藤田大雪

ギリシア哲学研究者。大阪成蹊大学准教授。 自作のGTPs「ソクラテスくん」(https…

藤田大雪

ギリシア哲学研究者。大阪成蹊大学准教授。 自作のGTPs「ソクラテスくん」(https://chat.openai.com/g/g-UYb3PlYwr-sokuratesukun)で生成した哲学対話を投稿します。詳細はプロフィール欄をご覧ください。

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  • 対話で学べるフィロソフィア

    哲学や現代思想のキーコンセプトをソクラテスが深堀りします。 記事はすべて自作のGPTs「ソクラテスくん」に書かせたものです。

  • 倫理の探究(対話で学べるフィロソフィアより)

    記事はすべて自作のGPTs「ソクラテスくん」に書かせたものです。

  • 社会の探究(対話で学べるフィロソフィアより)

    記事はすべて自作のGPTs「ソクラテスくん」に書かせたものです。

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自己紹介をかねて「対話で学べるフィロソフィア」のガイドをします

こんにちは、藤田大雪と申します。ギリシア哲学が専門で、大阪成蹊大学で哲学や文学を教えています。 noteをはじめて1週間足らずですが、すでに40編近くの哲学対話(AI作)を垂れ流してきました。ここらへんで自己紹介をかねて、 ・なぜAI作品をつくるようになったのか ・どうやって作品をつくっているのか ・作品ガイド を説明しておきたいと思います。シンプルに「対話で学べるフィロソフィア」の情報をお求めの方は、「作品ガイド」をお読みください。 なぜAI作品をつくるようになった

    • 友情の価値(アレクサンダー・ネハマス)

      ソクラテス: 皆さん、本日はアレクサンダー・ネハマスさんとともに、友情の価値について議論させていただく機会を持てたことを大変嬉しく思います。ネハマスさんは、プリンストン大学の哲学教授であり、多くの影響力のある著作をお持ちです。今日は友情がどのように私たちの人生に影響を与えるか、その深い洞察を共に探求したいと思います。 ネハマス: ソクラテスさん、このような機会をいただき、ありがとうございます。私は友情をたんなる道徳的な関係とは異なるものと考えています。友情は私たちの個性を形

      • 恥の感情(バーナード・ウィリアムズ)

        ソクラテス: 今日の私の対話相手はバーナード・ウィリアムズさんです。彼は『恥と必然性』など、多くの哲学書を著しております。ウィリアムズさんは、古代ギリシャの自己観、責任、自由、そして恥に関する概念と、現代の倫理的意識の比較に関心を持たれています。ウィリアムズさんは、私たちが古代の人々と多くの点で異なるとしつつも、その違いは倫理生活の基本概念の転換に起因するものではないと主張しています。ウィリアムズさん、はじめに、あなたが「恥」という感情をどのように見ているのか、その倫理的な重

        • 解釈学(ハンス・ゲオルク・ガダマー)

          ソクラテス: 本日は、ハンス・ゲオルク・ガダマーさんと哲学的解釈学についてお話しできることを大変光栄に思います。ガダマーさんは、20世紀に最も影響力のある哲学者の一人として、特に「哲学的解釈学」の分野で大きな足跡を残されました。彼の考えは、文化的な意味を確立するための従来の科学的アプローチに疑問を投げかけ、歴史的・文化的状況が人間の理解にどのように影響するかを深く探求しました。ガダマーさん、あなたの理論の核心を、私たちと共有していただけますか? ガダマー: ソクラテスさん、

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          イコノロジー(エルヴィン・パノフスキー)

          ソクラテス:本日はイコノロジーの概念について、その深遠な知識を持つエルヴィン・パノフスキーさんと対話を交わします。パノフスキーさんは、芸術作品に内在する意味や象徴を解き明かすイコノロジーの分野で大きな足跡を残されています。イコノロジーとは、単に美術作品を鑑賞すること以上に、その時代背景や作者の意図、文化的な象徴を読み解く学問です。パノフスキーさん、まずはイコノロジーについて、どのようにしてこの分野に興味を持たれたのか、お聞かせいただけますか? パノフスキー:ありがとうござい

          イコノロジー(エルヴィン・パノフスキー)

          ウェルビーイング(マーティン・セリグマン)

          ソクラテス:皆さん、今日はマーティン・セリグマンさんという著名な心理学者をお招きしています。セリグマンさんは「ポジティブ心理学」の創始者として知られており、特に「ウェルビーイング(幸福感)」についての研究で広く認められています。セリグマンさん、お越しいただきありがとうございます。 マーティン・セリグマン:ソクラテスさん、このような機会をいただき、光栄です。私の研究や考えを皆さんと共有できることを楽しみにしています。 ソクラテス:セリグマンさんの「ウェルビーイング」に関する

          ウェルビーイング(マーティン・セリグマン)

          不条理(フランツ・カフカ)

          ソクラテス: 今日はフランツ・カフカさんとお話しする機会を得られたことを、大変光栄に思います。カフカさんは、20世紀初頭のプラハを拠点に活動された作家で、現代文学において「不条理」というテーマを探求されていますね。カフカさんの作品には、人間存在の根底にある疎外感や無力感が色濃く反映されており、多くの読者に影響を与えています。今日はその「不条理」というテーマについて、深く掘り下げて議論できればと思います。まず、カフカさんにとっての「不条理」とは具体的にどのようなものでしょうか?

