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2019年2月の記事一覧
学びの場における「関係性のデザイン」とは
ぼくたちはいろんな上下関係のなかで生きています。たとえば、先生と生徒、部下と上司、親と子、師匠と弟子など。「学び」という言葉には「上から下に伝える」というイメージがありますが、他者の学びをうながすために、関わり方を選ぶことができます。
今回は「学びの場づくり」における「関係性のデザイン」について考えていきます。
参加者とファシリテーターまず、1つの型として苅宿俊文先生による「F2LOモデル」を
自ら議論に参加しなければ、民主主義は実現しない(関美和)
翻訳者 関美和のおすすめ本! 第5回
"Talking to My Daughter About the Economy: A Brief History of Capitalism"
by Yanis Varoufakis 2017年10月出版
『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』
著:ヤニス・バルファキス 訳:関 美和
ダイヤモンド社 *2019年3月発
「夢の中で会えるでしょう」 キングトーンズに捧ぐ
キングトーンズのリーダー、内田正人さんの訃報を知る。
子供の頃、テレビでよく聞いていた名曲「グッドナイト・ベイビー」(1968)。このデビュー・シングルは大ヒットし、オリコン2位を記録。
米ビルボード・R&B部門でも 48位に。
僕が触れた、最初の和製R&Bでもあった。
1993年ごろ、キングトーンズへの曲提供の依頼を頂いた。
その頃、シュガー・ベイブの「DOWN TOWN」が元々はキングト
「ビジョナリー・カンパニー」の壮絶な内容を知らずして組織運営の基本は理解できない
大抵、どんな企業に勤めていても「企業理念」や、それに基づく採用、人事や給与の評価、昇進の決定といった話は、多かれ少なかれ、聞いたり、仕事上で意識したりするもの。その中には「企業理念なんて建前であって、利益をちゃんと上げることの方が、よほど重要」と感じたり、「ビジネスモデルが優れているとか、有能な経営者がいるとか、そういうところで勝負が決まる」と思う方も、少なからずいらっしゃるでしょう。
一方で、
「人材紹介ビジネス」の価値の行方
3月1日に新サービスをリリースするのですが、それに至った背景や考え方を一度まとめておこうと思い、今回このnoteを作りました。おそらく3投稿くらいで完結する内容なので、宜しければご覧ください。
ということで、早速。
まず、最初に今日の投稿の結論です
・人材紹介会社の提供するvalueが変化してきている
・企業の採用手法が多様化している
・人材紹介会社も採用企業もそれぞれ価値や活動を考え直す時期で
Wabi-Sabi,IKIGAI,Konmari,Zen,THから見る日本の可能性
生まれてこのかたずっと不況。好景気なんて経験したことがない、バブル崩壊後生まれの塩谷です。こんばんは。
「日本も昔はよかった」
「とにかく中国の勢いがすごい」
「K-POPは世界制覇している」
「インド市場は一番注目すべき」
「アメリカはこんな進んでるのに日本は……」
「北欧では女性が働きやすいのに日本は……」
「日本は絶望や」「オワコンや」「ディストピアや」
……みたいな、絶望感たっぷりの
メディア論79 奇想の系譜展にて
東京都美術館で開催されている「奇想の系譜展」にやられた。
個々の作品は触れていたけれど、キュレーションにやられた。
ものすごいエンタテインメント映画を1時間30分ノンストップアクションで見せられた感じ。息つく絵が1枚もない。ここ数年の美術展で、個人的に圧倒的ベスト。
山下裕二さんのキュレーションの集大成。背後にはもちろん辻唯雄さんの「奇想の系譜」がある。
以下、感想をガンガン書く。
1、
ドイツ「移住法」における「統合コース」について感じたこと
2/23(土)、金沢で、「ドイツの移民・難民向け統合コースに学ぶ」というタイトルのイベントに参加した。金沢大学の志村恵先生がドイツの「統合コース」の授業を見学し、その報告会だった。ドイツが移民先進国でありさまざまな制度があることは知っていたが、具体的にどのような制度があるのか詳しくうかがう貴重な機会となった。以下、まずうかがった内容を簡単に説明し、興味深い点や驚いた点、日本との比較、今後の日本の
もっとみる四六かA5か、それが問題だ 『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』編集つぶやき
こんにちは、『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』の担当編集者、中川ヒロミです。『ファクトフルネス』の編集過程について、これからnoteに何回か記事を書いていきます。
この記事を書くきっかけは、共訳者の上杉周作さんが書かれた「『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』の翻訳本ができるまで」という記事の反響に驚いたこと。
Twitterなどでこの記事を読み、「ここまで手間をかけて真剣