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自分を肯定するために違うものを否定しない
信念は持ちたいし、貫きたい考えもある。でもその自分を「正しい」と証明するために、つまりそのための手段として、自分に合わない意見を否定したくない。「相手が間違っている」=「自分が正しい」とは限らない。
たとえば、「読書は人生を豊かにする」という1意見。これは正しいと、僕は思う。
でも、「読書は人生を豊かにするから、君も本を読んだ方がいいよ。ゲームばかりしていても無意味だよ」は、違う。特に後半の文
紙ストロー当たり前世代
当たり前にあるものへありがたみは、それを失ってからようやく気付くことができる。
寝てる間に窒息死しないからといって、呼吸をありがたく感じる人はいない。
当たり前とは、つまり「基準」である。
人それぞれの基準。自分の人生を生きる上での基準と言えよう。
僕は生まれてからこれまで、食料に困ったことはない。おもちゃもあったし、遊びも勉強も、好きなスポーツだってできた。誰が発明してくれたのか分からな
noteを始めて1年が経ちました
ドイツ留学中にnoteを始めて、インタビュー記事やら自分の考えを自由に書き続けていたら、10月で1年が経過しました。まず一度でも記事を読んでくれた方へ、ありがとうございますと伝えたいです。
初回記事のタイトル通り、とりあえずやってみたら1年が経ったわけですが、今回は一応1年続けてみた感想を、超個人的な主観に基づいて、緩く綴っていきます。
振り返り当初は1週間に1本の記事を書くつもりで取り組んで
好きな情報ばかり偏食してない?
小さい頃は誰しもが、『好き嫌いせず満遍なく食べようね』と言われたかと思う。要するに野菜も食べなさいと。
その理由も簡単で、”健康に良いから”とか”大きくなるため”とか、まぁ色々正当な理由があるわけで。
それで最近思ったのは、「情報と栄養は同じ」ということ。
大人になり一人暮らしをして、毎食何を食べるか自分の判断だけで決めることができるようになると、不健康的な太り方をする人も多い。”選択肢が増
同意は危険な行為である
瞬間的にどんな情報も、誰の意見でも受け取ることができる時代。
受け取る情報の母数が増えれば、賛同する意見と出会う確率も当然上がる。
しかし賛同や同意は良い側面ばかりではないから注意したい。
心に刺さる言葉と出会うことは誰しもが経験するかと思うが、それは自分で考え、作った言葉ではないと忘れてはいけない。
その言葉を作った本人は、「自分の身体で時間をかけ経験したことを基に、ようやく自分の腑に落