          不条理(フランツ・カフカ)

          意識の流れ(ジェイムズ・ジョイス)

          ソクラテス: 皆さん、今日は私たちが対話を重ねる中で、文学と哲学の交わる地点について深く掘り下げていきたいと思います。特に、私たちのテーマは「意識の流れ」という技法を用いた文学作品における内面の描写と、それが私たちの自己認識や世界の理解にどのように影響を及ぼすか、に焦点を当てます。この対話のために、20世紀初頭のアイルランド出身の著名な小説家であり詩人、ジェイムズ・ジョイスさんをお招きしました。ジョイスさんは、「意識の流れ」という技法を駆使した作品で知られ、特に『ユリシーズ』

          意識の流れ(ジェイムズ・ジョイス)

          パルメニデスの存在論とイデア(プラトン)

          ソクラテス:プラトンさん、今日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。パルメニデスの存在論について、あなたの洞察を聞かせていただければと思います。彼の「あるものものはある、あらぬものはあらぬ」という主張は、哲学の基礎において重要な位置を占めていますが、この主張に対するあなたの見解を教えてください。 プラトン:ソクラテスさん、この機会を与えていただき、感謝します。確かにパルメニデスの存在論は、私たちの思考にとって大きな挑戦を提供します。彼の主張する「ある(存在する)も

          パルメニデスの存在論とイデア(プラトン)

          分人/分割可能な人格(マリリン・ストラザーン)

          ソクラテス: 皆さん、今日はマリリン・ストラザーンさんという非常に興味深い思想家を紹介します。彼女は社会人類学者であり、特に「分人(partible person)」という概念について深い洞察を提供しています。これは個人が単一の統一体ではなく、さまざまな関係性や社会的文脈によって形成されるという考えです。ストラザーンさん、あなたの考える「分人」とは具体的にどのようなものでしょうか? マリリン・ストラザーン: ソクラテスさん、この機会をいただきありがとうございます。分人の概念

          分人/分割可能な人格(マリリン・ストラザーン)

          魂の調和(プラトン)

          ソクラテス:プラトンさん、私たちは今日、魂の調和について話し合うことになりましたね。あなたはその主題について非常に深い洞察を持っていると聞いています。まず、魂の調和とはどのようなものか、あなたの考えを教えていただけますか? プラトン:もちろんです、ソクラテスさん。魂の調和とは、個々の部分が適切に機能し、全体として統一された状態を指します。私は、魂を理性、気概、欲望という三つの部分に分けて考えることがあります。調和のある魂では、これらの部分が適切なバランスを保ち、理性がリーダ

          魂の調和(プラトン)

          4カテゴリー存在論(E. J. ロウ)

          ソクラテス: 今日はエドワード・ジョナサン・ロウさんをお迎えしています。ロウさんは現代の形而上学、特に存在論の分野で著名な哲学者です。ロウさん、今日はあなたの4カテゴリー存在論についてお話しいただけますか? E. J. ロウ: もちろんです、ソクラテスさん。私の4カテゴリー存在論は、現代の存在論的議論の基礎となるべき理論です。この理論では、存在するものを対象、種、属性、モードという4つのカテゴリーに分類します。この分類は、実在するものの本質と、それらがどのように相互作用する

          4カテゴリー存在論(E. J. ロウ)

          「知能指数」の発明(カート・ダンジガー)

          ソクラテス:本日は、心理学の歴史に深い洞察を持つカート・ダンジガーさんと、知能指数、すなわちIQについて語り合う機会を得られたことを大変光栄に思います。ダンジガーさん、あなたの著作を拝読し、IQという概念がどのように発展してきたか、また、それが個人および社会に与える影響について、多くを学ばせていただきました。初めに、IQの概念がどのようにして生まれ、どのように社会に受け入れられてきたのか、あなたの見解をお聞かせください。 カート・ダンジガー:ソクラテスさん、お招きいただきあ

          「知能指数」の発明(カート・ダンジガー)

          説得の技術(ゴルギアス)

          ソクラテス: みなさん、今日は弁論術の大家、ゴルギアスさんと一緒に、弁論術の本質とその価値について考えていきたいと思います。ゴルギアスさんは、弁論術に関して大変深い洞察を持ち、多くの学生に教えを授けています。さて、ゴルギアスさん、弁論術とは具体的に何を意味し、それがどのように有用であるかを教えていただけますか? ゴルギアス: ソクラテスさん、弁論術は言葉を通じて人の心を動かす技術です。それは、真実を伝えるだけではなく、聴衆を説得し、行動に移させる力を持っています。例えば、裁

          説得の技術(ゴルギアス)

          本来のプラトニック・ラブ(ディオティマ)

          ソクラテス: みなさん、今日は美について考えるべく集まりました。今宵はマンティネイアの巫女、ディオティマさんをお迎えしています。ディオティマさんはプラトンの『饗宴』の登場人物で、かつて私に愛の理論を説いた女性として描かれている方です。ディオティマさん、あなたは美への愛についてどのように考えていますか? ディオティマ:ソクラテスさん、美は目に見えるものにかぎられません。美は、精神によって捉えられる真理や善の形をとるものでもあります。ですから、美への愛は、単なる形や外見に惹かれ

          本来のプラトニック・ラブ(ディオティマ)

          表象(フレッド・ドレツキ)

          ソクラテス: 本日は、心の哲学と表象の理論における重要な貢献者、フレッド・ドレツキさんをお迎えしています。ドレツキさんは、情報伝達の観点から心の表象を考察し、認識論に新たな光を投げかけました。ドレツキさん、お越しいただきありがとうございます。 フレッド・ドレツキ: こちらこそ、ソクラテスさん。今日は私の理論を話す機会をいただき、光栄です。 ソクラテス: あなたの理論では、情報とは何か、そしてそれがどのように心の表象と関係するのかを明らかにしていますね。最初に、あなたの理論

          表象(フレッド・ドレツキ)