モノ vs. コト
今日は妻に付き合って図書館に行ったら、日本哲学の新書があったから、つい借りてしまった(他にも読まなければならない本が何冊か借りてあるのだが)。帰宅して偶々開いた頁に西田幾多郎のことが記されててあり、西田の哲学的立場がモノからコトへと移行した、とあった。私は西田哲学はよく知らないのだが、ラッセルも同様のことを当時の最先端科学を背景に論じていたっことを思い出し、では西田がそう唱えた背景には何があったのだろうか、と思った。以下は、しかし西田哲学に関してではなくて、モノとコトの対立に