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あなたは培養肉を食べますか?
第90回アカデミー賞でゲイリー・オールドマンが主演男優賞を受賞した映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」(2018年に日本公開)をご覧になったでしょうか。第2次世界大戦中にイギリスとヨーロッパを救った英国首相チャーチルの決断を描いた映画でした。その優れた先見力は、1931年に発表したエッセー「Fifty Years Hence(50年後)」にも表れています。
地元民がお伝えしたい「餃子の王将」やらなんやらのお話。
餃子はお好きですか? 嫌いな人はまずいないでしょう。ラーメン、カレーとならんで外国にルーツを持ちながら国民食になった庶民の味ですからね。その餃子で、全国的にチェーン展開しているのが、京都発祥の「餃子の王将」です。今週は餃子の王将と大阪王将、鹿児島王将、そして色々とアレなお話を妄想します。
餃子の王将
餃子の王将は1967(昭和42)年に京都市の阪急大宮駅の近くで開業しました。1974
職務中にノンアルコールビールを飲まず 『食のことわざ③』
各地で大雨が続いているようです。降らなくても困りますが、被害が出るような梅雨も嫌ですね。
今週は時代遅れのことわざを現代風に妄想する「食のことわざ」の三回目です。
家柄より芋茎
色んな意味で最近はあまり聞かなくなったことわざです。
「家柄」とは先祖から受け継いだ家の格式です。現代では死語と言ってもいいと思いますが、上流社交界では暗黙の了解になっています。
芋茎とは文字通り芋
食の都市伝説(2)「マーガリンはプラスチックだ!」
それは新年度が始まってすぐのことでした。都庁第二本庁舎にある学校健康推進課に一人の中年紳士が現れました。
「学校給食でマーガリンを使ってはいけない! すぐにバターに替えるんだ!」
小学校のPTA会長だと名乗る男性は大声で叫びます。
「マーガリンはプラスチックでできているのを知らないのか! そんなものを子どもに食べさせるな!」
フロアはマーガリンを塗ったように静まり返りました。
今週は、
地元民がお伝えしたい由緒正しい大阪名物グルメ ❰自由軒と夫婦善哉哉❱
数ある大阪名物の中で、なぜ大阪名物なのかが忘れ去られている名物グルメがあります。自由軒の名物カレーと夫婦善哉(めおとぜんざい)です。この二店は大阪名物グルメとしてあちこちで紹介されていますが、残念ながら名物たるゆえんがあまり紹介されていないのです。若い方には古くさくてピンとこないかもしれませんが、名物は由緒があってこそ名物なのです。
自由軒の名物カレー
明治43年、大阪難波に、大阪で初めて
鳶に油揚げをお持ちいただく ❮食のことわざ②❯
ゴールデンウィークも終わってしまいました。この調子ならあっという間に上半期が終わりそうです。昔はゴールデンウィークだ! 夏休みだ! と、はしゃいだものですが、いつの間にか満開の桜にも、波打ち際の眩しさにも、胸がときめかなくなりました。今はただ若いときにポケットからこぼれ落ちた、ほんの少しのキラキラしたものを拾い集めているような有り様です … なんてね。
今週は「食のことわざ」の二回目です
地元民がお伝えしたい551蓬莱の豚まんのアレコレ②「新幹線車内での豚まんの食べ方」
まもなくゴールデンウイークも終わりです。休暇を楽しんでいますか? 今週は豚まんについてのアレコレ②です。
豚まんテロ
先日、新幹線の車内で豚まんを食べたセクシー女優さんのsnsが炎上したという記事を読みました。
いわゆる「豚まんテロ」ですね。確かに豚まんは(良く言えば)強い芳香がします。列車内で食べる場合は少なからず躊躇すると思います。しかし、そんなに悪いことでしょうか? 当
地元民がお伝えしたい551蓬莱の豚まんのアレコレ①「二つの蓬莱」
今日からゴールデンウイークだそうです。京都はすでに大文字山のてっぺんから深泥池の底まで外国人観光客で身動きもできない状態ですが、大阪はまだ余裕があります。今週は観光客に人気の豚まんについてお話します。
なぜ551なのか?
これはもう有名な話なのですが、その昔、本店で使用していた電話番号の下三桁が「551」であったことと、「味もサービスも"ここ(55)"が"一番(1)"」というスローガンに合