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催眠・催眠療法・他心理療法について

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#自己実現

潜在意識にアプローチする療法

潜在意識へのアプローチによって行われる心理療法は、ひとくちに言って「催眠」です。
大々的に「催眠療法」と呼ばれるものもそうですが、イメージワークを使うトラウマケアや、描画療法なども広く広く言えば、催眠状態を利用しています。
催眠、というもの自体がまったく特殊なものではなく、ヒトの意識の日常的当然の状態であるため、実は催眠状態、潜在意識の原理原則というのは、ありとあらゆるところで、日常すべて、生きて

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「自由」でありたいがために、自分自身の「自由」を、いつの間にか塞いでしまっていませんか?

間違いを犯す自由が含まれていないのであれば、自由は持つに値しない。ーガンジー

あなたの人生は、今、自由ですか?
いや、自由だと、感じることができていますか?

あなたは、もしかしたら、あなたの人生の常にそうである「選択」、次の瞬間に関して、
「もし~となってしまったら…」
「これは間違いでは…」
「間違ってはならない」
「この選択ひとつで八方塞がりになるかもしれない」
「正解がわからない」
「こ

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心・身・魂のセラピールーム/療術研究所よりのお知らせ

2023年も終わりに近づいて参りましたね。

皆様、本年はどのような1年となりましたでしょうか。

年の瀬、やることに追われることの多い社会ですが、そのタスクを今後とも無事、健康に、ますます効率良く、片付けてゆくことができるためにも、節目の時期、どこかで一度、立ち止まって息をついてみてくださいね。

慌ただしい現代社会の中でも、ほっと息つく体験や方法が欲しい方、一度きりの人生を折角なら楽しんで心地

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あなたの人生の成功体験は、あなただけのもの―独りで転んでしまわないための方法

馬で行くことも、車で行くことも、二人で行くことも、三人で行くこともできる。
だが、最後の一歩は自分ひとりで歩かなければならない。-ゲーテ

以前にも記事で取り上げたことのある、ゲーテの言葉です。

これは、結局人生は孤独だ、という意味では、決してない。

と、セラピストをやっていて、最近また殊につくづく思います。

人生の目標(もちろん最後の目標だけではなくて、通過点である途中途中の小さなゴールも

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人間の困ったところは、自分の言動行動人生の目的に気付けていないこと

人間の困ったところは、何がしたいのかわからないことだ。-マリリン・ファーガソン

アメリカの心理学者の言葉です。

まさにそうだと、思いませんか?

何がしたいのか、自分でもわかっていないのが、人間なのです。

何がしたいのか、自覚はしている人もいるでしょう
しかし、ふとした時に、自分は本当に何がしたくて今ここでこうしているのか、今これをやっているのか、わからなくなったり…
やりたいことはあるのに

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あなたの中にある”志”に、あなたが気付くこと―それ自体が人生

人間、志を立てるのに遅すぎると言うことはない。-ボールドウィン

あなたには、志がありますか?

…もしかしたら、何やら人生の大きな志を掲げている人もあれば、
これは私の人生における志だけれど、これは、小さな志として…、などと、大小管理で自分の中に複数志を自覚している人もいるかもしれません。

私は、志、というものは、「気付く」もの、「自覚する」ものであると、思っています。
これも、あくまでわざわ

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催眠療法や心理療法、ひとの心(顕在・潜在意識)、自他への癒しに興味がある人へ―先行お知らせ

突然ですが、あなたの人生、日常は、すべて、常に、あなたの「こころ」が働いています。

その時々の「こころ」の状態によって、あなたの人生は左右され、いわば良い意味でも悪い意味でも振り回され、人生が進んでいくわけですよね。

ある意味、少しばかりわざと逆説的な言い方をしますが、あなたのその「こころ」、あなたの心で、知ってみたくはありませんか?
あなたのこころは、その仕組みによって、あなたの人生を、”あ

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「目標」と「願い事(夢)」の違い、知っていますか?

計画のない目標は、ただの願い事に過ぎない―サン=テグジュペリ

目標、と、願い事、は、明確な違いがあります。

これを、催眠療法士的視点から言うと、潜在意識・顕在意識ともに一致した目標志向であるかどうか、とでも表現できるかもしれません。

サン=テグジュペリとまったく違い夢のない言い方となる気がしますが…

願い事というのは、実は、本人、その願い事の内容の実現は望んでいません。

顕在意識では、

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酒と煙草と、催眠。意外な関係性

最近、面白い話を聞いた。

催眠療法を始めた方が、複数名、催眠と出会ってから酒や煙草をやらなくなった、めっきり減ったという。

こういう話自体は実は珍しい話ではなく、私自身も何度か聞いたことはあったのだが、実は私自身が全く酒煙草に縁がなかったため、そもそも「飲む・吸う」ということに理解ができなかったため、そんな話を聞いたところで当たり前のような気しかしていなかった。

私は元々煙草は全く縁がない。

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自己イメージに対するコンプレックス

「自分」というもの…まあ、敢えて具体的に例えを出してしまえば自己イメージ、つまり体格であったり顔であったり、特に外見に関することについて、コンプレックスを持っている人は、現代日本において、なかなかに多い。

ところでその中でも体格…体重コントロールなどに関しては、暗示療法では得意とされる分野であるイメージがある。

実際それが得意であるかどうかは、この記事では置いておきたいのだが。

しかし、まず

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無料個別相談会実施のお知らせ~本物の「体感」を知り、「私」を生きよう!

人の感覚(五感)というものは、自分の体の外側にある現実世界を正確に、そこにある現実世界をそのままに見て・聞いて・嗅いで・味わって・触っていると、思っていませんか?
現実世界と自分の五感が認識している世界というものが、ちゃんと同じものであるのか、それとも実はどれほどにかけ離れているものであるか、気になりませんか?

また、ならば、我々は外側の世界(現実世界)を、どのように捉えていったらいいのか、それ

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私自身と私の人生の考察―エリクソン催眠

良くも悪くも、本日の、驚きの気付き。

私には数々の「癖」があるようだ。
そして、しかし、その「癖」たちが、実はある意味、「これで良いのだ」と、いうことに気付くことができた。少なくとも………セラピストとしては。

さて、その癖とは。
私は、本当に良くも悪くも、とにかくメタファー(隠喩・暗喩や例え話)をひたすら組み込み、しかもメタファーのストーリーを複数いっぺんに、そして…なぜだかどうしても途中で脇

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体細胞療法・描画療法

…と、題をつけてはみたが、ただの日常記録である。
ただ、催眠療法の中でも少し認知度の低い、簡単に言えば少し珍しい手法、また、催眠療法における身体的アプローチ、催眠療法による整体、と言ってもいいかもしれない、そんな手法にご興味のある方には、面白く読んでいただけるかもしれない。
そして、催眠療法自体の効果だけでなく、潜在意識と顕在意識の意図的な行き来が頻繁になると、どのようなことが起こるのか、興味のあ

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