心を育む子育てサポーター 森かほり

自己肯定感をはぐくむ子育てサポート「ノブリの森」代表。 PTAや自治体の家庭教育講演会…

心を育む子育てサポーター 森かほり

自己肯定感をはぐくむ子育てサポート「ノブリの森」代表。 PTAや自治体の家庭教育講演会等で「自己肯定感をはぐくむ子育て」の講演や、子育て中の方のお悩み相談をしたりしています。保護者向け講演会ご提案のHP→ https://www.noburinomori.com/

最近の記事

【進学校の男子高校生の自死、両親提訴】のニュースに思うこと

こんにちは。心を育む子育てサポーター 森かほり です。2冊の子育て本の翻訳出版と、2011年の大津市のいじめ事件をきっかけに、保護者向けの講演活動を始めました。テーマは「自己肯定感をはぐくむ子育て」で、全国のPTAや自治体からお声がけいただいています。活動詳細・プロフィールはこちら。 あるニュースを読んで目が覚めたきのう朝起きてスマホを見たとき、 あるニュースが目に飛び込んできました。 それは、2年前の男子高校生の自死に対し、 両親が学校を提訴するというものでした (「

    • ”自慢したがり”の子どもに困っている親御さんへ

      こんにちは。心を育む子育てサポーター 森かほり です。2冊の子育て本の翻訳出版と、2011年の大津市のいじめ事件をきっかけに、保護者向けの講演活動を始めました。テーマは「自己肯定感をはぐくむ子育て」で、全国のPTAや自治体からお声がけいただいています。活動詳細・プロフィールはこちら。 子どもが友だちに自慢するYahoo!知恵袋から、ちょっと古いお悩みですが、今もありそうなので引用します。 結論からいうと、 気にしなくて大丈夫だと思います。 お子さんは単に 喜びを全力で表

      • 恥ずかしいけど、そんなに悪くない!?

        こんにちは。心を育む子育てサポーター 森かほり です。2冊の子育て本の翻訳出版と、2011年の大津市のいじめ事件をきっかけに、保護者向けの講演活動を始めました。テーマは「自己肯定感をはぐくむ子育て」で、全国のPTAや自治体からお声がけいただいています。活動詳細・プロフィールはこちら。 恥って、なに? 今年に入って、洋書(Julia Kristia著Drive Your Own Darn Bus!)の読書会を、オンラインでやっています。 先日「恥 shame」の感情につい

        • 子どもの自信を伸ばす!避けるべきほめ方とは?

          こんにちは。心を育む子育てサポーター 森かほり です。2冊の子育て本の翻訳出版と、2011年の大津市のいじめ事件をきっかけに、保護者向けの講演活動を始めました。テーマは「自己肯定感をはぐくむ子育て」で、全国のPTAや自治体からお声がけいただいています。活動詳細・プロフィールはこちら。 子どもの「どうせ」 「どうせ自分なんて」とか「どうせ無理」とか、子どもがそんな言葉を口にすると、つい自信を持ってほしいと思いますよね? 子どもをほめることは重要です。 でも単に大げさにほ

        【進学校の男子高校生の自死、両親提訴】のニュースに思うこと

          「親の怒りを「子どもが愛情を感じる言葉」に変換する方法をご存知ですか?

          きつい怒り方をして疲れていませんか 子育て中のお母さんから、 よくこんな悩みをお聞きします。 わたしもそうでした。 特に上の子が小学生の頃は やることをやってから遊びなさい と言っているのに そうしなかった時とか 決めたことを ちゃんとやらない時に どうしようもなく怒りが湧いてきて 抑えきれませんでした。 この子のために言ってるのに、 なんで分かってくれないんだろう と子供を責め、 どうして意地悪なまでに 怒ってしまうのだろう と自分が嫌になっていました。

          「親の怒りを「子どもが愛情を感じる言葉」に変換する方法をご存知ですか?

          子どもに注意してもうまくいかない理由

          こんにちは。心を育む子育てサポーター 森かほり です。2冊の子育て本の翻訳出版と、2011年の大津市のいじめ事件をきっかけに、保護者向けの講演活動を始めました。テーマは「自己肯定感をはぐくむ子育て」で、全国のPTAや自治体からお声がけいただいています。 なんでこんなワガママ言うんだろう 「そんなワガママはダメよ」 と、子どもに注意している親御さんは 多いと思います。 わたしも子どもが小さいときは よく言っていました。 大きくなっても 「もっと自信をもちなさい」とか

          子どもに注意してもうまくいかない理由

          勉強をいやがる子 への接し方

          こんにちは。心を育む子育てサポーター 森かほり です。2冊の子育て本の翻訳出版と、2011年の大津市のいじめ事件をきっかけに、保護者向けの講演活動を始めました。テーマは「自己肯定感をはぐくむ子育て」で、全国のPTAや自治体からお声がけいただいています。 「勉強しなさいと言ったことがない」という親子、ホントにいるの? Yahoo知恵袋で見つけたお悩みを 少し加工して、お答えします。 我が家でも上の子が 勉強を嫌がっていて、親のわたしが よくイライラしたり 焦ったりしていま

