と必然性』など、多くの哲学書を著しております。ウィリアムズさんは、古代ギリシャの自己観、責任、自由、そして恥に関する概念と、現代の倫理的意識の比較に関心を持たれています。ウィリアムズさんは、私たちが古代の人々と多くの点で異なるとしつつも、その違いは倫理生活の基本概念の転換に起因するものではないと主張しています。ウィリアムズさん、はじめに、あなたが「恥」という感情をどのように見ているのか、その倫理的な重

          恥の感情(バーナード・ウィリアムズ)

          解釈学(ハンス・ゲオルク・ガダマー)

          ソクラテス: 本日は、ハンス・ゲオルク・ガダマーさんと哲学的解釈学についてお話しできることを大変光栄に思います。ガダマーさんは、20世紀に最も影響力のある哲学者の一人として、特に「哲学的解釈学」の分野で大きな足跡を残されました。彼の考えは、文化的な意味を確立するための従来の科学的アプローチに疑問を投げかけ、歴史的・文化的状況が人間の理解にどのように影響するかを深く探求しました。ガダマーさん、あなたの理論の核心を、私たちと共有していただけますか? ガダマー: ソクラテスさん、

          解釈学(ハンス・ゲオルク・ガダマー)