#人生観
成功者のバイブル…論語を愛し、活用した偉人達
新一万円札の顔となった「近代日本経済の父」渋沢栄一も論語を愛した一人です。
彼が著した『論語と算盤』は非常に有名です。
彼は論語でいう「君子」を「紳士」ととらえ直し、
自らの生き方と当時の日本を成長させるうえでのバイブルとしていました。
論語から生き方、人と社会の導き方を学び、
己を支える拠り所とし、
明治維新後の日本経済と、
500もの企業の発展に尽力しました。
現京セラ㈱の設立者・稲盛和
人不己知...人が自分を認めてくれないのを気にすることはない。
子(し)曰(のたま)わく、人の己を知らざるを患(うれ)えず、其の不能を患(うれ)うるなり。
(憲問第十四、仮名論語二百十七頁)
先師(孔子)が言われた。
「人が自分を認めてくれないのを気にすることはない。
自分にそれだけの能力がないのを気にすることだ」
昨年、荊妻に難しい病気が見つかり、
手術までの一ヶ月は本人より私の方が沈んだ。
普段は朝からクラシック音楽を聴いている。
作曲家はシベリウ
忠恕一貫...まごころ(忠)からなるおもいやり(恕)
子曰(のたま)わく、參(しん)や、
吾が道は一(いつ)以(もっ)て之(これ)を貫く。
曽子(そうし)曰わく、唯(い)。
子(し)出ず。門人問うて曰わく、何の謂(いい)ぞや。
曽子曰わく、夫子(ふうし)の道は忠恕(ちゅうじょ)のみ。
(里仁第四、仮名論語四三頁)
先師(孔子)が言われた。
「参(曾子の名)よ、私の道は一つの原理で貫いている」
曾子が「はい」と歯切れよく答えられた。
先師は満足げに出
未知生死...「まだ生もわからないのに、どうして死がわかろう」
曰わく、敢(あえ)て死を問う。曰(のたま)わく、未だ生を知らず、焉(いずく)んぞ死を知らん。
(先進第十一、仮名論語一四六・一四七頁)
子路(孔子の弟子)が「死とはなんでしょうか」と問うた。
先師は言われた。「まだ生もわからないのに、どうして死がわかろう」
孔子の弟子、子路に限らず、死について問いたいと思うのは、古今東西誰も皆同じである。
人はどこから来てどこへ行くのか。
聖人賢人のみならず、
頑張ることが今日明日の生き方を変えていく
これは論語に出てくる私の好きな章句の一つです。
私はこの言葉を通して、力の限り努力する・頑張る意識を持ち続けることの大切さを改めて感じます。
現代人、特に若者・働き世代はこの心意気が足らないのを
私は残念に思います。
私は”頑張る”という言葉が好きです。
頑張ることは生きることだからです。
頑張っているから生きていることを実感できるのです。
頑張れば頑張っただけ、成果や自分の実力、将来がそ