          勉強をいやがる子 への接し方

          子どもの自己否定が気になる親御さんへ

          こんにちは。心を育む子育てサポーター 森かほり です。「自己肯定感をはぐくむ子育て」をテーマに、全国のPTAや自治体で講演活動をしています。出産後しばらく、子育て本の翻訳の仕事をしていました。その翻訳で学んだ知識やスキルが、自分の子育てにとても役立ちました。2013年からはじめた講演会では、成功談・失敗談を織り交ぜながら、子どもへの接し方や自己肯定感についてお伝えしています。また、2011年の大津市のいじめ事件にショックを受け、「いじめの加害者を作らない、寄り添う子育て」とい

          子どもの自己否定が気になる親御さんへ

          天気が悪くなると身体がだるくなる。 前は気のせいかと思ってたけど、そうじゃなさそう。 夫も同じ。 気圧って体調に影響するなあ… 【初つぶやき】

          天気が悪くなると身体がだるくなる。 前は気のせいかと思ってたけど、そうじゃなさそう。 夫も同じ。 気圧って体調に影響するなあ… 【初つぶやき】

          子どもの「欠点」を改善したいと思う親御さんへ

          こんにちは。 自己肯定感をはぐくむ子育てサポート「ノブリの森」森かほり です。 過去に登壇した講演会のアンケートでこんなご相談をいただきました。 ●引っ込み思案な娘が心配 実はわたし自身、よく母から「もう少し愛想良くしなさい」と言われていました。 まさに「これが普通の顔なのに」と、モヤモヤしたものです。 わたしが子どものころも、今も、「たくさん友だち作って明るく元気な子」が良い、と思われているのでしょうね。 相談者さんが心配されるのも理解できます (わたしの母

          子どもの「欠点」を改善したいと思う親御さんへ

          子どもに自信をもってほしいけど、どうしたらいいかわからない親御さんへ

          オドオドしたわが子 こんなご質問をいただきました。 ご相談を拝読して感じたのは、 お母さんが 「オドオドした子」という目で お子さんを見ておられて、 それでよけいに 「オドオドしたところ」 が目についてしまい、 いっそう 「オドオドした子」という思いが 強くなってしまうんじゃないか、 ということです。 お子さんが 自信を持って言えないとき、 「もっと自信をもちなさい」とか 「ハッキリ言わないとわからないよ」 のような言葉を言っていませんか? 確かに それはそ

          子どもに自信をもってほしいけど、どうしたらいいかわからない親御さんへ

          育てにくい子と、良い関係を築く方法

          Yahoo!知恵袋で見つけたお悩みについて 考えてみます。 読みやすいように、少し手を加えています。 (出典はこちら) 娘と性格が合わない 思春期の娘さんと性格があわない、 フォローできないとのこと。 具体的なやりとりを拝読して、 親御さんも娘さんも、 相当お疲れだろうな、 と感じています。 子育てしにくいと感じるのは、 それだけ真剣に娘さんに 向き合おうとしているからです。 それだけ一生懸命、 子育てしようとしている ということです。 だからまずは そうやっ

          育てにくい子と、良い関係を築く方法

          中1女子の反抗に気が狂いそうです

          ネットで見つけたお悩みについて 考えてみます。 中1 の反抗に気が狂いそう 罵り言葉や、物を投げたりなど、 今までにない激しい怒り方を 見ると、動揺しますよね。 この先が心配にもなるでしょう。 あなたが、 娘さんを責めるのではなく、 娘さんのために 自分がどうしたらいいか を考えておられることに、 少しホッとしています。 すべきことは、子どもの言葉の中に さて娘さんは、小学生のころは テストがほとんど100点で、 これほどの反抗は初めてとのこと。 これまでは娘

          中1女子の反抗に気が狂いそうです

          子どもの「苦手克服」で、こんな間違いしてませんか?

          まったく勉強しない小5… ネットで見つけたお悩みについて考えてみます。 高学年になると、得意不得意が ハッキリしてくるし、 テストの点もシビアに出てくるし、 親としては心配したり焦ったり しますよね。 わたしも子どもが勉強嫌いで 相当ヤキモキしました。 お気持ちお察しいたします。 親のジャッジは子どもに伝わる 「苦手意識を取り除いてあげたい」 とのことですが、 お子さんもそれを 望んでいるのでしょうか。 もし親が 「苦手=ダメ、克服すべきこと。 だから取り除いて

          子どもの「苦手克服」で、こんな間違いしてませんか?

          子どもの心を開く「聴き方」のコツ

          聴くつもりが、お小言に。 子どもの気持ちに寄り添うように 聞こうとしても、 気づいたら 「お母さんのときはね…」とか 「次はこうしなさいね」と、 自分が話し手になっていること、 ありませんか? その結果、子どもは 釈然としない表情で その場を終えたり、 なんならケンカになったり。 評価目線がじゃまをする 子どもの気持ちに 寄り添おうとするときに 邪魔になるのが、 子どもに対する「評価」です。 人は、足りない部分に 目がいくものです。 子どもに対しても、 ここが

          子どもの心を開く「聴き方」のコツ

          外では良い子、家ではワガママ

          ネットで見つけたお悩みについて わたしなりに考えてみます。 外では良い子、家ではワガママ 息子さんは、外ではいい子なのに 家では否定的、とのこと。 「なぜ、親の言うことを 聞かなければいけないのか」 と言われて、 もしかしたら、この親御さんは 戸惑われているのかも しれません。 でもわたしから見ると、 外で良い子で、 家で親と対立するのは (ちょっと親には 大変かもしれませんが)、 むしろ良いことだと思います。 なぜなら、子どもは 「安心して親に反抗できている」

          外では良い子、家ではワガママ