翻訳書

2017年 中高生部門 最優秀賞『ロミオとジュリエット』

2017年 中高生部門 最優秀賞『ロミオとジュリエット』

受賞者 日笠山るりかさん 高1 読んだ本 『ロミオとジュリエット』 シェイクスピア作 中村好夫訳 新潮社 作品  シェイクスピアの四大悲劇の中の一つと言われる「ロミオとジュリエット」。私がこの本に興味をもった理由は、独特な言い回しや場面の描写、心中という儚く美しい恋の終焉、そして桃色の地に赤い文字、可憐な表紙に惹かれたからである。また今年の春に私が所属している合唱部で、宝塚版の「ロミオとジュリエット」のミュージカルを行い、簡単にしか読んだことがない原作に、興味が湧いたから

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INFORMATION 2021-09-10

INFORMATION 2021-09-10

 新刊の刊行記念イベントが 9月28日(火)の19:00からブックファースト新宿店でおこなわれます。対面型とオンライン型の両方でおこなう予定です。詳細については案内ページをご覧ください。イベントでは、3部構成に即して、文法・語彙・翻訳技術のそれぞれについて、本に載せられなかった具体例をいくつか紹介するつもりです。  本のくわしい内容については先日書いた「新刊の紹介」のページを見てください。 ―――――――――― 《ENGLISH JOURNAL ONLINE》で、新たに2つ

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この本、どうかニャ?『ヨナタンは名たんてい』

この本、どうかニャ?『ヨナタンは名たんてい』

小学生におすすめの本を紹介する「この本、どうかニャ?」。今回の執筆者は「なんばワン」です。 『ヨナタンは名たんてい』 デイヴィッド・グロスマン文 ギラド・ソフェル絵 もたいなつう訳 光村教育図書  犬ぞくのみんな、元気? 読書探偵作文コンクールのしめきりが近づいてきたね。お気にいりの本は見つかったかな。  きょうは、白くて、ちゃいろのぶちがある、子犬のビバがでてくる絵本をしょうかいするよ。  ヨナタンのいえで、いろいろなものがなくなっていく。ヨナタンのスリッパやマグカ

たくさんの動物にはらはらどきどき!『エヴィーのひみつと消えた動物たち』
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たくさんの動物にはらはらどきどき!『エヴィーのひみつと消えた動物たち』

『エヴィーのひみつと消えた動物たち』  マット・ヘイグ 作  ゆうこ 絵  宮坂宏美 訳  ほるぷ出版  2021年9月 マット・ヘイグの児童書といえば、『クリスマスとよばれた男の子』をはじめとする「クリスマスは世界を救う」シリーズ(杉本詠美訳/西村書店)が有名ですよね。「ファーザー・クリスマスはどんな子どもだったの?」という息子のルーカスの疑問にこたえて書かれた、ニコラスという男の子が大活躍するお話です。 それに対して『エヴィーのひみつと消えた動物たち』は、「動物と、動

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モノづくりの秘密に迫る!『モノのできかた図鑑』
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モノづくりの秘密に迫る!『モノのできかた図鑑』

『輪切り図鑑クロスセクション モノのできかた図鑑』  スティーブン・ビースティー 画  リチャード・プラット 文  宮坂宏美 訳  あすなろ書房  2021年9月 「輪切り図鑑クロスセクション」シリーズの最終巻。今回は、小さなマッチやダイヤの指輪から、大きなロケットやつり橋まで、37種のモノのつくりかたを詳細に解説しています。 もくじ ものづくりの世界 牛乳 合板 木造の家 ドーナツ CD 蒸気機関車 マッチ ダイヤモンドの指輪 つり橋 サターン5型ロケット 自動車 硬貨

2012年 小学生部門 最優秀賞『モーツァルトはおことわり』

2012年 小学生部門 最優秀賞『モーツァルトはおことわり』

受賞者 山内優莉さん(小5・埼玉県) 読んだ本 『モーツァルトはおことわり』 マイケル・モーパーゴ著、さくまゆみこ訳、岩崎書店 作品 モーツァルトはおことわりを読んで 山内 優莉  私は三才のころからピアノを習っています。モーツァルトの曲は明るく軽かいで好きな曲ばかりです。例えば、かたくるしいバッハやむずかしいテクニックのいるリストなら、私もちょっとおことわりかなぁと思います。けれどなぜ、モーツァルトがおことわりなのだろうと不思議に思いながら読み始めました。  ヴェ

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新刊の紹介
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新刊の紹介

 ジャパンタイムズ出版から、新刊が出ます。一部の書店ではすでに店頭に並んでいて、オンライン書店では9月4日ごろに発売となります。どうぞよろしくお願いします。  以下にまえがきをそのまま載せます。 ―――――――――――  この本は、2019年にジャパンタイムズ出版から出た『この英語、訳せない!』の続編として書いたものですが、前著を読んでいなくてもまったく問題なく読み進めることができます。  今回は、文法・語彙・周辺知識を3本の柱として、語学力を多角的に磨きあげることを目標と

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読書の季節を前に(2021年ヨーテボリブックフェアのことなど)

読書の季節を前に(2021年ヨーテボリブックフェアのことなど)

 前回の担当記事で書いたスウェーデンの大手オンライン書店BokusのEU圏外への輸送停止問題は、いまだ解消されていません。6月下旬に更新されたお知らせには、8月中には落ち着く見込みとあり、夏季休暇期間中の進展はないと悟りましたが、8月ももう下旬、いまだ進展はありません。そんなわけで、いまはもっぱら、イングランドとオーストラリアに拠点を持つ大手オンライン書店Book Depositoryを利用しています。Bokusの事情を反映しているのかどうかは定かではないですが、スウェーデン

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朝日カルチャーセンター2021年10月期の文芸翻訳講座

朝日カルチャーセンター2021年10月期の文芸翻訳講座

 朝日カルチャーセンターでわたしが担当する文芸翻訳講座は、コロナウィルス対策のため、2021年10月期についても、すべてオンラインで開催します。新宿教室・横浜教室・中之島教室のすべてで受付がはじまっています。全国どこでも(海外でも)受講できる形になので、関東・関西以外にお住まいのかたもぜひこの機会に受講してください。  朝日カルチャーセンター全体のトップページ上の「エリア・カテゴリから探す」で、フリーワード検索に講師名を入れてもらえれば、現在受付中の講座がわかります(講師名

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この本、どうかニャ?『最後のゲーム』

この本、どうかニャ?『最後のゲーム』

小学生におすすめの本を紹介する「この本、どうかニャ?」。今回の執筆者は「ブンタロー」です。 『最後のゲーム』 ホリー・ブラック作 千葉茂樹訳 ほるぷ出版 「ボーンチャイナ」って、きいたことある?「ボーン」は、英語で「骨」のこと。「ボーンチャイナ」っていうのは、牛の骨を粉にしたものを粘土にまぜて焼いた、上等な焼き物なんだ。  ところがこの本の主人公のひとり、ポピーの家にあるボーンチャイナ製の人形は、なんと牛じゃなくて、亡くなった女の子の骨をまぜて焼いたものだった。しかもポ

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